言わずとしれた彼…
マイケル・ジャクソン…
彼が亡くなって一週間が過ぎた。今だテレビでは彼の最新情報が流れている。
そして改めて、彼のPVを見て思った。
二十数年前の映像を見ても古くさくなく、むしろカッコいい事に…
私がまだ十代に突入した頃、洋楽が流行った。
同世代が光ゲンジやチェッカーズといった当時、絶大な人気のあったグループを尻目によく洋楽を聴いていた。
そのきっかけになったのが、マイケルジャクソンのスリラーだった。
あのPVを初めて見たとき体の中がぞくぞくした事を覚えている。
友人達が、ベストテンや夜のヒットスタジオを欠かさず見るように、私は深夜のMTVやベストヒットUSAを睡魔と戦いながら見ていた。
沢山のアーティスト達の音楽を聴いて、そして当時の日本にはあまりなかったPVにはまった。
私にとってあの頃が一番、音楽を聴いていたと思うしかなり影響を受けた。
そして月日が流れて今、彼の死と共に流れているPVを見て、改めて彼の偉大さを感じている。
流行は時がたてば色褪せる。
けれど、彼が創りだした世界は色褪せる事なくかえって新鮮な感覚を覚えた。
マイケルジャクソンといえば、最近は裁判や奇行が取り沙汰されスキャンダルやバッシングの対象だったし、若い人はあまりマイケルジャクソンの音楽や映像を見る事もなかっただろうと思うと、私はリアルタイムで彼の音楽に触れ合えた事にとても感謝したい。
(特別にマイケルジャクソンファンではなかったけれど)
あの頃の彼や音楽の煌めきは言葉では表せない一時の夢のような季節だった。
今、彼のCDやDVDが物凄い勢いで売れている。きっと当時を知る人は時を得てなお彼の音楽のクオリティーに感じる物があるかもしれない。又、若い人は彼の音楽に触れて感じる物があるかもしれない。
けれど、彼が死ななければ、この音楽に触れられなかったと思うと凄く残念だ。
ロンドンでのステージを見てみたかった。
彼の亡くなる2日前のリハーサルを見て、もしも生きていたらどんなに素晴らしいステージになったのだろうと思うと神様の意地悪って思ってしまう。
けれどよーく考えてみると、もしかしたら神様は私達に教えてくれたのかもしれない。彼がどれほどに大切な存在だったかを…
彼を食い物にしてきたメディアやメディアを信じて彼を孤独にさせた私達へのメッセージかもしれない…
彼の死を世界中の人達が悲しんでいる。
彼の若すぎる死と、彼の人生の光と影…
彼はKing of pops の称号と共に彼は1人の人間から伝説へと変わる…
彼の煌めくような一時を共有出来た事に最大の感謝と彼が静かに眠れる事を祈っています。