今月開催された、米国がん研究会議年次集会(AACR2018)で発表されたニボルマブ(オプジーボ)とイピリムマブ(ヤーボイ)を同時併用する第Ⅲ相臨床試験の結果が発表され、多くの進行性非小細胞肺がんの一次治療で、従来の標準化学療法を大幅に上回る生存期間、有意性が認められたとのこと。
小野薬品工業の免疫チェックポイント阻害薬、ニボルマブは、現在、「従来の化学治療を受けた切除不能」の肺がん、一部胃がんなどについて承認されているが、有意性が出る患者は、15%前後とされている。
「一次治療」で、現在の標準化学療法より、有意ということであれば、この15%という数字はさらに大幅に拡大する可能性が高い。
ネックなのは、相変わらずの「高額な薬価」。中国での承認もじわりと近づきつつある感があり、さらなる「大幅値下げ」は必須だ。
それにしても今年に入っての、がん治療の進展情報、医療現場がついていけないほど、更新頻度が上昇し続けている。
