きのうのライブはアンコール以外全て自分で作詞、作曲したものでした。

ライブをやっていると、作っている時とはまた別の視点で1曲1曲に向き合っているような感じがします。

それは、スタジオでこもって作っているときとは全く違う感覚です。

聞いて頂いている皆さんの表情や、目に見えないものを感じながら...
とかいうと気持ち悪がれるかもだけど、でも、本当にあるんですよね、そういうの。

ステージ上から見えるなんか、なんてんだろ。

空気というか....空気よりももっと具象化されたなにかが。

しかもそれは、きちんと自分が集中していないと、逆に不安になって私を襲う時も有ります。



その何かを感じつつ、曲のイメージ、私のなかに流れる映像、記憶、想いを重ねながら全力で歌うと、本当にたまにですが、胸が一杯になって、苦しくなるときがあります。

あ、悪い意味じゃなくて、すごく良い意味で。

特にそれを感じる曲が何曲か私のオリジナル曲の中には有って、その曲達をうたった後は....
放心するというか、走馬灯のように何かが走って、去って行ったような、そんな感覚になります。



私は何を伝えたいのか...

私の考え方としては、それぞれの捉え方でそれぞれのイメージを抱いて聞いて頂けたらと想っています。

ただ、一つだけ、曲を聞いた後に残るかすかな感情や情緒を共有したいな、といつも思います。

だから歌い方、声、表情....その他全て....それらを駆使して一緒に共有したいと思っています。



昨日のライブ、この花が枯れる前にを歌っている時、もう今にも泣き出しそうな表情で見て頂いている方が何名もいらっしゃって...

君へのエールを歌っているときは、キラキラした目で見ている方、歌っている方がいらっしゃって....

本当にうれしかったです。

マックのバイトしているときに言われたこと、今でも忘れません。

「笑顔は人も笑顔にするんだよ」

この言葉通りだなと。

これからも、沢山の感情を皆さんと共有していきたいなと思っています。

また、ライブやりますので、是非来て下さいね。