先日北海道に行った時に、私が住んでいた頃とは全く違う町並みになっていたのですが...

何かがなくなって、新しい物になっている事はわかるんだけど、前何があったかは思い出せないんです。

18年間も住んでいて、毎日のように見ていた景色なのに。

すっごくショックでした。
なくなった事がショックではなく、なくなったものを思い出せない私にショックを受けました。

人間もそうなんでしょうか。

いなくなった人(いろいろな意味があると思いますが)がいる事はわかるんだけど、どんな人だったか、名前も顔も思い出せない、そんな人いるんでしょうか。

少なくとも私はそうなりたくないと強く思いました。

もしかすると、良い人で生きれば生きるほど、誰の印象にも残らず、ふーーーっといなくなっても、だれも気づかないんではないんでしょうか。

ちょっと癖があって面倒な人の方が「面倒だな~」とは思われつつも、いなくなったらどこか寂しい気分になったりするのではないでしょうか。


誰かを理解すると、自分を推せなくなる、自分を推せなくなると、相手には自分側の人間として認識されてとけ込んでしまって。

そんなことみんなにしてったら、みんなにとけ込んでしまって私がいなくなるんじゃないでしょうか。


正直、溶け込む事はものすごく簡単です。
味方ですよ、と示す事はとても容易いことです。
あなたと違う感じ方、考え方をしています、そういう事の方が難しいです。
でも、そう言えるほうが最終的には信頼できる奴になるんです。

 
とは思っているんですが、
八方な私でもちゃんと深く理解してもらっている方々もいるとおもうのです。
そう信じてるんですけど...どうなんだろう。



そんな話を昨日のてくてくTVで収録しました。
使われるかな?
わかんないけど、私なりに考えた事を話しました。