卒業ソングweek。その12にして最終回

遂に真打登場

というか、この曲を紹介したいがために

このシリーズを始めたと言っても過言ではなく・・・


そんな訳で、ユーミンです。
しかも私が生まれる前、1979年の作品。
素晴らしい音楽は
クラシックもPOPSも限らず

何年経っても色褪せない物なんですよね


彼女の卒業をテーマにした曲といえば
言わずと知れた
『卒業写真』 ですが
あちらは「卒業して数年経った気持ち」を歌った曲。
厳密に言うとテーマと少し違うのですね
似たような事例で、
井上陽水さんの『少年時代』は
実は「大人の気持ちを歌った歌」というのがあります。

さて本題

想いを伝えられずに卒業してしまう・・・

そんな何気ない恋の一片を

普段使いの言葉で

でも不思議と心に残ってしまう彼女の歌詞

特に秀逸なのが


たまに電車で目と目があっても もう制服じゃない♪


でしょうか。


刻々と過ぎてしまう時間の中

知らない間に

自分も相手も変わって

もう前のような関係には戻れない。


そんな気持ちを

「もう制服じゃない」だけで表現するのが凄い。


奇しくも今日は知り合いの小学六年生が

この春に入学する中学校の征服を
受け取りに行ったとの事で
きっとあの子も、3年後なのか6年後なのかに
こんな思いをするのでしょうか?

いいねー。青春だねー。

最後の春休み / 松任谷由実 ★★★★★



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