ボンジュール、マーボーです
水を蛇口から直飲みしていた時代の生き残りの者です。
愛媛ではポンジュース、青森ではリンゴジュース、香川はうどんだし、静岡はお茶が蛇口から出てくるってホントですか。手を洗う時とか不便ですね。
皆さんこのマンガを知っていますか、吉田貴司著 「やれたかも委員会」
このサイトで何話か無料で見れるので読んでみてください。
なにをやれたかもって、SOXだよ
この漫画ではいっさい濡れ場のシーンはありません。(濡れ場ってめっちゃセンスのいい言葉ですよね。考えた人天才だな)やれたかもなので誰もやれてません。
やるまでの葛藤や焦燥に着目し、人間の儚さや不条理さが描かれています。
人生にとって一番大切かもしれない、『やれるかも』という永遠の様な一瞬。
世界よ刮目せよ、これが日本の身の丈主義だ。
どんなイケメンにも童貞の時期は必ずあります。福O雅治にも、AROSHIにも、竹O涼真にも、
橋幸夫にだって。
ご多分にもれず僕にだって。そんな少年の日々を思い出すマンガです。
●中学時代
同じ班に振り分けられたこともあり、谷本さんと僕はすぐ仲良くなりました。
当時谷本さんはシャ乱Qが好きだったので、僕は「はたけさん」というあだなで呼ばれるようになりました。
この時僕はもちろん童貞を満喫していました。98%ぐらいの男子が童貞だったと思います。
ある日先生に呼び出され帰るのが遅くなり一人で下駄箱に行くと、たまたま谷本さんがいました。
空はすでに焼け終わっていて真っ暗でした。
「はたけさん、チャリだよね。途中まで乗けてって」
複数で帰ったことはありましたが、谷本さんと2人で帰るのは初めてでした。
当時はこういうのを自転車に付けて2人乗りしてました。(これ何て名前)
何の話をしていたか思い出せませんが急に谷本さんが
「はたけさんってキスしたことあんの」
僕はぶっきらぼうに「ねえよ」と答えました。
「え~、はたけさんって中1の時野田さんと付き合ってたんでしょ」
野田さんとは中1の時僕に告白してくれた奇特な女子です。僕も好きでした。
しかし僕は童貞をこじらせていたので素直にOKを言えず、付き合うことはありませんでした。
「付き合ってねえし」ちょっと怒ったように僕は言いました。
「そうなんだ、わりい、わりい。みんなそう思ってるよ」
「どうでもいいよ」ぶっきらぼうな僕。
「なら、好きな人とかいないの」
「今はいない」本当は同じクラスの柳澤さんの事が好きでした。
「じゃあ、私とキスしてみる」
谷本さんが何を言っているのか理解することができませんでしたということはなく、すぐに心臓がでたらめに動き出しました。
「おめえとはしねえよ、ブス」僕は恥ずかしくなって言いました。
心臓はまだでたらめに動いていました。
谷本さんは笑いながら言いました。「うるせえ、冗談だよブス」
以上が、僕の知るすべてです。
にほんブログ村 押してください。よろしくお願いします。
![]() |
やれたかも委員会 1巻
Amazon |