――世界はいかにまっとうな、真の日本を恐れているか――

今回は6月1日の『真相深入り!虎ノ門ニュース』からです。

1つだけニュース記事を取り上げますが、その深入り解説がとても濃くて
大変興味ある内容でした。

木曜レギュラーコメンテーターの有本香さんと
第1木曜担当の小川榮太郎さんによる、深入りです。

小川さんは
国連特別報告者の日本に対する警告の内容について、
紹介して下さり、
聞くと滅茶苦茶で腹が立ってくるんですが、
日本政府の反発内容、
これらの解説及びそこから発展して
世界が現状日本をどのように見るか、見てるか、
さらに有本さんと二人で、
なぜ日本国内に自覚のないまま日本を陥れている日本人がいるのか
分かりやすく解説して下さいました。

有本さんと小川さんの話を聞くと
半島から日本への工作は、日本人の心深くに
もう何十年も前から浸透して、その一方で
世界へも着々と、日本を陥れる工作も
同時に行われているんだ、と。
とても恐ろしくなりました。


例によって発言通りの書き起こしではありません。
わたしなりに文章を入れ替えたり、繰り返しは省いてます。
箇条書き、「です、ます」体混在です。
気になった部分を太字色字に、(かっこ)内はわたしの捕捉、ツッコミです。
また、耳で聞いた言葉の文字変換なので、
発言者の意図と違っている場合もあります。


2017年6月1日DHCテレビ『真相深入り!虎ノ門ニュース』
出演:有本香氏、小川榮太郎氏
司会:居島一平氏

まずはニュース記事から

日本政府に特定秘密法の改正勧告 国連特別報告者


ニュース内容ここから↓====================
2017/5/30 21:30
 【ジュネーブ共同】国連人権高等弁務官事務所は30日、言論と表現の自由に関するデービッド・ケイ特別報告者がまとめた対日調査報告書を公表した。その中でケイ氏は、日本の報道が特定秘密保護法などで萎縮している可能性に言及、メディアの独立性に懸念を示し、特定秘密保護法の改正などを日本政府に勧告した。

 言論・表現の自由を巡る特別報告者の日本の調査は初めて。ケイ氏は昨年4月の訪日時に暫定の調査結果を発表したが、内容に大筋で変化はない。ケイ氏は来月12日に人権理事会で調査報告について説明する予定。

 ケイ氏は米カリフォルニア大アーバイン校の教授。
ニュース内容ここまで↑====================

20170601 『虎ノ門』国連ケイ氏訪日報告書(産経)

上の画像は産経新聞の記事 からお借りしました。

≪文字起こしここから≫

小川氏:
これまずどんな報告なのか、あまり知らないままだと思うんです。
ちょっと一部読みます。
ケイが出した結論、及び日本政府への勧告ね。
特別報告者は日本の現状に著しく心配な兆候を確認した。
メディア歴史的な出来事を議論する限られた場所、
国家安全保障上の理由に基づく情報アクセスの制限増加への
政府高官による直接的及び間接的な圧力が
日本の民主主義基盤を蝕まないように注意する必要がある。
と。
で、放送メディアに対しても
法的枠組みの見直しを提案し、特に政府に対し、
政府の干渉の法的根拠を取り除くことで、報道の独立性を強化するために、
放送法第4条の撤廃を勧告する。
と。
わたしはずっと視聴者の会で放送法遵守を求めてきたんですけど、
ケイさんは逆にその撤廃を勧告をして、
一切その左翼たちが自由に報道できるようにですな(苦笑)

それ以外にも例えば
編集活動に対するいかなる直接的及び間接的な圧力に対しても、
常に警戒すべきである。
事例として沖縄における軍関連活動に対する抗議や
原子力事業と災害の影響、日本の重大な人権侵害への関与の疑いといった、
機微な問題を取材する報道関係者に対する支援に、特に注意が支払われるべきである。
と。
それから歴史教育やなんかについても、
日本政府に対して学校教材における歴史的出来事の解釈への介入は慎むべきこと、
また戦時中に日本が関わった出来事に特に留意しつつ、
これらの深刻な犯罪について国民に知らせる努力を支援することを求める。
と。
で、
慰安婦問題を含む、過去の重大な人権侵害に関わる公開情報を検証していくため、
政府は真実の件に国連特別報告者の訪問調整を検討すべきである。
と。
これ、一部です。20ページにわたって、もう激烈な言葉で、
日本の現状が、非常に民主主義の脅威に、日本政府がなってるという告発なんですよね。

で、従来と一番違うのが、日本政府側が実は同時に反論を出してます。
で、特にこれ、わたし日本語訳の仮訳の状態で持ってきましたけど、
大体A4で20ページにわたる分量の、詳細にわたる反論で、
さっきも言ったけど、これ日本政府今までいわれ損だった。
だが明確に反論した、と。
特にその中でこういう事言ってます。
日本政府としては2016年4月に、
ケイが暫定的コメントという情報提供を発出したものに対して、
その年末に、これおかしいと。色んな意味で、きちっと調べなおしてくれ、と。
あまりにもずさんだからね。
ここは事実に反する、とか、これは全く伝聞推定で根拠がないでしょう、
というのを出したのに、
今回の最終報告に全く日本政府からの、この反論が反映されてないんですよ。
ほとんどゼロなんですね。
で、この状態に対して
今般このような勧告を出すに至った事は誠に残念だ。
と。
で、
客観的な事実や分析に基づかず、伝聞や推測等に基づいた勧告が、
国連文書として発出される事は
国連人権理事会自体の権威を著しく低下させるものである、と、強く憂慮する

とまで日本政府が反論したんですね。
国連に対するこれだけやっぱり強い反論を正式文書で外務省が発出すること自体は
新しい事態で、
だからちょっと日本でも、もうマッチポンプをいい加減にやめようという流れに、
そろそろ国連を悪用するのは止めましょう、という事だと思いますけどね。

有本氏:
ん~、あのね、特定秘密保護法自体を、多分この方は読んでないと思うけど。

小川氏:
いや、何もかも読んでないし、知らないんじゃない?

有本氏:
全く読んでなくてね、で、
特定の人間たちにインタビューし
それだけで多分この報告書まとめてると思ってるんです。
で、今小川さんが読んだ所が特にそういう所なのかもしれないけども、
沖縄での反基地活動と、慰安婦という特定のトピックが必ず出てくるじゃないですか。
もうこれで何となく匂いがしませんか?
わたし実は最近あるテーマを調べてて、今ちょうど折しも6月1日です。
一昨日5月30日だった。5月30日て何があった日か分かります?
日本にとってかなり重要な事件。えと、45年前だと思いますけど。
イスラエルのロット空港で銃の乱射事件がありましたよね。

居島氏:
岡本公三・・・

有本氏:
はい、岡本公三被告の。で、3人の日本人テロリスト、日本赤軍ですね。
この人たちがテルアビブというイスラエルの都市、
そこのロット空港という所で銃を乱射し20人位の人が亡くなって
100人近い人が重軽傷負ってるんですね。
これ、大半がプエルトリコから巡礼に来てた人たちなんですね。
エルサレムは、あらゆる一神教の人たちにとっての聖地ですからね。
大体プエルトリカンというのはほとんどカソリックなんですね。
でもカソリックの人たちもやっぱりエルサレムに一生のうち1回位は行きたい、
という人たちが20人位殺されたんですね。
これ、犯人は日本赤軍の3人です。
で、このあとからね、日本でも最近はまあちゃんと言われるようにはなってきたけど、
このテロを、テロ行為を支援したのは北朝鮮なんですね。
それは資金面だけではなく、日本は銃器の取り扱い出来ないから、
彼らが訓練する支援。物質面と、訓練の面でのいろんな支援をしたのは北朝鮮だと。
で、
北朝鮮は当時から非常に中東のいろんな情勢やなんかに深く関わってきてたんです。
その手先になったのは日本人。
で、なぜ(テロ行為を)、日本人をそこで使ったかというと、
日本赤軍が色々日本国内で、ま日本赤軍ていうか赤軍派ですね。
ああいう人たちが日本国内で暴れてたでしょ。
で、その時に北朝鮮当局はアイツらを何とか確保しろ、と。抱き込め、と。

