前回の投稿で書いた『怒りの下にある感情』の例

 

私は継子が小学2年生の5月から一緒に生活を始めました。

 

そして、確か6月だったかな…?

 

学校で歯科検診があって、そこで虫歯の紙をもらってきました。

 

義母に、歯医者に行かなきゃいけないんです。と話したら、

『そんな話は聞きたくありません!!』と怒り気味に言われました。

 

それを言われた私は、

私のせいで継子が虫歯になったと責められた気分になり、恐怖を感じました。

 

ちなみに今ならわかります。私は責められていません。勝手にそう感じただけ。

恐らく義母も私に責められたと感じたんだと思われます。(^-^;

 

それは、なぜか…?

 

歯医者に行ったところ、以前に治療した歯が再度、虫歯になり、詰め物が取れたということでした。

 

旦那も義父も継子が以前虫歯の治療をしたことを知りませんでした。そう。義母が黙って歯医者に連れて行っていました。

で、当時の継子は治療してもらうときに泣いてわめいて大変だったらしく…。

義母にも、虫歯になったのは自分のせいだ。という想いがあったんだと思います。

 

でも、それは、義母の問題…。

 

それから、私は継子がちゃんと歯磨きをしないと腹が立つようになりました。

 

表向きは、

ちゃんと歯磨きをしないと虫歯になる。歯は大切で、いろんな病気ににもつながる。虫歯になったら痛い思いをする。など等、『あなたのためよ!!』と言って怒ります。

 

でも、そこを紐解いていくと、

 

この子が虫歯になると私が怒られる。怒られると悲しい…。

 

この悲しみが今回の怒りの原因でした。

 

悲しみの感情と向き合うことで、怒りの感情が薄れていきます。

 

が、その後も私は葵の歯磨きにイライラしていました。

まだ、何かあるんだな…。

 

なんだろう?と探していると、

見つかりました。

 

私は歯並びが悪いです。八重歯がある。

 

子供のころ、母に『みーは歯並びが悪くて可哀想だ。不憫だ。』と言われてました。

 

母に歯の矯正をしようと歯医者に連れていかれたこともありますが、歯を8本抜かれると聞き、

また、『それは可哀想だ』といい、矯正はしないことになりました。(笑)

 

この『可哀想』という言葉。

言ってる方は優しさなのかもしれませんが、結構傷つく言葉だったりもします。

 

私って可哀想な人間なんだ…。と悲しみもあるし、惨めさも沸く…。

 

中にはその『可哀想』という言葉を利用して、人を動かせる人もいる。

逆に、惨めさを隠したくて、全然、平気な振りをする人もいる。

 

私にとって、歯並びが悪いことは気にしていないつもりでしたが、母から『可哀想だ』と言われたことは悲しかったんだな。と気が付きました。

 

継子が歯磨きをしないと歯が悪くなる。そうなると私みたいに可哀想な子になってしまう。

 

無意識にそう思っていて、その悲しみの感情が怒りの感情となって表れた…。

 

現在の私は、継子に、ちゃんと歯磨きするようにいいますが、以前のように怒りの感情はありません。

 

痛い思いをするのは自分だ。私は言うことは言った。(笑)

 

ちなみに、誰かのせいにしたいわけではありません。

 

義母のせいでも、母のせいでも、もちろん自分のせいでもない。

 

自分の感情と向き合う。

 

それが大切ということを私は学びました。(*^_^*)

 

コタツでゴロゴロしてると、ルナがやって来ました♪

今日も可愛い( ´,,•ω•,,`)♡