今日のタクシーの運転手さん、面白かった。

車に防犯シードみたいなのはいっさい付けず、髪の毛はアフロヘア、返事をすれば「はいよ」。

足をこれ以上無理って位広げながら運転してる。

おりるときも「ありがとう」はいっさいなし。


そんな運ちゃんを見ながら考えたのは、彼は相当強い人間なのかもしれないということ。

そして、色々考えた末、私が考えだした一つの私の思考の法則を紹介させてほしい。

それは

「裏返しの理解」

ということ。



例えば、とある女子が...

「私って人見知りで....」

って初めて会う人間に言うとする。

私がその相手だった場合、かなり警戒する。

だって、本物の人見知りだったらそんなこと初めて見知った相手に言えるはずが無い。

本当の人見知りは、相手の調子を伺いながら、それに合わせるのが、人見知りだと思うから。

そして、結果的に八方美人になる。

それぞれに合わそうとするから。

要は、八方美人予備軍が「人見知り」だという認識を持っている。

それが自分だから。


よって、初めて見知った相手に自分が人見知りだという事を言えてしまうのは、本当に人見知りではないと思ってしまう。

それが私。


本当の人見知りについて、私が定義する権利があるのか否かは別問題として。

あくまでも、私見。


例えば、「私ってMなのー」という人間が居るとする。


それも信用ならない。


まぁ、説明しようと思うと、長くなるし、言葉を選ばなければならないので、割愛するけど.........


それも疑い深い。


例えば、「私って料理じょうずなのー」という人間が居るとする。


それも信用ならない。


というか、実際そうなんだとしても、自分で言ってしまっていることによって、それが信じられなくなる。


.....要は、私は心で見たものしか信じられないんだと思う。

自分の中身を自分の言葉で説明しようとすること、それは時として必要なのかもしれない。

そして、役割的には必要なのかもしれない。

でも、自分はその役割ではないし、体で示したいと思う。




....とおもってしまう自分はなんてひねくれているんだ、と思った訳です。


全部裏返し。


裏返すことが、頭よいと思っているんだろうか。


幸せだと思っているんだろうか。

「恥ずかしくなるくらい素直になってみたら?」

いつかみた「おひとりさま」というドラマでそんな事を言っていた。

あのドラマは本当に私の心を全て知っているというか...そんな感じのドラマで...。


あ、


そんな事はどうでもよくて。


つまりは、素直になれない自分が居るのが、最近本当に嫌になるという話でした。


昔からそう。

まず、素直って何なんだ。