居島氏:
利用できるようにね。

有本氏:
利用できる、と。いずれね。
で、世界中でテロ起こさせる事だけではなく、
いずれ最終的には韓国のソウルで、
日本人に「金日成万歳」と言ってテロを起こさせろ、と。
こういう密命があったといわれている
んですね。
それでそういうふうにあの人たち(日本赤軍)がターゲットにされて、
つまり北朝鮮が支援した、という言い方もできるけれども
要するに自分たちの手駒にしよう、というような形で
関わってきたというような説がある。

で、これをイスラエルの人権団体が、結構保守派の、
わりあい強硬なイデオロギーを持つ人権団体ではあるんですが、
わたしちょっとそこに直接コンタクトしてまして、
で、ここが何をやったかというと、2009年だったと思いますが、
プエルトリコの裁判所に、この事を提訴する働きかけを、
プエルトリコの遺族の人たちにしたんです。
具体的な提訴の内容なにかというと、
北朝鮮のこのあと押しによってテロを起こされたんだから、
ま、やったのは日本人なんだけれど、北朝鮮政府に対して30万ドル請求しろ、と。
賠償を、そういう裁判を起こされた。
これ一応判決も出てるんですね。
プエルトリコというのは基本的にアメリカ施政下ですからね。
司法システムも大体アメリカと同じなんですけど、ま、そういう事があります。

つまり何が言いたいかというとね、
日本の左翼というのは、極左政翼も含めてもう70年代からずっと
朝鮮半島と関わってる
んですよ、ずっと深く。
で、
それは韓国って、わたしたちどうしてもイメージで見ちゃってるけれども、
北朝鮮なんですね。
で、
北朝鮮は元々日本国内のそういった色んな事にずい分深く関わっていて、
そういった過激化した左翼の人たち、プラス、当時、当時のいろんな資料読むと、
例えば日本における民族運動、アイヌですね。
こういうようなものも全部取り込もう、というような形で。
そうした、当時アイヌの民族運動と言われるものも、
いずれ過激化するんではないか、というような形で
日本の警察筋が非常に警戒してた、というような事もあるんですね。

で、
そのようにして、ま、韓国勢ともいえるんですけど、やっぱり北、
北を含めた朝鮮半島、ここからの日本に対する色んな工作というのかな、
これ相当根深く、相当長年にわたって続けられてきたって事があるんですよ。

で、
この国連を使った云々というのは
今はとりあえず直接的には韓国なんですけれども、
例えばね、この前捕まった当時色々跋扈していた、
悪い事やってた、あれは中核派かな?

居島氏:
はい、中核派の大坂正明容疑者ですよね

有本氏:
そうですね。あの人たちとかね、或いは亡くなった死刑囚でしたっけ?(大道寺将司か)
彼らもなんだっけ、東アジア反日武装戦線なんかに代表されるようにね、
彼らの言ってる主張、イデオロギーというのは「日本は悪い国である」と。

日本は特にアジア諸国、近隣諸国に対して悪い事をしたので、
その贖罪をしなければいけない
、と。
そしてこの日本というものはもう忌むべきものだから
自分たちが新しい国をここの中で創る、
というのが彼らの持ってる思想なんですよね。

で、
これはね、まさしく今に続く、こうした色んなね、
日本に対する、こっち(国連対日調査報告書)はソフトパワーですよ。
これと非常に密接につながってる。
思想が同じなんです。
もう日本は非常に悪い事をした、特に近隣諸国にってやつですね。
で、
彼らがいうアジアというのは、まあ大体朝鮮半島と中国位までですよ。
でそこに対して日本は非常に悪い事をした、忌むべき国で、
常にそれをなんていうか断罪されていかなければいけない。
で、
日本を変容させなければいけない。
というような、こういう思想に基づいてるんですね。

ですから北も南も全く同じイデオロギーで日本に対して迫って、攻めてきた。
こういう事がもう何十年と続けられてきたんですね。

小川氏:
同時にそういう国際構図、特に北はむしろ(有本さんが)おっしゃるように何ていうか
軍事と謀略国家ですから。
そういう意味では非常に高度な国際シンジケートを持ってるんですよ、実際問題。
日本人よりよっぽど国際的なんだ、彼らの方が、ある意味で
で、それが一つと、その思想的な背景でね、
さっき日本語の仮訳で、デビット・ケイが
「日本が戦争で犯した犯罪を、教育でちゃんとやれ」と言ったでしょ。

あれはウォー・クライムなんですよね。これがまたややこしい。
日本の学術用語では「戦争犯罪」と訳してないんですよ。
何て訳してると思います?
戦争責任」です。
つまりウォー・リスポンシビリティなんて用語は、国際法上ない。
国際概念じゃないの。
はっきりと「戦争犯罪」つまりアグレッション、日本で「侵略」ていうでしょ。
で侵略があったかなかったか、だけど、
その「インベンション(捏造か)」じゃないんだから。
つまり、そういう意味でのその侵攻じゃなくて
侵略というのは、これは「クライム(犯罪)」なんです。国際社会で、今。
第一次世界大戦のあと。

そうすると日本語だと侵略というのはよその国に行って、
なんか戦争やったら、これは皆侵略って語感でしょ。
でも、国際社会じゃそうじゃないんですよ、これは。
侵攻は認められる、必要な時には。
でもアグレッションというのは、クライムなんだ、という。
これを日本語では「侵略という戦争責任」て言っちゃう。
我々は確かによその領土で何かやったら責任あるよな~とか、
こういうふうに語感がどんどん緩くなって
それで日本人は、やっぱり悪い事はどっかでしたんだよ、人の国で、という。
このマッチポンプが生じるんですよ。

そうすると今言った北の謀略からこういう国際人脈での、
左翼たちが国連を使ったマッチポンプと、
それでそういう学問の用語をゆがめる事による、日本人自身の誤解
これがね、輻輳(ふくそう 複層?)してこの構図がずっと続いてるわけ。

有本氏:
そうですね。で、やっぱりね、時代というのもあるんですね。
70年代はそういうふうに日本の若者が暴れてたでしょ、
なんかよくわからない思想で洗脳されて暴れてたじゃないですか(学生運動)。
80年代になるとそうじゃなくなるんですよ。
80年代はまさに私たちの世代が大学生だった(わたしもです^^)。
で我々の世代になるともう学生運動やるなんていうような時代じゃなくなって、
そんな事やるのバカじゃない?ていうふうに前の世代を見てたから、
そんな事やっても無駄だって事で、
今度何が起きてくるか、というと「教科書問題」ですよ。
もう完全にソフトパワーと学校教育の方に直接的に手を入れてくるんですね。
だから90年代になると今度は何が起きるかというと、
ここは直接的にリンクして説明するの難しいんですけど、
オウム真理教というのもやっぱりそういうふうな臭いがあるというふうに
ずい分専門家筋でも言われているんですよね。

小川氏:
北とロシアでしょ。

有本氏:
やっぱりその関係ていうのは非常に深い、
今もロシアとオウムの残党の人たちていうのは非常に深い関係がありますよね。
ですからそういうような、ま、あれも武装勢力ですよね。ある種の。
革命起こして自分たちの国を創ろうとしてたでしょ。
で、2000年代に入ると、あれ(オウム)が要するに失敗する。
だけどあれもきちっと日本側が、破防法の適用も出来なかったという状態ですから、
そのままずるずる、と来た。
2000年代に入ってまたちょうど1990年代の終わりから、
よりこういった(国連やソフトパワーを使う)活動が活発化するんですよね。
クマラスワミなんかも2000年代の始めでしょ。
そういうような事(ソフトパワー)で、今度は攻めてくるんですね。

