世紀末の絶対王朝 | 魂剣石をも切る

魂剣石をも切る

世に灯篭切りといふ。江戸時代剣聖とうたわれし一文字流神泉正宗が家康に請われ一度だけ御前にて石灯篭を一刀両断。以来三百余年剣道界に於いて幻の業とされこれを極めたるものなし。不可能を可能とする意の“魂剣石をも切る”といふことわざはこれをいふなり。

4歳時に皐月賞優勝も

その後はG1で惜敗続き


後の強さを隠していた名馬は

年が明けて覚醒する


ナリタトップロード・ラスカルスズカとの

三強対決を快勝した

天皇賞(春)で「一強」を宣言


雨の宝塚記念V


そこからはもう止まらない


夏を越して天皇賞春秋連覇

ジャパンカップ、有馬記念も制覇する


距離もペースも

回りも馬場も不問

包囲網のような馬群も突き抜けた


史上初の

古馬中長距離G1完全制覇を

1年で達成


いまだその殊勲は

この馬だけの偉業のままだ

 ※大阪杯G1昇格前  ※馬齢表記は当時








なんの話って



JRAのカレンダー


1月が

テイエムオペラオーなんだ

…と思いつつ

G1も今や12以上あるし

毎月G1あるわけではないので

どの月にどの馬って難しいんだろうが


なんらかの理由はあるだろう

(適当ってことぁないよね…)



昨年が


シンボリルドルフ


この2頭って

なんとなくキャラクターが似てる…

と個人的に思う


全盛期の完全感というか

正攻法の脚質というか

イイ意味での面白みのなさというか


手順通りを

普通を

極めた感が…