2024年3月17日 阪神大賞典
記憶に残る阪神大賞典のひとつに
スケルトンデザインがブームになった
2001年3月18日
このレースの勝ち馬は
菊花賞馬で前年3着
京都記念3着から臨戦の1番人気
上辺の情報だけ書くと
何の変哲もない結果
しかし
ナリタトップロードと渡辺薫彦騎手
このコンビには大きな意味があった
デビューから
皐月賞3着、ダービー2着
菊花賞制覇まで全てコンビを組んでいたが
菊花賞から7連敗
前々走の有馬記念と前走京都記念では
的場均騎手が手綱を握っていた
関東所属の的場騎手だが
1週前から栗東へ赴き
沖芳夫調教師も渡辺騎手とミーティング
ライバルであるテイエムオペラオー
その主戦騎手 和田竜二騎手とも話をした
結果は有馬記念9着
京都記念3着と勝利には至らなかったが
この阪神大賞典での勝利に
間接的だがつながるものとなっていた
沖調教師はレース後に
「渡辺を降ろしたのは
第三者の目でレースを見て欲しかったから。
的場騎手との走りから
何かをつかんでくれたと思う。
それがこの勝利につながったんだ。」
と語っている
字面だけ見ると
何の変哲もない勝利
しかし
この人馬にとっては
見えなかったものが
透明になって得ることができたからこそ
手に入れた勝利だった
2024の阪神大賞典は
プリュムドール
穴になりやすい
内枠の父サンデー系
阪神芝が得意な馬で
和田竜二騎手なら長距離で期待できる