小川氏:
でも2000年代に入ってさ、最大の謀略はさ、民主党政権。

有本氏:
あはははは

小川氏:
あれ自体国際暴力だよ。
あんなもので日本人をさ、結局今支持率何%ていう政党になっちゃったでしょ。
つい4年前迄彼らが政権だったわけですよ。
7%ていったら公明党や共産党とどっこいでしょ。

て事は、日本人にとっては、
分かっていたら7%しか支持を出来ようのない政党で政権を作ったって事自体は、
僕は極めて謀略的だと思うけどね。
誰かが一人の司令塔が作ったとは思わないけどね。

有本氏:
そうなんですよね。
だからそういう半島との関わり合い、この戦後のですね、
こういう事とこの流れ(ソフトパワー?)というのは非常に深くリンクしてると
わたしは思っていて。
で、これは国連でしょ。
それ以外にこういったソフトパワーってのは
どういった所で発揮されてるかというと、
前にもこの番組でちょっと言いましたけど、
例えばハリウッド映画とか、そういう所にもこの慰安婦モチーフを持ち込むわけですよ。
それですごく有名なウーピー・ゴールドバーグのような、
アメリカを代表する黒人女優、
彼女がわざわざプロデュースしたテレビドラマなんかの中に、
昔日本軍によって慰安婦にされ、戦後アメリカに渡ったというお婆さんの苦労話
とかが出てきたりするような、そういう話が作られたりするんですよ、ドラマで。
こんなような事も、もの凄いこまめにやってる。

この番組でおととい(5月30日)杉田水脈さんがご紹介されたようだけど、
パリで彼女が持って帰ったのはフリーペーパー。

居島氏:
ズームジャポンという。

有本氏:
そのフリーペーパーの中身、あれ日本の事紹介してるんです。
日本の食べ物とか、そういう事紹介してるんだけれども、
読み物記事があり、それがもう完全に日本の、赤旗みたいな記事ですね、言ってみれば。
赤旗をフランス語に訳したみたいな。

居島氏:
女性は差別されていて、政治的な自由がなくて・・・

有本氏:
そういう事なんですよ。その手の物は、実はパリだけではない。

居島氏:
怖い話ですね。

有本氏:
世界中いろんな所で、例えば日本の時事というのかな、
そんなような物を紹介するような雑誌なんかをふっと不用意に見ると、
そういう事(反日)が書いてある。ビックリするような。

小川氏:
結局、世界どこへ行っても必ず読まれる媒体ていうのは
ニューヨークタイムズでしょ。
ニューヨークタイムズは世界のどこのホテルにも
反日記事を世界中で毎日出してくれているわけですよ。
だから朝日新聞なんか潰れたってね、全然日本の左翼は恐れるに足りないよ、
ニューヨークタイムズがある限り。
本当にあれなんだよね、
つまり連合国の利害と、半島の利害と、中国の利害と、
この辺りが全部リンクするのが「反日」なんです。
つまり今はアメリカと日本は同盟だけども、
歴史認識においては、やはり日本を「犯罪国家」だと。

つまりさっき言った「戦争責任」論じゃなくて
「戦争犯罪国家」だという国際常識をどうしても死守しておいた方がいいわけですよね。
日本を封じ込める上ではね。

ただ、さっき訳で「犯罪」と言ったのは
日本の、例えばいろんな学会、或いは論壇誌には、
これは恐らく「戦争責任」と訳されるはずで、
そうすると日本人は読み解けば
「戦争責任をきちっと教えなさい、と言ってるんだな、確かにうちらは責任はあったな」
みたいな議論になるのよ。
でも世界で通用してる語感は「日本は犯罪をした国家」なんだ、と。
つまり「戦争犯罪国家」なんだ、という。
この認識の上に全ては今のような話があるわけですよね。

居島氏:
視聴者の方から続々とお声をいただいております。
ツイッターでのお声で
「半島は、日本は悪い国、この思想ていうか、信仰ていうか、刷り込みていうか、
ここから動けないし、動かないから
日本と仲良くするとか、日本と共存するっていう選択肢が元々無い。
そこを分かって日本は動かなきゃいけないのに
和を以って尊しとなす、という中に、それらを入れるから無理が生じる。」
というような、お声ですとか。
「日本人は北を誤解しているのかもしれない。
ただの貧しい国家等ではなく、今小川さんがおっしゃった通り、
高度な戦略を持った軍事国家なんだ、そこを見誤ってはならないですね」
といったお声も届いております。

有本氏:
だから例えばね、日本の左翼の重信房子。
あの人なんかも実は北朝鮮に出入りしてた、
というふうに証言してる部下がいるんですよね。
重信自身はその事はあまり言ってないんだけれども。
彼女のいろんな書き残したものとか、言葉の中に、
やっぱり色濃く北朝鮮のチュチェ思想、主体思想ですね、
こういうようなものが非常に色濃く現れている、と解析してる人もいます。

ですからあの時代にそこまでの事件を起こした人たちに対して、
やっぱり今まだ、日本のメディアを中心にいるね。
知識人とか、メディア人と言われる人たち、特に大御所ですね、
我々よりも上の年代の人たちはシンパシー感じてるんでしょう。

居島氏:
ありますね~

有本氏:
ね、なんかあの人たちは不幸にして過激化しちゃったけど~みたいな。
いやいや、何言っちゃってるのですか?って話ですよね。

居島氏:
犯罪者ですからね~

有本氏:
そうなのよ。
で、彼らのやった事件やなんかも含めて、結構美化してる人っているよね。

居島氏:
いますね

有本氏:
あたしは絶っ対に受け入れられないんですよね、それが。
だからそういう、我々の世代、わたしの世代はギリギリ知ってるんです。
浅間山荘事件にしても、ロード空港の事件にしても。小学年校4年ぐらいでしたから。
ちょうど知ってはいるんですよ、わたし達の世代はテレビなんかで見てて。
テルアビブという普通あまり知らない地名を、
あの事件があったおかげで覚えてるという状況、それぐらいの大事件だったけど。
その時も我々の親たちは戦前生まれだから、こんなとんでもない事やって、と。
またあの連中が、という感じで言ってるの聞いてるから、
わたし達の世代はああ、こんなバカな事やってんだなって思うわけ。

だけどその間にいる世代ですよ。団塊の世代前後。
この人たちっていうのは一緒になってやってたから。
田舎でも学生運動もどきみたいなずい分起きていたわけですね。
みんな気持ちの上ではその人たちに同化しちゃってた。
という、恐ろしい状況なので、彼らは全面否定できないの、あの時代を


小川氏:
あとね、その現在今おっしゃってるような面はそのままなんだけれど、
当時は、共産主義とアジア主義と、左と右と、それと
戦前の大東亜共栄圏の夢を追った人と、元軍人、日本の陸海空軍の情報将校たち。
これが非常に錯綜としていて入り乱れて、
要するにアメリカの属国になるのか、
それともアジアで共産圏と手を組んでも独立するのか、
みたいなのが、単純に今の時代と違う。
ちょっと「え?この人右なんだけど、極左と組んでる」とか、
その逆みたいな事が、アジア圏全体で起こってた気はしますね。

有本氏:
そこで出てきたのが田中角栄であり、青嵐会(せいらんかい)であり、
そこで行われた事というのが日中国交正常化というような、
こういう構図なんですよね。

小川氏:
そうですね。

有本氏:
で、やっぱり共産主義に対する非常に強い警戒というのはありながら、
今小川さんがおっしゃったように
あの当時の日本の永田町にいた人たちの悲願というのは、
日本は独立しなきゃいけない、ていう思いはあったはずなんですよ。
右でも左でもね。
そのために、どういうふうに大陸と、或いは半島とも向き合うか、
という事があったはずなんですね。

小川氏:
そのあたりを、一つそういうものを解きほぐしてく、
というのが、これからの歴史になる印象というのも、
ただ、同時に表層的な意味ではね、
赤に対するシンパシーみたいなね、
要するに何となくそういうものっていうのが、
今でも、ある世代というか、

