それなりに幸せ、が一番危険だった



そのときの私は、

「それなりに幸せ」だと思っていました。

お付き合いしている彼がいて、

一緒に過ごす時間もあり、

大きな不満があったわけでもない。


だからこそ、自分でも気づかないうちに、

本音から目を逸らしていたのだと思います。



見てみぬふりをしていた違和感

彼には結婚願望がなく、

誰かと人生を一緒に生きていくことを

あまり考えていない人でした。


仕事の優先順位が高く、人生を「一緒に楽しむ」という感覚は薄かった。

そこに不満や不安がなかったわけではありません。

でも私は、

  • 今すぐ困っているわけじゃない
  • 好きな気持ちはある
  • それなりに穏やかな時間もある

そうやって、自分の本音に蓋をしていました。



未来を想像した瞬間、身体が答えた

あるとき、私は自分に問いかけました。

この関係が、5年後も10年後も続いていたらどうだろう?

考えた瞬間、理由を探すよりも先に、

身体が反応しました。


絶対に嫌だ。はっきりとした拒否反応でした。

今すぐ不幸ではなくても、この延長線上の人生を生きたいとは、どうしても思えなかったのです。


好きでも、別れるという選択

だから私は、別れました。好きな気持ちはありました。情もありました。

一緒に過ごした時間も、無駄ではありません。

それでも、この人と一緒に生きる人生は、私が生きたい人生ではない

そう、明確にわかったからです。



1人になるリスクを取るということ

別れたあと、不安がなかったわけではありません。

1人になるかもしれない。

もういい出会いはないかもしれない。

この選択は間違っていたかもしれない。

それでも私は、今を守るために、未来を諦めることだけは、どうしてもできませんでした。

1人になるリスクを取ったからこそ、次の出会いが入る余白が生まれた。

これは、後から振り返ってはっきりとわかることです。



今振り返って、確信していること

あのとき、「それなりに幸せ」な今を手放すリスクを取ったからこそ、

私は今、本当に生きたい人生の中にいる

と感じています。


そしてこれは、一度きりの選択ではありません。

私はこれまでにも、こうした選択を何度かしてきました。


  • 今を守らず、未来を選ぶ
  • 不安よりも、本音を選ぶ
  • 好きよりも、生きたい人生を選ぶ

その積み重ねが、今の私の人生をつくっています。


最後に

人生を止めてしまうのは、大きな不幸ではなく、「それなりに幸せ」という状態なのかもしれません。

我慢できてしまう。

慣れてしまう。

見てみぬふりができてしまう。


でも、未来を想像したときに心や身体が拒否するなら、

それはもう、あなたの人生からの答えです。


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