行動科学とは、人間はどのような状況で、どのような行動をとるのか、それはなぜか、といった事を研究する学問を言う。
人間の行動の研究のために、心理学、生物学、社会学、政治学、経済学の間の境界線を破り、学術的なアプローチを推進し、人間行動の一般法則を解明しようとするものである。
科学的管理法、人間関係論も、人間はいかなる状況のときに能率よく働くかという意味でモチベーションを研究対象としてきた。
しかし、科学的管理法は合理性を追求をしたが人間性への関心は薄かった。
人間関係論は人間性の追及はなされたものの、公式組織における経済目的の達成への関心が薄かった。
いずれも、課題を完全に解決する理論ではなく、これらの理論を統合させてでてきたものが、行動科学のモチベーション理論である。
現在も充分に活用される理論であるが、状況適応理論によって部分的に否定されつつある。
行動科学のモチベーション理論
1.マズローの欲求5段階説
2.マグレガーのX理論・Y理論
3.ハーズバーグの動機づけ・衛生理論
4.アージリスの未成熟・成熟理論
5.ブルーム、ポーター&ローラーの期待理論
これら5つは代表的な理論から、個々人の異なった価値観や制度としての仕組みなど、その組織に最も適したものを創り上げる必要があることを理解することが出来る。