【新潟記念】米中国交樹立 | 魂剣石をも切る

魂剣石をも切る

世に灯篭切りといふ。江戸時代剣聖とうたわれし一文字流神泉正宗が家康に請われ一度だけ御前にて石灯篭を一刀両断。以来三百余年剣道界に於いて幻の業とされこれを極めたるものなし。不可能を可能とする意の“魂剣石をも切る”といふことわざはこれをいふなり。

2023年9月3日 新潟記念




記憶に残る新潟記念のひとつに

1979年8月26日





この年

アメリカ合衆国と中華人民共和国が

国交を樹立し

鄧小平氏が訪米した


その年の新潟記念の勝ち馬

ホオカノは

日本出身馬で初の

アメリカで種牡馬になった馬である



ホオカノのオープンでの勝ち鞍は

この新潟記念のみで

「新潟記念を買ったぐらいでは馬肉になる」

そう聞いた馬主が

アメリカへ移送

アメリカでも勝ち鞍を上げることは

できなかったが

種牡馬としては無事に

レイジーダブルハート牧場へ辿り着いた



馬主の滝谷守氏は

ハワイ出身力士のさきがけ

高見山関の後援会長をしていたこともあり

アメリカへ目を向けれる人物だった

のかもしれない


2023年の新潟記念は

グランオフィシェ

前走はスタート後に寄られて

後方追走で大敗

大敗の後に好走のある馬で

キングカメハメハ系は

このレースで相性が良い

このレースは近年外枠が良いが

この馬自身は内枠での好走が多く

14頭立て以下で馬券圏外がなく

この頭数なら