子宮頚がんが肺に転移、坂井泉水さんの命日到来、彼女の死因は転落?いややっぱり… | 「がんは必ず完治する病気」となる日まで取材を続けるヒデさん日誌

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 早いものだ。本日5月27日は、「ZARD」のボーカルだった坂井泉水さんの命日。亡くなった2007年からもう8年も経過したなんて。

 坂井さんは、入院していた慶応義塾大学病院で、2007年5月26日に、腰かけていた手すりから転落し、頸椎骨折し、翌27日に死去された。40歳だった。警察は、「事故」と「自殺」の両面で調べたが、結論は「事故」。つまり、坂井さんの死因は、厚生労働省の人口動態調査統計では、「転落」に分類されたはずだ。

 「転倒・転落」は、2012年の厚生労働省人口動態調査統計に基づいて編集された小社近刊「日本人の死因2014年版」では、32位の死因であり、2012年には、7761人が亡くなったことになっている。しかし、「転倒・転落」と分類された方にも、「自殺」、そして「自殺に近い」性格で亡くなった方が隠されているのではと私は推察している。

 坂井さんは、2006年に子宮頚がんが判明し、全摘出手術を受け、いったんは現場復帰を果たしている。だが、翌07年3月に肺への転移が診断され、4月から治療のため入退院を繰り返していたとのこと(慶応義塾大学病院は、虎ノ門病院と並んで、「有名人ご用達」)。

 全摘出手術まで受けたのに、わずか1年で「転移」。しかも最も深刻な部位といえる肺へとは…。坂井さんの受けたショックは計り知れない。先が見えない状態となった坂井さんは、虚ろな気持ちで、手すりに腰かけていたのではなかろうか。

 坂井さんの直接の死因は「転落」といえるが、間接的、そして実質的な死因は、やはり「がん」といえるのではなかろうか。
 とにかく、「再発、転移」しても、根治に結びつく、がん医療の進歩を改めて祈りたい。

 坂井さん、「負けないで」は、この国で不滅の曲となっていますよ!