タイのタイ語学校


暇なので年内に通っていたタイ語学校について書きます。先生が学校の紹介とかしてくれたら嬉しいな〜みたいなこと言ってたので上げ記事⤴️です。


タイ語学校RTL(ラックタイラングウィッチスクール) には10月から12月までのあいだお世話になりました。結論から言うとかなりオススメできるとおもいます‼️


るんびーとしては、9月にタイに来て、1月から始まるチュラのタイ語学校までの腰掛けのつもりで門を叩いたわけですが、RTLでよかったとおもいます。


📚目次✍🏻

1 コース編成

2 オススメポイント

3 3ヶ月の感想(長文)



コース編成

RTLのコースは今のところスピーキングが1〜5、ライティングが1〜5と、これらが終わった人向けのアドバンスコースがあります。


コースを取る順番は、スピーキング1〜3を最初にやって、その後ライティングコースに行く人はライティング1〜3、タイ文字がすでに読める人はスピーキング4に行ってもいいといったかんじです。


るんびーは、スピーキングの練習がしたかったので、3ヶ月の間にスピーキングコースのレベル2〜4まで行きました。


オススメポイント


1⃣話せるようになりたいならかなり良い


クラスの人数は多くても10人前後。スピーキング3までは小中学校スタイルで先生が説明して、生徒同士で説明された構文を使って文を作って質問し合ったりなどします。先生はタイ語しか喋りません。でもめちゃくちゃ言葉選んでくれてるから理解できると思います‼️先生は生徒に教えた語彙のなかで噛み砕いて説明するプロです。そこは安心してください。それと、先生方はとてもフレンドリーなので、質問があれば気兼ねなくきける雰囲気があります。

スピーキングの4になると結構フリースタイルな印象だったけど、確実に話すレベルは上がったと思っています。(詳しくは後述。)



2️⃣カリキュラムには「本気」を感じる


低いレベルのコースにいたときはほぼ復習だったので「どれどれどんなもんかね( ͡° ͜ʖ ͡° )」と高みの見物状態だったのですが、授業のペースめっちゃ速いな〜とおもいましたよ!わたしタイ語勉強しはじめて2ヶ月のときこんな単語知り得なかったわ、という内容もどんどんやっていきます。言語学習てはじめたばかりのときにどれだけその言語を浴びるように受け取ることができるかってとても大事だと思うのですが、まずそれはできると思う。


それと、ワシがRTLを選んだ理由のひとつに、中級(っぽい)コースが充実していそうだったからというのがありますが、行ってみて実際中級レベルの充実度の高さを感じました。『使えるタイ語』に重きを置いているのがよくわかる授業スタイルで、そのへんも徹底していたとおもいます。実際スピーキング2と3終わった段階でも読んでいた本(『メナムの残照』の原作小説)で単語調べる回数めっちゃ減った。ちなみに、これまで読んできた積み重ねがあるということもあるけどスピーキング4が終わった段階でほとんど単語調べなくてもよくなりました。(やはり自学だけでは効率が悪いということの証左でもある。)



3️⃣授業料がお手軽


授業料はほかと比較してめちゃ安い。ワシが通ってたときで7500バーツでした。1日3時間週5日で20日間、です。年明けから少し値上げすると先生は言ってたけど、それでも8000バーツくらいみたいなんてコスパは良いままだと思います。




3ヶ月の感想(長文)

ここからはワシがRTLに通ってみて思ったことをいろいろ。クラスによって毎月毎月雰囲気がほんとに変わるのでワシのときはこうだった、くらいな話です。



1ヶ月目(スピーキング2)


最初申し込みに行ったとき、タイ語勉強歴がすでにあるからスピーキング1より上のコースからやりたいと申し出たところ、テスト(先生と会話するだけ)を受けることになり、「スピーキング2からね〜」と言われました。


スピーキング2クラスは、どうやらRTLのスピーキング1コースから上がってきたタイ語勉強はじめてほんとにまだ1ヶ月くらいの人と、すでに勉強歴のあってテスト受けてレベル2からはじめた人が混ざっているクラスらしくて、個人的な感想だけど、一番タイ語レベルにばらつきのあるクラスだと思いました。クラスの人数は、わたしのときは途中人数の変動もあったけど、6〜7人ほどでした。


そしてわたしのときのスピーキング2クラスはすでにタイ語勉強歴がある人たちが割と集まっているクラスで、生徒間にレベル差があったので先生が「めっちゃハード煽り」て言ってた555🤣🤣🤣でも和気あいあいとしたとてもいいメンバーでとても楽しかったです。ちなみにそのときそのときのクラスの生徒の構成で授業の雰囲気はかなり変わるみたいね。


スピーキング2クラスのレベル感としてはもう初心者レベルは抜けてると思います。レベル2最後までやったらカタコトではあれ簡単なやりとりならかなり意思疎通とれるで。同じクラスにいたタイ語はじめたての子がめちゃくちゃ上達していて祖母の顔になった(おまえその子のなんなん?)。




2ヶ月目(スピーキング3)


