【きさらぎ賞】三部作 最終 | 魂剣石をも切る

魂剣石をも切る

世に灯篭切りといふ。江戸時代剣聖とうたわれし一文字流神泉正宗が家康に請われ一度だけ御前にて石灯篭を一刀両断。以来三百余年剣道界に於いて幻の業とされこれを極めたるものなし。不可能を可能とする意の“魂剣石をも切る”といふことわざはこれをいふなり。

2024年2月4日 きさらぎ賞



記憶に残るきさらぎ賞のひとつに

スパイダーマン ホームシリーズ

ジュラシック・ワールドと

三部作の最終作が公開された年

2022年2月6日



この時の勝ち馬は

マテンロウレオ


前の年は

ラーゴム

そしてその前は

コルテジア


その血統は

マテンロウレオ

父ハーツクライ

母サラトガヴィーナス(ブライアンズタイム)


ラーゴム

父オルフェーブル

母シュガーショック(Cady Ride)


コルテジア

父シンボリクリスエス

母シェルエメール(ジャングルポケット)



どうと言うことはない





しかし

2着馬を見ると


2020年

ストーンリッジ

父ディープインパクト

母クロウキャニオン(フレンチデピュティ)


2021年

ヨーホーレイク

父ディープインパクト

母クロウキャニオン(フレンチデピュティ)


この年2022年

ダンテスヴュー

父キングカメハメハ

母クロウキャニオン(フレンチデピュティ)



最後は父を変えて

母クロウキャニオンが

3年連続2着



3歳限定重賞に3年連続送り込むこと

それ自体凄いのだが

3年連続2着

珍しい記録



クロウキャニオンは

母としてダンテスヴューまで

13頭連続勝ち上がり

成長力に欠けるかもしれないが

カミノタサハラが弥生賞を勝ち

ベルキャニオンがプリンシパルSを勝ち

G1勝てないまでも

POGとして優秀だったが

ダンテスヴューを最後に未勝利馬ばかり

残されたラブリーデイ産駒には

ぜひきさらぎ賞を勝って欲しいものである



2024年のきさらぎ賞は

ブエナオンダ


新馬戦では加速ラップを

最速の上がりで完勝

外回りに変わり

鞍上に京都が庭の武豊騎手なら