本日(11日)のTBS系の朝の情報番組「あさチャン!」でも取り上げていましたね。
日常的な睡眠不足が続く、いわゆる「睡眠負債」を抱えると、「乳がん」や「認知症」のリスクが高まるという警鐘を鳴らしておりました。
この「睡眠負債」、NHKさんが、本年6月に、「睡眠負債が危ない ちょっと寝不足が命を縮める」と題したNHKスペシャルを放送し、ちょっとした話題になっていました。
同番組では、東北大が約2万5000人の日本人女性を対象とした大規模な調査では、睡眠時間が7時間の女性に対し、睡眠時間が6時間(以下含む)の女性は乳がんリスクが1.6倍も高まることがわかったと紹介されていました。
さらにスタンフォード大学の研究では、働き盛りの時期に十分な睡眠時間を確保されていない方は、数十年後に認知症を発症する確率が高まることがわかったとのこと。
うーむ、「睡眠」に関しては、「足りている」「足りていない」は、個人差が大きいと考えられ、一概に、「7時間なら」「6時間以下なら」と区分けするのは、やや乱暴な感があります。
ただ、睡眠不足が免疫力の低下につながり、男性では、「前立腺がん」、女性では「乳がん」のリスクが高まるとの研究成果が、欧米で複数発表されていることは確かです。
働き盛りの女性、さらに子育て世代のママさんも、「夜泣き」への対応などから睡眠不足になりがちです。わずかな時間でも、「昼寝」するなどを試してみたいものです。
なお、自らが「睡眠負債」を抱えているかどうかは、「目をつぶって、30秒間片足立ち」できるかどうかが目安になるとのこと。トライされてみてください。
NHKさんも、チェックできる特別サイトを設けておりますが、質問項目が多く、やや面倒です。