昨日(5月4日)夜にフジテレビ系で放送された「ワンダフルライフ」に登場された大塚範一さん(65)、抗がん剤治療の副作用によって顔面が膨らむムーンフェイス症に苦しむ姿を、あえて「テレビ画面」にさらした勇気に敬意を表したい。そして、放送された、闘病、リハビリ生活に粘り強く取り組む姿にも感動させられた。
2011年11月に急性リンパ性白血病を発症し、そのまま入院、翌年3月に「めざましテレビ」を正式に降板された大塚さんの最大のピンチは、同年7月に感染症の一つのヘルペスウイルスに襲われ、手足、胸などの激痛に苦しんだ時だったとのこと。やはり、「がん」、そしてその「治療」において、最も大きなリスクが感染症であることを改めて示唆していたといっていい。大塚さん同様、白血病発症→いったんの完治→再発をたどった、歌舞伎役者の市川団十郎さんも、最後は「肺炎」という代表的な感染症で亡くなられている。
大塚さんは、白血病根治を目指す「臍帯血(さいたいけつ)移植」という、へその緒にある血液の元になる細胞を移植する手術を受け、「より病気をコントロールしやすい(抗がん剤治療が効きやすい)段階」に入りつつあるとのこと。
「がんは5年間再発しないと、治ったことにならないからね。長いね、5年は」と、番組内でぽつりと語っていた大塚さん、なんとしても、その「長い5年」を乗り越えてもらいたいものだ。
なお、ヘルペスウイルスは、逆に「がん根治」の決め手の一つとして、「有効利用」する治療法の開発が進んでいるが、日本での実践導入はもう少し先の見通しとなっている。急ぐべし。