成長とともに、たっちゃんの行動パターンが結構複雑化しています。


そもそも、発語がないので

たっちゃんの要望は、表情とその時出す声のトーンと、目線と

寝返りなどの体の動きを見て判断しなければならないのですが


いやーーー昨日の夜はいささか参った


赤ちゃんの頃から見続けている 「お母さんと一緒シリーズ」のビデオ

去年、担任の先生が なんとたっちゃんの持っているお宝ビデオ

(歴代のお母さんといっしょをテレビから録画したもの)

をすべて DVDにダビングしてくださって

まきもどす時間が短縮されたため すごく楽になってました。


小さい頃だったら

いつどんなビデオをかけても、ニコニコして

ごきげーーん♪になっていた彼ですが


ここ1、2年ばかりは様子がちと違います。


このビデオのこの部分が観たい

という欲求をものすごく遠回りしてこちらに伝えます。

※あらゆるDVDをかけては取り換え、にこっとしたところが当たり!

途方もなく時間がかかる気の長い作業です。


夕食のあとは、うちでの決まり事として

DVDは無し!CDで好きな音楽をかけるという行動パターンとなっていたのですが


このCD いったん 本人が「これ!」と言って気に入ってくれれば

いいのですが

これいや!! これもいや!!! やだやだやだ攻撃に入ると

これが大変なことになります。


昨日の夜は、手持ちの CDを片っ端からかけては取り換えを繰り返しているうち


「どうしておれの気持ちが1度で分からないんだーーー!」とでも言うように

大音量のやだやだ発声が続き

体に力が入りまくり、汗だくになるたっちゃん


もちろん、他の家族が見ているテレビの音声なんかとってもじゃないけど

聞き取れるもんじゃありません。

他の家族のブーイングにも負けず 

たっちゃんは負けじと ひたすら やだやだやだーーーー!発声を続け…


たぶん、自分でも体の緊張を取れなくなってしまったらしく

「これ!」という曲が見つかったときも、半分笑い、しかしまだ半泣きの状態

保冷剤をタオルでくるんで 顔や首の後ろを冷やしてやって

気持ちが落ち着いてくるのを待つと・・・・


やっと体の緊張が取れて 楽そうになりました。


たっちゃんが大人になったときには

いずれは、家族のもとを離れ一人暮らしもしくは グループホームなどで

同年代の若者と暮らしてほしいなって

その方が自然な生活だろうと

そうは考えていますが

昨日のようなことが起こると 私もちょっと不安がよぎります。


たっちゃんの生活を支援してくれるサービスはありますが

制度の中で考えたら、対応する人数はかなり限られます。

1対1対応はとてもじゃないけど無理。

昨日のような時って、いったいどうなっちゃうんだろう・・・

ほったらかしになっちゃうのかな・・・なーんて思うと やっぱり不安。

他の身体介護については何の心配もしてませんが

心や気持ちのケアの部分は、こうすれば片付くとか、これをやっておしまい

というものがないからでしょうね。


じゃあ、どうすればいいのか、その解決策はということになりますけど

親は先に死にますから

たっちゃん自身が 自分の欲求をちゃんと誰でもがわかる形で

表出することができるようになること

たぶんこれしかないんでしょうね・・・・

うーーーむ この山はいささか 高そうです。