さて、3日目の後半は女川観光と荒浜地区の見学をさせて頂きました!

まずは、女川、かまぼこの高政への工場見学!
こちらの工場は、被災はしたものの、建物自体は無事で、営業を続けられたそうです。
今も女川や近隣地域の雇用の場としても大活躍されているようですよ!







かまぼこ、ぼこ、ぼこ♪
工場見学大好きなRuneは超ご機嫌♡笑
試食もできて、さらにご機嫌♡

高政、工場見学のあとは、マリンパル女川へ。
このマリンパル女川って、震災前は女川港の真ん前にあったんだけども、
震災で流されてしまったため、内陸に移動して営業を再開したとのこと。

新鮮な魚介がずらり!!
カキ、ホタテ、めちゃうま。
ビールがすすむ、すすむ。







こんな感じで女川を知り、楽しんだ後、次なる目的地へ。
女川、本当にまたすぐにでも行きたい。笑

次なる目的地というのは、仙台市内でも壊滅的な被害をうけた荒浜地区。

何故ここかというと...

今回のツアーを組んで下さったゲットライブリーの方でもあり、運転をしてくださった方でもある、Sさん。
Sさんは、まさに津波に流され、約12時間漂い、救出された、本当に壮絶な体験をされた方でした。そんなSさんが被害を受けたのがこの荒浜でした。

ずっと....
きっと、津波の被害を受けた方の中には、津波に飲まれ、命からがら助かった方も多いんだろうな...と思っていた私でしたが、まさにそんな方にお話を伺えるとは思ってもみなくて、さらに、現地に足を運べるとも思っていなくて...本当に貴重でありがたい体験でした。


荒浜地区についたと同時に、その殺伐とした風景に圧倒されました。
何もないんです。
でも、ただ何もない訳ではなくて、そこにはかつて沢山の生活や思い、愛があった場所である「何か」を感じずにいられませんでした。


沢山の児童が流されたという小学校も見させて頂いたのですが、正直....なんだか、なんとも言えない想いがこみ上げました。
なんて言っていいのかわからないのですが...
それは、無念だったろうなと...。
これから何十年も未来が有ったはずの子供達の命が絶たれたのかと思うと、本当に...心が締め付けられました。


改めて自然の恐ろしさを感じたとともに、
災害時、冷静な正しい判断をすることの大切さを感じました。


自然災害が起こるのは、仕方のないことなのかもしれません。
でも、だからといって人の命がそれで奪われることも仕方ないことではないと思います。
情報収集、判断、行動、普段からの心構え、色んな事で、命を落とさずに生きる事も可能だということをSさんから教わりました。

本当にありがたかったです。
きっと、話す事も辛かったと思うのですが、そこまでの思いで話して頂いた事を私は無駄にしてはならないと思いました。
なので、このブログを読んで頂いた方も、是非、改めて災害時への心構えや、避難の準備など...今からできる、命を守ることについて是非考えて頂けたらありがたいです。

Sさん、本当にありがとうございました。

荒浜を後にした私たちは帰路につきました。



.....帰路についたはいいんですが、なんて言ってもGWまっただ中!
渋滞。。。渋滞。。。
食っちゃ寝、食っちゃ寝、を繰り返す事数十回。←それは言い過ぎだw
21:30ころ東京駅到着♪

本当に今回の活動は、沢山の学びと、楽しさを与えて頂きました。
誘って頂いた、岡さん、そして、企画して頂いたゲットライブリーの皆様、その他にも、ご尽力頂いた皆様、ありがとうございました!

ということで、女川例大祭御神輿担ぎに行くの巻。これにて終了!!
ご清聴、ありがとうございました~!!