『ことば』というのは


360°、いや、球体、

いや、形を持たない形をしていて

変幻自在





もし、球体とするならば



たったひとつのその『ことば』は


どこからでも見ることができて






それは奥まで見てもいいし


貫通してもいいし


表面の好きなところだけみてもいいし





そのことばを聞いた人のタイミング


心の状態 


いつもの癖


もう捉え方は





無限だ








そして


その無限の中から一瞬にして


つかんだその感覚を




私たちは口から発する


または、文字にしたりする





それが会話なら、


その人との関係性が


会話のやりとりに現れる








同じ『ことば』なのに



それが赤く見える人もいれば


青に見える人もいる


 

温かく感じる人もいれば


冷たく感じる人もいるだろう






できるだけ


その感覚が近い人と話すと


ホッとする





その感覚が遠くても


面白い、と感じることもあるし




分かり合えず悲しい、


と思うこともある








『ことば』は


いつもふわふわと浮かぶ




それをどれだけキャッチできるか


優しさと想像力を持って


温かく受け止めたい





赤を見て


青 と言う人の


そのセンスと


深さを知っていたい




知ろうとする私でありたい