朗報?鶏肉好きの女性は胃がんリスク低下の最新研究、あきらめないオンラインから | 生死に直結!がん情報は最新が必須!「月刊がんでも生きる」を発行するヒデさん日誌

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日系報道機関、経済通信社トムソンロイターを経て情報会社営み
つぶやき中。英語と中国語はやや自信。がんや健康問題を15年以上、取材、出版物多数。海外、エビデンスを重視した最新情報満載の「月刊がんでも生きる」を発行中。ウォーキングなどがんの非薬物療法も探求。

 肉類を多く摂取すると、大腸がんや乳がんのリスクが上昇するとの研究結果が近年、相次いで発表されていますが、胃がんはどうか?本ブログでたびたび取り上げている、国立がん研究センターらの複合グループ、多目的コホート研究が昨年(2021年)末に、「日本人を対象」とした最新研究結果を発表しています。

 

 結論からいえば、総摂取量が多くても有意なリスク上昇は確認されなかった。

 ただ、女性に関していえば、同じ肉類でも、鶏肉好きの女性の方が胃がんリスクが低下するとのこと。

 

 牛、豚、羊など四つ足動物の筋肉(内臓類はほぼなし)には、「ヘム」という発がん物質が含まれまれています。

 一方、鶏肉には含まれていません。この差が素直に「胃がんリスク」にも反映しているということでしょうか。ただ、男性のリスクも減少するはず…。もしかしたら、喫煙や塩分好き、飲酒など他の要因が「妨害」しているのかもしれませんね。

 

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