有本氏:
革命だー、みたいなね

小川氏:
そうそう、で、実際には絶対に卑怯で、そんなものには手を染めないんだけれども、
どちらかというと、もう
反政府で、反保守で、反日本で、がおしゃれだよ、みたいな感じの人たちね。

有本氏:
ファッションね。

小川氏:
そう、ファッションとしての左翼。
ファッションとしての革命的伝説みたいなものがね、
これは今でも東大出の朝日系知識人に色濃く残ってるんだよねー。

有本氏:
だからそれが要するに今単純に誤解されてるんだけど
あの人たちは半島の人なんじゃないか、とかいうんだけど、そうじゃない。
全くの日本人なんですよ。

日本人のあの世代というのは、そういう思想を、
今小川さんが言ったような
ファッションとしての左翼、ファッションとしての革命、
ファッションとしての反日本ですね。
親父に逆らう息子みたいな~感覚の反日
というものが、うまく利用されたんですよ。
つまりその、もう日本の権化みたいな、
戦前生まれのお父さんおじいちゃんたち、
これに逆らう息子としての反日、
みたいなのがあって、
その、へにゃっとしたもんなんだけど、
それがうまーくやっぱ取り込まれた、
という所はあると思う。政治的に。

居島氏:
非常に分かりやすいですね。

有本氏:
その残滓(ざんし)というのが、今こういう形で残っていたりするという所で、
これを打ち切って、止めさす、というのが、
まさしく安倍総理がね、昔言った戦後レジームからの脱却、
そういう意味合いだと思う。

小川氏:
だから、その一つ一つ反論を積み重ねて
今回政府は相当反論したり、安倍総理が直接国連の事務総長に確認をしたり。
で、
これで国際社会において、日本政府の立場を一歩一歩強化するというのが、
今、安倍総理はかなりハイレベルな戦いをしてると思います。
でもこれから、民間もこれから英語圏での流通ていうのが、
逆にグーグルなんかの翻訳機能が上がってくるとかなり出来るようになるでしょ、
そしたら非常に重要になるのはさっき言った「クライム」の問題でね、
「アグレッション」の問題。
これを、今までは学術的な論文で全部向こうが、
日本が侵略をした戦争犯罪国家だというのが世界で公認の歴史でしょ。
でも、これを国際情勢の中で、確かに善悪が入り乱れた様々な問題はあるけれど、
これは一方的な犯罪国家じゃない!という歴史観を英語圏に広めないと
政治だけではとても無理、無理です、これは。

有本氏:
で、今小川さんが言った「アグレッション」という言葉ね。
これ、だから80年代の教科書問題の時にも出てきてる言葉ですよ。
まさにあの時「侵略」ていう言葉を「進出」と書き換えたという「嘘」を
飛ばしてね、全くの嘘なんだけど、そんなのは。そんな事実ないんだけれども。
そういうふうに書き換えた、として、大騒ぎになっちゃった、という事なんですよ。
だからこの「アグレッション」という言葉、確かに一つのキーワードですね。

小川氏:
だから日本で例えば侵略と侵攻がどう違うの?と。
全く語感上違いがないわけだけれども、英語圏においては全く意味が違う
国際法上は、特に「犯罪性」があるかないかという、決定的な違いなので。

そういう所に対して外務省もどんどん敏感になって欲しいし、
また日本の保守の側も、
日本語とか保守論壇の中でどうだ、じゃなく、
英語圏に対して我々がどういうふうに妥当な議論、
つまり、トンデモと思われるような、「南京で何もなかった」から始まって、
従軍慰安婦に関しても、要するに極論みたいなことを言い募るとね、
これは大虐殺はない、とか、
或いはホロコースト水準の事は全く無かったという話と、
「幻だった」と言い切っちゃうとね、
実際には様々な南京に入った時に日本も向こうも、
両方すごい殺りくをし合ったんですよね。
この辺りでトンデモじゃない、国際社会で通用する議論を作っていかないといけない

で、実証研究ははあるんです。
保守って少数だけどやはり日本て優秀だから、もの凄く実証研究はあるんです。
ただ、例えば日本で、保守派で本を売ろうとすると、どうする?
やっぱりバランスの取れた表題じゃあ売れないというのあるんです。
そうするとね、「南京事件はなかった」となるでしょ。
そうすると、そういう事だと表題だけで真に受けた人たちが
とんでもない言説をしていくと、
これは国際社会からみて、
文字通り悪い意味での歴史修正主義者達と、とられてしまうんですね。

だから史実をきちっと世界に発信していく、という事を
少し保守派全体で考えた方がいい
かな、と思ってます。

居島氏:
そんな形で結局ナチスと一緒くたにされちゃったら
最終的に国益の毀損以外の何物でもない。

有本氏:
そうなの

小川氏:
ネオナチみたいな感じで、
日本の戦争犯罪をすべて否定する人たちが出現してるみたいに言われちゃうわけ。
そのトップは、民間では日本会議であり、そして安倍総理である、
なんてやられちゃうと、またね~(そういう事実はありませんから!)

居島氏:
そういう悪夢が見えてきちゃいますね。

≪文字起こしここまで≫


日本毀損してる人って、無自覚な場合が多かったりすると思うんです。
小川さんの言うように、正確な史実を英語圏に客観的に発信する事が
とても大事だとは分かりました。
うう、
日本語ですら理論武装できない自分がもどかしい・・・




5月15日の『虎ノ門ニュース』の『トラ撮り!』のコーナーで
「外交青書」という、外務省の公式文書が
青山さんの意見を取り入れて一部修正された、という
画期的な話題に触れています。
すごいですね。クラッカー

また
この放送日5月15日の前日、5月14日に北朝鮮は弾道ミサイルを発射し、
1週間後の5月21日にもまた発射しました。

今回の文字起こしは5月21日の弾道ミサイル発射の件は
当然ながら触れてません。
そのつもりで読み進めてください。


例によって発言通りの書き起こしではありません。
わたしなりに文章を入れ替えたり、繰り返しは省いてます。
箇条書き、「です、ます」体混在です。
気になった部分を太字色字に、(かっこ)内はわたしの捕捉、ツッコミです。


2017年5月15日『真相深入り!虎ノ門ニュース』
出演:青山繁晴氏  司会:居島一平氏
ここから↓


トラ撮り!より

1枚目の写真は省略します。

2枚目の写真、自民党部会

20170515 『虎ノ門ニュース』 自民党部会 01

画像に写らない右側にお役人4、5人。左手前2人は議員ではない。
国会議員は左奥の左側4人だけ。
左から4番目から、山田宏さん、(青山さん)、山田賢司さん、同期の松川るいさん。
よくぞ来られると思うんです。
マイクを握ってるのが原田義昭さん。右は阿達雅志さん、外交部会長です。
原田さんの左の方が山岡鉄秀さん。
20170515 『虎ノ門ニュース』 自民党部会 02
(すみません、元画像もボケてたので分かりにくいです)

こちらは僕の講演会にもよく来て下さる、僕の読者でもある山岡鉄秀さん。
この方はオーストラリアで韓国系のいわゆるニセの慰安婦像が建つ事を阻止する為に
ずっとボランティアで闘ってる方。
この方を首脳陣がゲストで呼んで下さって、
またカナダにニセの慰安婦像を増やそうとしてるとか、
そういう事をどうしますか、という会合。

これにちなんで見ていただきたいのが、外交青書2016年版。確定版です。
1年間の外交について政府の公式見解が全部出てる、実はとても重大な文書。

20170515 『虎ノ門ニュース』 自民党部会 03 外交青書

2017年版が完全に出来上がった状態で自民党の外交部会に出てる。
自民党が了解したら、初めてこれを実際に印刷して一般国民に売り、
世界にも英訳版も出していく、とういう事になる。

議員になってよくわかったのが
ビックリしたのが、戦い方によっては、
取り組みによっては中身を変えることが出来るんですよ。
記者時代そんな事が可能だと知らなかった。

