【菊花賞】全国銀行データ通信システム | 魂剣石をも切る

魂剣石をも切る

世に灯篭切りといふ。江戸時代剣聖とうたわれし一文字流神泉正宗が家康に請われ一度だけ御前にて石灯篭を一刀両断。以来三百余年剣道界に於いて幻の業とされこれを極めたるものなし。不可能を可能とする意の“魂剣石をも切る”といふことわざはこれをいふなり。

2023年10月22日 菊花賞



記憶に残る菊花賞のひとつに

1973年11月11日



リアルで見ている年齢ではないが

今年はタスティエーラが菊花賞参戦


2014年ワンアンドオンリー以来


皐月賞馬ソールオリエンスも参戦し

皐月賞馬 vs ダービー馬

それはエアシャカールvsアグネスフライト以来



そしてダービー+菊花賞の二冠馬達成なら

1973年のタケホープ以来



そのタケホープは新馬勝ちするもの

それ以降2歳(現年齢表記)は未勝利

年明け若竹賞をかち200万下卒業

東京4歳S、弥生賞と連敗し皐月賞を断念

500万下の東京中距離Sを勝ちダービーへ


ダービーは28頭立ての馬番21番で9番人気ながら

9連勝中のアイドルホース

皐月賞馬ハイセイコーを3着に下し優勝



秋は京都新聞杯で始動するも8着

そのレースはハイセイコーも2着に敗れていた


しかし本番菊花賞は6番人気ながら

島田功騎手の骨折により

乗り替わった武邦彦騎手により

二冠馬となった


今年のタスティエーラは

ダービーからの直行ローテ

昔に比べ直行ローテも多くなったが

ダービーから直行で菊花賞を制した馬いない



先日タケホープの年に作られた

全銀システムの安全が崩れたが

多くのジンクスを跳ね除け

二冠馬は生まれるのだろうか?



ちなみに

タケホープの年は

ダービーと菊花賞の3着以内は

イチフジイサミを加えて同じだった

(ダービー4着のホウシュウエイトは皐月賞3着)


リビアングラス

母のディルガは

忘れな草賞勝ち馬で

2000m以上で馬券に入っていて

2600mでも好走のある牝馬

ニジンスキーが母系に流れる

キズナ産駒はディープボンドと似た構成

京都新馬杯は3着だが

勝ち馬サトノグランツとタイム差なしで

大外だった

今回はこちらが内で

スローペースになりそうな長距離なら

前に行ける脚質からも有利になる