【阪神スプリングJ】横浜フリューゲルス | 魂剣石をも切る

魂剣石をも切る

世に灯篭切りといふ。江戸時代剣聖とうたわれし一文字流神泉正宗が家康に請われ一度だけ御前にて石灯篭を一刀両断。以来三百余年剣道界に於いて幻の業とされこれを極めたるものなし。不可能を可能とする意の“魂剣石をも切る”といふことわざはこれをいふなり。

2024年3月9日 阪神スプリングJ



記憶に残る阪神スプリングJのひとつに

天皇杯の優勝を置き土産に

横浜フリューゲルスが横浜マリノスに合併

Jリーグ創設後初のチーム消滅があった年

1999年3月14日



この年のみ

今では聞き慣れたファンファーレではなく

通常の京都・阪神の重賞ファンファーレ


ジャンプグレード導入とあって

まだ障害専用のファンファーレはなかった 

そんな導入最初の

ジャンプグレードを制したのは

ファイブポインター


記念すべきレースを制した同馬は

次走に中山グランドJを選択

しかし

3番人気に押され勝ち馬メジロファラオを

追う展開も

その年の年末中山大障害を制する

2番人気ゴッドスピードと共に

大差で敗れる

そして次走帰らぬ馬に…


記念すべきレースを制した馬

記憶に残っている人は少ないかもしれないが

記録には確実に残っている



2024年の阪神スプリングJは

ニシノデイジー


マイネルグロンの相手探し感は否めないが

中山大障害で連続好走している

飛越とスタミナは無視できない

積極競馬でワンチャン