20170515 『虎ノ門ニュース』 自民党部会 04 外交青書

部会に出てきた時はもうこういう状態(製本)なんですよ。これ外務省が変える?
お役人さんが変えるとは思えないじゃないですか。
でも部会で発言したら、部会でどんどん発言して、朝早く国会行ってると
それが全体の立場、意見の発信力が強まり、この外務省に至るまで意見を聞いてくれ、
しかもその中身が、どんな中身を言うか全く自由で、この部会も所属はないんですよ。
出るも出ないも勝手なんですよ。だからこうやってガラガラにもなっちゃう。
でも出てると画像に写ってないけど右側に今回も外務省がいたわけです。
外務省が、実は意見を聞くようになるんですよ。

その具体的な証拠をお見せしますと
「慰安婦問題の取組」とういう大事なページで
20170515 『虎ノ門ニュース』 自民党部会 05 外交青書
(すみません、動画を静止しても写りよい所でキャプチャできず)

「取組を続けていく。」だけで終わってるわけですよ。
20170515 『虎ノ門ニュース』 自民党部会 06 外交青書

僕がまず最初に意見を言ったのは
「韓国の主張が違う」という事を政府が言わなきゃ話にならないでしょう、と。
事実が確定したから出していいと思います。伏せていいとか指定はされてません。

外務省側がこういう事を付け加えます、と言ってきたんですよ。
赤ペンは僕の字でないと分かりますよね。
20170515 『虎ノ門ニュース』 自民党部会 07 外交青書
(画像を右クリックして画像のみ表示にすると、かなり拡大します)

読みますと「例えば『軍や官憲による強制連行』、『数十万人の慰安婦』、
『性奴隷』といった主張については、史実の裏付けがあるとは認識していないこと」
つまり日本の立場というのはそうですよ、と説明を入れます、と。
これで納得して下さい、と来られたんですよ。

僕は、まず外交青書を1年生議員によって変えようとするというのはすごいですね、
と。それは評価します。
但し、韓国民の為にも韓国が将来にわたって嘘をつかなくても済むようにする為にも、
これは誤解を与える、と。
一番大事なのは「裏付けがあるとは認識していない」と。
要するに強制連行の証拠がないというヤツです。
外務官僚は優秀な方々ですが、
例えば僕が人殺ししたんじゃないか、と言われた時に、
僕はずっとその証拠がない、と言ってて、じゃあ僕が無実だと思う人はいますか?
わたしは人を殺したという証拠がない、と言ってるだけだと、
本当は殺してるけれども、うまくやったから証拠がない、と言ってるんだと。
そう考える方がまともでしょ、と。

外交の世界でも一般の生活でも全部同じで、
実際僕はあなたの後輩たちの東大生にも、或いは近畿大学の学生にも、
TVラジオを通じても、講演会でもそれを言ってるんですよ。違いますか?と。
「その通りです」と。
僕が言ったのは、これは「裏付けがあるとは認識していない」ではなく、
「史実じゃない」と。
嘘つきとは書いちゃいけないですよ。これ日本政府の公式の文書ですから。
わざわざ喧嘩売るというのは愚かな行為ですから。
「史実の裏付けがあるとは思ってない」「証拠があるとは思ってない」でなく
「史実じゃない」という事を書かなきゃいけない、と言って。
心の中の9割9分は、そんなの通るわけがないと。
一旦(官僚が青山さんの)言う事を聞いただけでもすごいんで。
変わるわけがないと思ったら、
外務省に持ち帰って協議が行われて確定版なんです。
どうなったかと言うと、22ページ。
20170515 『虎ノ門ニュース』 自民党部会 08 外交青書

史実とは認識していないことについて説明する取組を続けていく

僕ごときの話をしてるんじゃなく、
国会議員が相手官僚を上回る経験、現場体験、そして恐縮ながら専門知識、
語学力、哲学、見識、何よりも志(こころざし)。
選挙民に受けようと思ってやってるんじゃない。
票、政治献金を増やそうとしてやってるんじゃない、という事が
相手は人間だから、あの百戦錬磨のしたたかな外務官僚に伝わって
これ、トップまで了承しないと直るわけないんですよ。

これは僕は、国会議員はいつも言ってる通り異業種から出て、
ご自分の専門の所、エネルギーであったりITだろうが何だろうが
人の生き方だろうが教育だろうが
霞が関で扱ってないものはないんです。
その分野で自分の専門性を高めて次の総選挙や参院選挙で討って出て
国会議員になったならば、命いりませんという姿勢で本気で取り組むと、
こういうもの(外交青書)まで変わるんですよ。
それを本当に深く理解していただきたいんです。

実はそれだけでなくもう1か所、
いつも「ニセの少女像と言うべきです。」と言ってきましたよね。
「虚偽の」とか、そういう主旨をこの中にも書くべきだ、と言ったら。
外務省と内閣がすり合わせをした結果、
「これでなんとか受け入れてもらえませんか」と言ってきたのが、
この脚注に付けるやり方なんです。脚注12

20170515 『虎ノ門ニュース』 自民党部会 11 外交青書

20170515 『虎ノ門ニュース』 自民党部会 10 外交青書
(画像を右クリックして画像のみ表示にすると、拡大します)

「在韓国日本国大使館前や在釜山総領事館前にある像について、
分かりやすさの観点から、便宜上、『慰安婦像』との呼称を用いるが、
この呼称はこれらの像に係る元慰安婦についての描写が
正しいとの認識を示すものでは決してない

と。
まわりくどいけど、ひと言でいうと、「ニセの」と言ってるわけです。
外交文書がいきなり「ニセの」と書くのは子どもの喧嘩じゃないんだから
僕はすべきでないと思う。
特に最後の「決してない」と。これ初めて見た。こういう外交の公式文書で。
これ確定版なんですよ。
だから仕事って何でも命がけでやると誰でもどなたでも、真面目に命懸けると
やっぱ変わるべきものは変わるんだな、と。
こんなの小さな一件に過ぎないけど、これは本当は大きい。


トラ撮り!のコーナーここまで
ここからニュース後半戦

強く糾弾と韓国大統領 対話は北朝鮮の変化後


ニュース記事の一番最後に
南北の対話は北朝鮮が態度を変えないとできない
と言ってるわけですよね。
これ選挙中に言ってた人が、昨日(5月14日)ミサイル撃つまでの話と
全然違うじゃないですか。
前は「北の態度を変えさせる為には」対話しなきゃいけない、と言っていた。
今は、「態度を変えてからでないと」対話できないと言っている。
180度違うわけですよね。
このニュースが意味する事は、文在寅大統領がどうのこうのという話は
もうはっきり言って申し訳ないけど大した事でなく、
韓国の事を北が当事国として見てないという事です。
韓国も有力な当事者で発言権があると、したたかな北朝鮮が考えてるんだったら、
せっかく自分たちに極めて近い、普段から付き合いもある文在寅大統領を
困らせたりしないですよ。
だからこれは、実は北が相手にしてるのは韓国でもないし、中国でもなくて、
どこかと言うと、次のニュースなんです。


韓国の対話路線にくぎ刺す トランプ大統領


これあれ?と思いません?
これ、トランプさん文在寅大統領にクレーム付けてるけど、
自分の言ってた事じゃないですか。
トランプ大統領も適切な条件が整えば、
つまり核放棄を約束するなら、直接会ってもいいと

