昨日(19日)、BS1で放送されたスペインのTVEテレビを視聴していると、スペインの女性研究者による、「午後9時半以降に夕食を摂ると、乳がんと前立腺がんのリスクが20%超高まる」という、スペイン人を対象とした研究結果が紹介されていた。
スペインに一度でも旅行された方は、驚いたはずだ。「かなり遅い夜」になって、スペインの街中が一気に盛り上がることを…。
暑い日中は少し休息して昼寝する「シエスタ」という習慣がスペインなど南欧にある。そして、日中の暑い空気がようやく冷え始める午後7~8時ごろから、飲食店の灯りがともり、午後10時ごろになると、「お祭り?」と感じるくらい、多くの人々が飲食を楽しまれている。
こうした「夜更かし」の傾向が高いスペイン人の生活習慣が、乳がんと前立腺がんという、同国でとくに多いがんのリスク因子となっている可能性が高いと、女性研究者は指摘したのだ。
「遅めの夕食」「夜更かし」の傾向は、現代日本人においても顕著となっている。午後9時、10時ごろに、近隣のイオンを覗いてみると、いつも「人、人、人」である。残業を終えたサラリーマン、OL、塾帰りの学生さんなどが、お惣菜売り場に群がり、値引きシールが張られたお弁当類を、買い物かごに入れている。ということは、実際に食するのは、午後10時半、11時~?。
肉食志向だけではなく、「遅めの夕食」という食習慣、生活習慣も、日本人の間で、乳がんや前立腺がん、さらに大腸がんなど、欧米に多いがんが増えている背景と思わざるをえない。そんな、スペイン発の最新研究でございました。