子宮頸がんの古村比呂さんが、対談動画をユーチューブにアップされた日本医科大学武蔵小杉病院の腫瘍内科部長、勝俣範之先生がおっしゃられていましたね。
「先端治療と標準治療という言葉を並べて聞くと、標準治療は、並みの治療に聞こえてしまいます。このため、つい、先端治療という言葉に飛びつきたくなる」。
そうですね、焼き肉屋さんで、「カルビの上」「カルビの並み」がメニューに記載されていると、つい、奮発して「カルビの上」を注文したくなります。
がんの標準治療は、臨床試験を積み重ね、「強い科学的エビデンス(根拠)」を確認した、「最新の治療」が日々、追加、更新された、「最新、最上、最高」の治療でございます。勝俣先生の呼びかけを強く、留意したいものです。
それにしても、インターネットの世界、「〇〇がん」などと検索すると、トップページの最初に、「先端治療!」のクリニックさんの広告がずらりと並び、その後に、標準治療の解説ページが続くのは…、困ったことでございます。
やや、孤軍奮闘ぎみのイケメン、勝俣範之先生、がんばれ!