居島氏:
しかも金正恩氏をアメリカに招待する、とまで

青山氏:
そうです。
だから文在寅大統領がどうのこうのというよりは、
トランプさんは「韓国は口出すな」という意味ですよ。
だからこれが実はノルウェーだけじゃなく、
米朝で直接秘密交渉してることと繋がってて、これは極めて遺憾な事なんですよ。
だから日韓米包囲網で北朝鮮と言ってるけど、
韓国は朴槿恵大統領の騒ぎの頃から、本当はそれよりちょっと前位の頃から、
もう当事者の中に入ってないんですよ。
中国に付いたりアメリカに付いたり、
いつまでもニセの慰安婦像でどうのこうのとずっとやってて、
みんなにとって困りものだけで、
北朝鮮はそうやって工作活動の成果として、
挺対協という慰安婦問題をやってきたのは、
挺対協とは韓国挺身隊問題対策協議会。
挺身隊というのは全然違う、工場労働者の話なのに、
これは北朝鮮の強い影響下にあると公然たる事実なわけですよ。
そうやってやってきた工作活動の結果、韓国はこうなって、
既に韓国の発言権を奪ってしまってて、
どうしてかというと、そこが北朝鮮の本当にずる賢いしたたかな強い所であって、
これは要するにアメリカと直接話さないと、結局身の安全は計れない、と、
韓国、ましてや中国通してじゃダメだ、と。

たかが2千万前後の国が、世界最強の、人口も3億あるアメリカと、
直接対話する機会を作るためにずっと核もミサイルもやってきたわけです。
だから韓国はこれで力失った。
それはそれでいいんで、要はもう関係ない存在になってるという事で、
だからメディアは文在寅大統領が登場して日韓米の包囲網が崩れた、と、
評論家もコメンテーターもまた判で押したように。
そりゃそうだ、同じ台本読んでるからみな同じ事なんですけど。
違うんです。
日韓米の包囲網じゃない。
ただし、例えばこの間アメリカ太平洋軍に行った時に痛感したのは、
大統領とか指導部はそうでも、
実際の韓国軍の動きは、米軍や自衛隊と連携してもらわなきゃ困るから、
「ミスター青山、あなたもその事を、韓国の軍部の中にあなたの友達がいる事を
我々は知ってるから、よろしく頼むよ」
と何度も何度も言われるので、
僕は逆にアメリカ軍も本気で北朝鮮への攻撃を準備してるな
その時は韓国軍が特に足引っ張ると困るから、それから
「反日感情に流されて、例えば自衛隊の活動を、韓国に近づくな、とか
朝鮮半島に近づくな、とか妙な事を言わないように、
あなたのルートも活用して下さい」という、その本気度、真剣度。
それで僕は余計戦争のリアルな危機を、
これやっぱりアメリカ、少なくとも軍部は本気でしてる、と。
最後はトランプ大統領が決断なさる事だが、それを感じたんです。
だから文在寅問題というのはそういう事であって、
あまり大きく見ることもないし、それから視点が間違ってるから。
今日の一連の話にこれも関連してます。


自民党が安保法制と整合図る 首相改憲提案

(先にニュース記事を貼ります)
自民党、安保法制との整合図る 首相改憲提案
ニュースここから↓====================
2017/5/14 12:13
 自民党の下村博文幹事長代行は14日のNHK番組で、憲法9条1、2項を維持したまま自衛隊を位置付けるとした安倍晋三首相の改憲案に関し、安全保障法制で集団的自衛権の行使を容認した際の憲法解釈との整合性を図りつつ、党内議論を進める考えを示した。

 下村氏は「9条1、2項と矛盾がない表現を書き込むことで、安保法制との整合性を取るのは当然必要だ」と述べた。

 公明党の斉藤鉄夫幹事長代行は、首相が2020年までの改憲施行を提起したことについて「期限を区切らないで合意を図っていくことが、『急がば回れ』で結局は早道になるのではないか」との見解を示した。
ニュースここまで↑====================

青山氏:
ここに出てきたポイントが2つ
1つは内容、2つは時期
自民党の下村さんがおっしゃったのが中身。
公明党の斉藤さんがおっしゃったのが時期の問題。

下村さんのおっしゃった事、この原稿だと分かりにくいですけど、
要は安保法制も解釈改憲、解釈変更で乗り切ったんだから、
安倍さんが次にやろうとしてる事もその範囲内でやらねばならないから
例えば第3項に「自衛隊は存在します」と明記したとして、
その書きぶりが第2項の
「陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない」とか
「国の交戦権はこれを認めない」を死文化するような事になっては困る
というニュアンスがあるわけです。
それも含めて、それだとなおさらその内容に僕は賛成できません。
反対です。

20170508 虎ノ門ニュース 憲法9条

それはさっき(省略したトラ撮りの1枚目で)
制服の自衛官に話を聞くべきだと言ったのは
相手が国だったら交戦権もない、陸海空軍じゃない、というのは
それは自衛隊という呼び方するのは、どうぞご自由に、だけど、
その他の戦力でもない、というのはいったいなんの事ですか?
それじゃ自衛隊は一体何なんですか?という事になりかねない。

だからのこ内容は、当然自民党ですから、中で当然話をしていく。
それは安倍総理も国会答弁で「読売新聞を読んで下さい」という、
絶対してはいけない答弁を思わずしてしまって、これは僕はよくないと思う。
それは庇うことはできません。
でも同時に自民党の中でこれから議論していくんだ、と。
国会の答弁はあくまで総理大臣としてるから、
詳しい中身をここでいうのはおかしい、それは正しいんですよ。

その上でですね、公明党の斉藤幹事長代行がおっしゃった時期の問題について、
何で今なんだ?」というのも、70年出来なかった事を今やろうとしても、
「何で今なんだ?」という話に必ずなるんです。
日本のメディアと日本の国会議員と日本の評論家と
日本のお笑いタレントの方々含むコメンテーターは、
「何で今なんだ?」て話が本当に好きで、
という事はいつまでもいつまでもやるべきをやらない、と。
下着が汚れても何で今洗うんだ?と。

それでまた他の番組の話をもう1個だけ言うと、
『よるバズ』でみのもんたさんが僕に色々お聞きになって、
生で事前に会話もしませんから。
この番組と同じだからいいと思うんです、さすがネットテレビですよね。
でも、「何で今なんですか?」とみのさんもお聞きになったから、
僕は「もう間に合わないと総理は思ったんだと思いますよ」と言ったら
「え?何に?」と、みのさんも言うし、
森ゆう子さんという、元々拉致被害者の為に戦ってきた人なのに、
小沢さんと手を組まなきゃならない色々なご事情があるんだと思いますけど、
今憲法を変えるな、というお立場になってらっしゃるわけですよ。
この森さんがもうここぞとばかりに
「何に間に合わないの?」というニュアンスでおっしゃって。
僕と森さんの間に渡辺周さんていう民進党の有名な保守系の人が
「結局森友事件をかわす為にやっているんだ」という、
正直、立場の違いを乗り越えて申し訳ないけど
それはちょっと違うんじゃないか、と。
いくらなんでも森友事件と憲法を一緒にするという事はないでしょう。
と、思いつつ、僕が言ったのは
これは拉致被害者の救出に間に合わないという意味です」
と言ったんです。
これはその通りで実際には今から改憲やっても間に合わないんですよ。
間に合わないかもしれないけど、一番早くやるとしてまず、
国会から発議しないといけない。
それから国民投票をかける。
国民投票は最短でも発議から2か月、60日です。
国民投票法だと60~180日と書いてあるから。
という事は、一番急がなくてはいけないといっても、
今国会は無理じゃないですか。
今国会で憲法改正の発議出来るんだったら苦労しないですよね。
だからどんなに早くても来年の通常国会でしょ。
だからもし来年の通常国会で発議できたら、
来年の秋に衆議院解散総選挙あるとしたら、
そこで一緒にやれるじゃないですか


バラバラにやるという手ももちろんありますけど、
やっぱり国政選挙で一緒にやった方が国民の考える機会、それから費用の節約、
何よりも同時に衆議院選挙の争点になるじゃないですか、当然。
今まで憲法改正が争点になった事なんか1回もないじゃないですか。
自民党の責任ですよ、自分で言わないから。
でも一緒にやったら、当然選挙の争点になるから、
それが一番早いから、今言うしかないじゃないですか、だから。

