昨日(21日)夜、NHKの健康情報バラエティ番組「ガッテン!」が、「痩せる油」の特集を組まれていましたね。
前半は、アザラシの油のダイエット効果を延々と放送し、後半に入ると、「でも、一般の家庭では手に入りませんよね?」という展開になり、同じ分類ということで、「えごま油」、そして「アマニ(亜麻仁)油」が紹介されていました。
本ブログでも何度か取り上げていますが、魚、とくにイワシ、サンマ、サバなど青魚に豊富な油、「オメガ3脂肪酸」は、「血液サラサラ効果」があります。一方、サラダ油、コーン油、ごま油などは、オメガ6脂肪酸に分類され、「血液凝固効果」があります。いずれも、体内で造成することはできず、外部からの摂取が必要な、いわゆる「必須脂肪酸」と呼ばれています。
現代人にとって圧倒的に摂取量が少ないのが、「オメガ3脂肪酸」であり、「1日の食事の中で、スプーン小さじ1杯のえごま油、またはアマニ油を足す」ことが、番組で推奨されておりました。
えごま油、、アマニ油、いずれもサラダ油に比べれば、かなり高い油ですが、1ヵ月で「1000円前後」で済むなら、ライザップよりは、かなりお安くつきそうですね。本日から、スーパー各社の売り上げが伸びそうでございます。
まあ、私としては、「タンパク質」も同時に摂取できる、魚、とくに青魚を頻繁に食する方をお勧めいたしますが。
なお、昨夜の番組内でも最終盤にちらりと触れておりましたが、「オメガ3脂肪酸」には、「脳」に対してもいい効果があるのではという研究成果が出始めております。多くの現代人が不足しているのは確実なので、とにかく「意識」したいものです。