100㎞・71㎞組と別れて、3㎞ほど走ると75㎞地点の2つめのコース上荷物預け場所“本栖湖県営駐車場”に到着。
12:36。12時には到着しておきたかったが仕方がない。
ここで、チームのNEWウェアに着替える。
UVカット機能もあるファイティンの“メタックスEXスプレー”を首、腕、足にかける。
「ここから、まだ、あと43㎞か~。フル1本じゃん。」と思いつつも、更衣室で一緒だった女性と「ギリギリかもしれないけど、ここまで来たら、なんとか完走しましょう!」と言葉を交わした。
ここでも荷物に入れていたOS-1ゼリーを片手に握りしめて、先に更衣室テントを出た。
再スタートする前に、この時点では疲労感はあっても、どこにも“痛み”はなかったが、一応、痛み止めと胃薬と芍薬甘草湯を飲んでおいた。
本当はトイレに行きたかったが、行ったらつりそうな気がして我慢した。
エイドを出発するときに、後でもう一度通るので、ゼッケンにチェックを付けてもらった。
ここから、本栖湖を1周して再度このエイドに戻るのだが、約12㎞ある。本栖湖は大きい。
そして5つめの本栖湖が見えてきた。
本栖湖は118㎞のランナーだけなので、ぐっとランナーの数が減る。このエリアでは「お互いがんばりましょう!」と話しかけてくれる人が多かった気がした。「熊本からですか?」と2013年の熊本城マラソンのTシャツで走っていた神奈川のランナーも話しかけてくれた。
《1000円札の富士山》の絵はこの本栖湖からの風景。そのポイントに到着すると、大会ボランティアの方が「写真を撮りましょう!」と声をかけてくれ、その時できた精一杯の笑顔を作ってみた。
ここを過ぎると、気温は一番高い時間帯になるのだけど、実は木陰が多くなってきて、覚悟していたよりは暑さは感じなかった。でも、きついものはきついし、やっぱり暑い。更に脱水なのか低血糖なのか、手がしびれてきた感じがでてきた。「歩きたい」。だけど「ラストに8㎞くらい続くのぼりを考えると、100kmの地点で3時間は残しておきたい。」せめて100㎞までは歩かないぞ!と心に決める。もちろん、それまでも、ちょいちょい歩いてはいたけど、そう逆算してからはエイドでは止まっても、進む時には歩かなかった。
更に、今度は両足首あたりが痛くなってきた。
こんなところが痛くなったのは初めてだ。
私設エイドでエアーサロンパスが置いてあったので、借りようと思ったが、スルーしてしまい、あとでちょっと後悔。
再び“本栖湖県営駐車場”に到着。14:20。
ここから残り31㎞くらい。
とにかく前に進まなければだけど、ここから先は長いのぼりもある。キロ8でもいい!と、とにかく走っているつもりで前に進んだ。
途中の私設エイドで、冷却スプレーをお借りして、両足首にかけた。少しは紛れたかも?!
90.5㎞のエイドでも、爽やか青年に「がんばって完走しましょう!」と話しかけられ、元気をもらって再スタート。
ここからも緩いのぼりが続くが“青木ヶ原樹海”の道路標識を何度か見ながら、なんとか歩くことなく進み(さっきの青年も途中で抜いてしまい)、100kmをスタートからちょうど12時間で通過。
しかし、まだ18㎞ある。チャレンジ富士五湖は、交通規制無し。
しかもカルデラと違って、なかなかの交通量がある道もある。観光客も多い。歩道がなく、路側帯を走るところも多い。自分がフラフラしているような気もするけど、車にひかれたらシャレにならない。飴や塩タブレットと水分で栄養補給。
エナジージェルは摂る気がしなかったが、あとで考えたら持っていた杉養蜂園のはちみつを口にすればよかったと思った。
107.8㎞地点のキューピーのおかゆエイド。
梅ドレッシングをかけたおかゆで、これは美味しかったし、しっかり食べられた!
残り10㎞くらいになって、緩く上り始める。
ここからはひたすらのぼりだ。決して走れなくはないのだけど、ここまで頑張ったからと気が緩み歩くことにした。ただ、ダラダラと歩き続けないように、50m走っては50m歩くような戦法で進んだ。
残り5㎞くらいから上りの傾斜がきつくなってきた。だけど、これも決して走れない坂ではない。カルデラに比べたら微坂だ。走ってみると意外に走れるのだけど、精神力がもたない。せめてもと力を振り絞って100m走って50m歩く戦法に切り替えてみる。
なんとか上り切ったら、ラスト2㎞はくだり。ここからは、ラストスパート。ほぼ“キロ5”で、118㎞、100㎞のランナーをごぼう抜き(笑)。これだけ走れるなら、その前からもう少しがんばっておけよ!と自分にツッコミながら。
北麓公園の入り口に戻ってくると、競技場入口まで、応援の人がたくさん待ち構えてくれていた。この花道でもごぼう抜きしながら、たぶん颯爽と駆け抜けた。放送でゼッケン番号と私の名前と「熊本からの参加です。」と紹介してくれている。そして競技場内へ。
ついに感動のゴーーール!!(撮影:emcさん)
(1秒でも早くゴールしたくて、前のランナーとかぶり、ゴールテープを切らなかったことは心残りだ。)
だが、戦いはここで終わらない。
ゴールで待っていてくれたT氏とemcさんとのチームで記念撮影を終えたあとは、19時半に出発する新宿への直行ツアーバスに乗らなくてはいけない。
余韻にひたる間もなく慌ただしくT氏と別れ、シャワーを浴びる時間も無料マッサージを受ける間もなく、「足がつるー!」と騒ぎながらバタバタと着替えて、荷物を整理し、バス乗り場へ。無事、19時20分くらいには乗り込むことができた。
また出ることがあれば、せめて17時半までにはゴールしたい。
とはいえ、118㎞の部の完走率は50%だったことを考えると、ゴールできたことに大満足の大会だった。