僕は中身は反対ですよ。
でも時期は断固正しいです。もうこれしかない。
ひょっとしたら今年中に、半年内にあるかもしれないけど、
でもできるだけ早くやらなきゃならないという事に
ようやく目が覚めていくという事だから、
実は今日ずっと申した半島情勢に関わるニュースなんですよ。
憲法改正の事だけど、
まず拉致被害者の救出を考えてるという事は証左ではあるんです。


(このあとのニュース解説は省略します)

『虎ノ門ニュース』ここまで


最後に、この放送の後、5月21日に安倍総理が改憲案を年内に示したい、
というニュースが入ってきたので、関連ニュースとして下に貼っておきます。


安倍晋三首相「自民党で年内にまとめ、案を示したい」「民進党は提案を。国会議員としての責任」
ニュースここから↓====================
2017.5.21 22:14
 安倍晋三首相(自民党総裁)は21日のニッポン放送の番組収録で、自身が意欲を示した憲法9条改正に関し「自民党内でしっかり議論し、年内に案をまとめ、国民に示せればと思う」と述べ、党内の議論加速に期待感を示した。首相が党改憲案をまとめる時期に言及したのは初めて。

 また、9条の1、2項を維持した上で自衛隊の存在を明記した条文を追加する考えを示したことについて「合憲か違憲かの議論の余地を一切なくすためだ。国民に判断してほしい」と訴えた。同時に「違憲かどうかの議論に終止符を打つのは、私たちの世代の責任ではないか」と強調した。

 憲法記念日の3日の改憲派集会に寄せたビデオメッセージで、9条への自衛隊明記や2020(平成32)年の改正憲法施行を提案した。首相は21日の番組収録で「(党総裁としての)私の発言は国会における議論の活性化、国民的な議論の深まりを期待したものだ」と説明した。

 そして「議論を収斂させていくためにも責任を持って各党が案を出していくべきだ。民進党も批判するだけでなく提案をする。国会議員としての責任だろう」と述べ、民進党などにも改憲案を示すよう求めた。

 一方、中谷元・前防衛相は21日のフジテレビ系「新報道2001」で9条改正について「賛成だ。自衛官が活動する際、憲法上の規定があれば自衛官は誇りと自信を持って活動できる」と賛同する考えを示した。
ニュースここまで↑==================


今後メディアで憲法改正の話がどんどん活発になるといいなと思います。
メディアが取り上げてくれないと、
だってテレビでやってないじゃん、なんて、
いつまでも問題意識を持たない国民が多すぎますから。


5月15日『虎ノ門ニュース』その1 




また1週いえ、2週近く遅れになってしまいました。
この放送日5月15日の前日、5月14日に北朝鮮は弾道ミサイルを発射し、
1週間後の5月21日にもまた発射しました。

今回の文字起こしは5月21日の弾道ミサイル発射の件は
当然ながら触れてません。
そのつもりで読み進めてください。


例によって発言通りの書き起こしではありません。
わたしなりに文章を入れ替えたり、繰り返しは省いてます。
箇条書き、「です、ます」体混在です。
気になった部分を太字色字に、(かっこ)内はわたしの捕捉、ツッコミです。


2017年5月15日『真相深入り!虎ノ門ニュース』
出演:青山繁晴氏  司会:居島一平氏
ここから↓

5/14の北の弾道ミサイル 射程4千キロ超の新型か 防衛省分析急ぐ


2017年の昨日5月14日、日曜日は後から振り返れば運命の分かれ道だった
という事になるんじゃないか、と思ってます。
20170515 『虎ノ門ニュース』 北のミサイル 06

稲田防衛大臣が記者会見をして、ミサイルは新型だった可能性があると言ってるが、
いやしくも日本の防衛大臣がわざわざ記者を集めて言うんですから
可能性がある、というのは念の為にそう言ってるんであって
事実上断定なんです。

これ非常に重大な事で、「また撃ったか」に見えるが、事態は違うという事を
政府も、特に稲田防衛大臣が直接言ってるわけです。

だからこのニュースの冒頭というのは、
「稲田防衛大臣が北朝鮮の撃ったミサイルを新型と事実上断定しました。」
というようにまず出さなきゃいけない。

その上で、この記事の中の
「通常より高い高度」とはどういう意味なのか。

普通に横に撃つと、巡航ミサイル。
これはトラックにミサイルを立てて積んで移動できるようになってる。
弾道ミサイルというのは宇宙空間に上げて打つと、
宇宙空間から落ちる時にものすごいスピードになって音速の10倍になる。
「通常より高い高度」は「ロフテッド軌道」といいまして
ほぼ垂直に撃つ。垂直にもの凄く高く撃って落とすという事を言っている。
20170515 『虎ノ門ニュース』 北のミサイル 02

何の為にやるかというと、今まで違う点がいくつもあって
通常トラックで運ぶ時はミサイルを横にし、立ててから撃つ、垂直に見える位。
今北朝鮮は進歩して、立ててから大体1時間弱位で撃つことができる。
1時間弱で準備が終わる。1つは燃料が固形になったという事もあるが、
今回はなんと、撃ったのが昨日14日の朝5時半前でしたけど
その前日から立っていたんですよ。
おかしいでしょ。
普通だったらこの能力を見せる為に立ててすぐ撃つ、と。

アメリカは軍事衛星で、実は日本も衛星数ははるかに少ないけれど、日本も見てる。
能力の高さを見せつける為だったら、立ててすぐ撃つはずが、
ほぼ1日放ったらかしにしてた。

という事はですね、これ腰が引けてるわけです。
腰が引けてるというのは、すぐ戦争に使うとか、そういう意味ではないんです、と。

すぐ撃つんでなく、1日置いといたでしょ~、
これテストとか~、模擬訓練とか~そういうものでございますから~みたいな。

そういうメッセージが間違いなく入ってるわけです。
それはいわば、緊張緩和じゃないけれど、
北もやっぱりさすがのアメリカの、今にも戦争するぞ、という圧力に怯えて
腰が引けたという事は言えます。

これをNHK始め、日本のメディアは中国の圧力が効いたと言ってるけれど
違います。
これは見解の相違です。

しかし僕はもちろん普段と同じように現場の情報、インテリジェンス・
日本語で言うと機密情報も含めて、中国の圧力は効いてません
それからやっぱり裏で事実上の支援も行われています。
念の為に公平に申しておきますが、中国は努力してる姿勢を取ってて、
トランプ・アメリカ大統領も評価すると言ってるんですけど
(中国との)関係が断たれたわけでは全然ないです。

それから前も申した通り、実は北朝鮮は非常にしたたかなんで、
中国1カ国頼みだと危ないという事は先刻ご承知なんで、
たくさんの所に分散して北朝鮮の労働者を(派遣)
手先が器用で生活ぶりが質素で真面目、で、もの凄く安いわけです。
中国の労働力ははるか高くなってしまってるから。
で、この世界にばらまいた北朝鮮の労働者から上前を撥ねる、ピンハネするわけです。
これチリツモみたいな話で莫大な量になってるんですね。
だから中国1カ国が仮に見せかけだけでなく、本当に努力したとしても、
それで北朝鮮が滅びる、という話ではないんです。

だから腰が引けたというのは、中国に気を使って腰を引いたのでなく、
特に水面下の世界でアメリカの軍事的な準備がどれほど進んでいるか、
という事なんです。

早い話が
1、腰が引けてるという特徴がある。
2、アメリカに関していうと、日本海が問題。

今年に入って7発目とか、またか、の話になっちゃうんですが
普段から海上自衛隊のイージス艦も展開してるわけでから、
我が国にとって死活的な海ですから。

でも、今までと違う所に撃ち込みましたよね、かつて無かった所。
アメリカの原子力空母、カール・ビンソンがそのままいる、
4月30日に米韓合同演習終わってなおカール・ビンソン空母打撃軍、
たくさんの艦載機、イージス艦もいますけど、
海の中にはミシガンという原子力潜水艦だけでないが、多くいる。
通常では考えられない体制を取っている。
そこに撃ち込んだんですよ。

