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ルーンマジック店長のMEGUです!
今日は、「北欧神話」とそれにまつわるお隣フィンランドの神話についてお話ししたいと思います。
北欧神話はすでに世界中で知られるほどの人気を誇っていますが、意外なことに、フィンランドとはあまりつながりがなかったんです!
その背景や理由について、ちょっと掘り下げてみましょう。
北欧神話を信仰していた人々
前回もお話しましたが、北欧神話の神々を信仰していたのは、主にスカンジナビア半島を中心とする地域に住む人々でした。
具体的には、「インド・ヨーロッパ語族(ゲルマン語派)」に属するノルウェー、デンマーク、アイスランドの人々が挙げられます。
彼らはそれぞれ少しずつ異なる文化や言語を持ちながらも、オーディンやトールといった神々を共通して崇めていました。
一方、近くに位置するフィンランドでは、北欧神話はほとんど共有されていませんでした。
これ、ちょっと意外じゃないですか?
フィンランドの神話「カレワラ」とは?
フィンランドでは、北欧神話とは別に独自の神話体系が発展しました。
その代表的なものが、「カレワラ」という叙事詩です。
「カレワラ」とはフィンランド民族の創造神話や英雄譚をまとめた作品で、19世紀に編纂されました。
フィンランドの神話は、北欧神話のようなオーディンやトールといった戦士的な神々とは少し趣が異なります。
自然崇拝や精霊信仰が中心で、たとえば森や湖、空といった自然そのものが神秘的な存在として描かれます。
登場人物も魔法使いや詩人、農夫など、どこか親しみやすいキャラクターが多いのが特徴です。
北欧神話とフィンランド神話が交わらなかった理由
では、なぜこんなにも近い地域であるにもかかわらず、フィンランドでは北欧神話が広まらなかったのでしょうか?
それは、言語形態と民族の違いが大きな要因とされています。
- 北欧神話を信仰していた人々:インド・ヨーロッパ語族(ゲルマン語派)
- フィンランドの人々:ウラル語族(フィン・ウゴル語派)
言語や文化的な背景が大きく異なっていたため、神話や信仰もそれぞれ独自に発展したと考えられています。
現代で世界中に広まる北欧神話
現在では、北欧神話はその壮大な物語や個性的な神々のおかげで、世界中で知られる存在となっています。特に、日本でも「ルーン文字」や「ルーン占い」といったコンテンツや書物がたくさんありますよね。
私も占いをしてみたことがあるんですが、神秘的でワクワクしました!
一方、フィンランドの神話「カレワラ」も静かに注目を集めています。
フィンランド語という特異性もあって、日本ではまだ知られていない部分も多いですが、フィンランドの自然や文化を知るうえでとても魅力的です。
北欧神話とフィンランド神話、それぞれ全く違う背景を持ちながら、どちらもユニークで奥深い世界を私たちに提供してくれます。
近くにありながら交わらなかった二つの神話が、いまや世界中で愛されるというのは、なんだか不思議で面白いですよね♪