スピーキング3クラスは、スピーキング2でやった内容をさらに深めるコースです。単語の量も増えます。習う構文はそんなに複雑ではないです。すでに2年とか勉強してたら新しく知ることはない。なんだけども、習った構文が口から出てくるかといったらかなーり怪しいラインのレベルだったかなと思います。なので大事な基礎固めの時間になったようにかんじます。




3ヶ月目(スピーキング4)


スピーキング4クラスはわたしのとき生徒が2人しかいなくてほぼプライベートレッスン状態😂😂😂それと、一緒に勉強していた子がほぼ同い年でタイ語の話すレベルもほぼ同じくらい(と私は思っているが🤓)だったのでとても楽しかったです。


スピーキング3までは、少し難しい単語を使ってしまうと先生に簡単な単語に言い直される(他の生徒が理解できないので。)から段々遠慮するようになってあえて簡単な単語を選ぶようにしていた(これはこれで良い訓練になった)んだけど、レベル4は毎日頭使って話してるかんじがしました。精度は低いが政治の話とかもしてた。習う単語や構文も実際やや複雑な話をしたいときに使える場面がよくあった。それと授業を、微妙に使えそうで使えなかった表現の実践の場にできるのもよかったです。違ったら訂正してより良い表現を教えてくれるので。


授業スタイルについては、スピーキング4は先生との雑談スタイルで、先生は雑談話のなかに教えたい構文を織り交ぜて必要のあるときだけ説明して、また雑談に戻って……みたいなかんじでした。

基本的にパワポを使って一つ一つ文法を勉強しながら、その構文を使って話してみて…みたいな小学校スタイルであまり遊びの余地はなかったスピーキング3までと比べるととても楽しかった。


授業中は3人(先生と我々生徒2人)でずっと雑談してるのでめちゃくちゃ力になってると思いました。家でぼーっとしているときにふとタイ語の音が頭の中に流れるくらいにはひたすらタイ語聞いて話して、というのをしています。


授業のカリキュラムが予定より早く終わったので、最終日はワシの読みたいけど1人で読むには難しくて時間がかかる本(ラーンナー美術の本)を持って行って先生に教えてもらいながら一緒に読んだりもしました。




3ヶ月の総括


最初にテストを受けて「レベル2からね」と言われたとき、正直言うとレベル2なん??と思いました。レベル2のテキストみて、タイ文字すらないし五語文程度の超簡単な構文しかのってない。ワシの2年なに?と正直思いました。まあ話す訓練はしてきてないししょうがねえもんな、と思ったけど、ちょっと悔しいって……。


でも、今振り返るとスピーキング2からで良かったと思う。実際タイに来たばかりのときの私のタイ語は机上の勉強から生み出された産物でしかないめちゃくちゃ頭でっかちなものでした。つまり、理解語彙(読んでわかる単語)が多くても使用語彙(口から出てくる、ものを書くとき辞書がなくても使える単語)はとても少なかったんです。インプットばかりだったから。


スピーキング2からはじめたことで、徐々に徐々にワシのタイ語勉強スタイルがインプットだけじゃなくてアウトプットにも開かれるように変えれたんだと思います。まだまだ日本語のようにとはいかないけど、かなり自分の意思は伝えられるようになったかなと。


まだ不意打ちネイティブゴリゴリタイ語などには対応できませんが、わたしと意思疎通を取ろうとしてくれるタイ人がいる場合にはかなり色々なこと伝えられるようになったんじゃないかなーと思います。


それと、タイ語を話す自信というか、勇気も持てるようになった。以前は話す勇気が無さすぎて紙とペンを持ち歩いて筆談してたけど、もう持ち歩いてないです。



それと、タイ語以外にも得たものがたくさんありました。外国人向けの学校だからいろんなところから人が集まっているわけなんですけども、それぞれのお国事情が垣間見えるのがとてもおもしろかったです。中華圏の人たちが多いんですけど、中国台湾香港人間で中国語のどの言葉かわからないけど会話してるの見て、あ、そこ会話できるんや〜みたいな、そーいうの。中国人のイングリッシュネームとかも実ははじめて知ったことだったりした。


マジでタイ以外のことなんも知らんから、色んな国の人たちが、日本語のこーいう言葉知ってるよ!とかアニメ好き!などと言ってくれるなか、その相手の国のについて知ってることがなさすぎてとても申し訳ない気持ちになりました。お友達の国のこと、色々調べるようになったよ。ということもあって今ちょっとハングル勉強しはじめました。(中華系はギリ漢字で意思疎通とれることがあるが、ハングルだけは宇宙文字すぎるため。)全然わかんない‼️1時間もあれば読めるようになるとか言ったやつ誰や‼️‼️‼️むかつきむかつきむかつき



それと、素敵な日本人の方々とも出会うことができました。最初のクラスで一緒になった、マジで色んな面でお世話になっているお姉さまと、そのお姉さまが引き合わせてくださったタイ沼の住人のかわいい子🩷と仲良くなれたことがとても嬉しいです。




腰掛けのつもりが、想像以上に有意義な時間になりました。タイ語ガチりたい人には特にRTLはおすすめできると思います。学校の立地も良いし。




今回写真貼らなかったのではじゅおの近影をどうぞ


おわり