いわばこれ(カール・ビンソン)に向けて撃ったようなものです、実質的には。
それ(だと)全然事態が違うじゃないですか。

だから
1、腰が引けていながら
2、カール・ビンソンに向かって撃つ
という、一見矛盾した事。
つまり、これ僕は、北のメッセージをかなり強く感じるのは、

1、米国の圧力はちゃんとわかってますよ、
2、でも(米は)まだ準備できてない上に、実は日本や韓国への、
我が(北朝鮮の)反撃を恐れてるよね。

という、複雑なメッセージを全部入れてるわけです。
これ、ひと言でいうと
非常に実践的ですよね。

だからカール・ビンソンがいるから怖くて撃てないんじゃなく、
そこに敢えて撃ち込む
しかしすぐ戦争をやるわけじゃないという姿勢も示しておく

で、問題はですね、と言いながらすみません、中身言えないんですけど
カール・ビンソンはどうしたかというと、わかりますよね。
つまり、反撃したのかどうか。
これ全部は、海上自衛隊を始め日本の自衛隊の動きも含めて
全部は言えないんですけど
基本的には、弾頭が偽物なんですよね。カッコよく言えば模擬弾頭。
だから、ナンチャッテミサイルなんですよね。
ただし、それが軍事衛星とか、或いはスパイ情報で完全に、
例えば昨日の発射の時に分かっていたかというと
分かってないんですよ。
分かっていません。

(ここから、言葉を選びながらかなり慎重に)
従って、こういう事態になると、すでにアメリカ軍は、
基本的に体制としては迎撃する構えです。
で、軌道を見てですね、数十秒とか、かかっても1分以内の判断ですよ。
要は
軌道がカール・ビンソン空母打撃軍に直撃するようなものなのか
どうか判断し、今回は、少なくとも断定的には言いませんけど、
迎撃しなかった可能性もある。と言っておきます。

皆さん僕の今の話で分かっていただけるかと思うのは、
連休挟んでカール・ビンソンを忘れたみたいになってますが、
それが日本のメディアの一番困った所で
カール・ビンソンが帰らないというのは、
北朝鮮にとっても日本にとっても世界にとっても
非常に深刻な、重大な事態
であって、
その中で、横須賀で定期修理してた原子力空母、ロナルド・レーガン、
横須賀が母港の米の第7艦隊の中にいるんですけど
このロナルド・レーガンはカール・ビンソンよりも大きくて最強、最新なんですよ。
それが定期修理を予定よりちょっと早めて、もう出港しました。
どこにいるかは言えません、言えませんが、事実上朝鮮半島を挟む形で
2つの空母打撃軍がすでに展開してるんです。
そこに撃ち込んだんで。
菅官房長官は日本の排他的水域に届いてないから、直接日本に脅威にならない、
と言ったし、
アメリカ太平洋軍も、アメリカに向けて撃ったものではない、
と言ったけど
これは、菅官房長官の会見も含めて、言える範囲で言いますけど
敢えてうわべの話をしたんで。

現実にはあの狭い日本海を含めて、アメリカの異常な展開がある所に
初めて撃ち込んだわけです。

だから、
1(腰が引けてる)とも言えるんです。
だから、この状態で、
TEL、テルというんですけど、移動式でやってきて(「輸送起立発射機」)
すぐ撃ったら、これあの、自分が北朝鮮になったら分かりますよね、
それやったら、
1基でも、アメリカ軍が北朝鮮は先制攻撃した、と判断する可能性があって、
僕の話が全部繋がってるのがお分かりいただけますよね?
その弾頭がカラなのか、詰まってるのか、最悪の場合核弾頭なのか、というのは
正確には分からないから
取りあえず軍事は当然、普段は違ってなるべく軍事力使わないで引いてみますけど、
事ここに至ると、先制攻撃があると米軍は100%やりますから。
100%。
北朝鮮が先制攻撃しない中でも、アメリカは年内にやるかもしれない、
という状況なんですよ。僕の訪米の感触からしてもね。

従って、(発射まで)24時間置いたというのは
日本の評論家の方々とか、安全保障に関心の強い国会議員でも、
やっぱり文在寅大統領が出てきて緊張がむしろ緩んでるんでないか
と言ってる人がいるんですが、
違います。
そうでなく、本物の、日本海が、
日本海と言いながら米国艦隊の海みたいになりつつある、ではなく既になってるから、
これ、(1を指して)腰引いとかないと
北朝鮮が今朝になったら無くなってました、と(なりかねない)。
笑い事でなく。
どう笑い事でないかというと、
その状態で拉致被害者を救出できるのか、という事が一番として(挙げられる)。

だから、こういう事(1と2)は全部繋がってる話なんです。
その上で更に、昨日は歴史的な日と申したのは
3、
3つ目として、ミサイルが横に飛ばせるものを上に高く飛ばすから、
飛距離が短く見えるわけですよね、昨日は800キロなわけですよね。
それでも800キロ飛んでるわけです。
今まで高度が最大で1千メートルか1400メートル位だったのが
遥かに高く飛ばした。
ここまで行くと、これもちょっと和らげた言い方しますけど、
日本もアメリカも含めて、
イージス艦に積んでるスタンダードミサイルという迎撃ミサイルが届くか、
というと、なかなかこれは大変です。
少なくとも、弾道ミサイルを迎撃しようと思ったら、
落下してる時はものすごいスピードなので難しいですよね、
上がってから頂点の方向転換する時が一番遅いじゃないですか。
上がっている時よりも下りていく時よりも。

20170515 『虎ノ門ニュース』 北のミサイル 02
(画像は「よるバズ」からお借りしました。)

だからこの一番高い所に撃ち込むのが本来は、イージス艦ミサイルの基本なんです。
2千メートルまでいくと、正確に届いて百発百中であるのは難しいです。
そうすると、脅威の度合いは1千メートルレベルの時に比べると
倍でなく、二乗、乗数。実際100倍位の脅威になったと思うべきなんです。
それが3つ目。撃ち落としにくい。

4つ目が距離です。
普通に撃ったとしたらどれ位飛ぶかというと、
防衛省は一応4千キロ超えてるんじゃないかと。
これもポイントがあって、このニュース原稿にも「4千キロを超える可能性」と
書いてますけど、「超える」という所に意味があって、
僕なりのルートで米側に聞いたら、米側はもっと長いとみてるんですよ。
4千キロというと、北朝鮮からグアムまでが大体3500キロ位です。
だからグアムまでは確実に届くわけです。
しかも移動式(輸送起立発射機)から撃って、わざわざ24時間置いてみせたけど、
実際は移動式のヤツが動いてると分かっても1時間弱で撃ってしまうと、
それも1発だけ撃つ事は実際にあり得なくて、
これを場合によっては何10発、ヘタすると100発前後同時に撃って、
それがグアムの、アメリカの支配する島に降り注ぐという事態に、
昨日からなったわけです。

そうすると、今までと話が違うわけです。

1、腰が引けていながら
2、カール・ビンソンに向かって撃つ
3、撃ち落としにくい
4、距離が長い

そもそもこの4つも全部繋がってて、今までみたいにアメリカ軍が展開してない時に、
つまりアメリカがファイティングポーズ取る前にボンボン撃つ事は、
アメリカを振り向かせることになって、
じゃあ振り向いたアメリカがいきなり、いくら戦争国家でも、
頭叩く(攻撃する)というのはないじゃないですか。

ところがそれを繰り返してるうちに、アメリカが間近に寄ってきて、
本当は今にもつかみかかりそうな状態です。
その状態で、しかも今まで見た事がない高性能で撃ち込んできて、しかも成功し、
そして今朝、北朝鮮がわざわざ朝の6時半に(国営テレビで)
公式に「新型」と言ってるわけです。
稲田防衛大臣が言った事を、北が今朝認めたわけです。
しかもあの発表の中に「金正恩委員長立会いの下」と言ってるわけです。

そうするとこれ事態が全く変わって、
例えば僕はハリス太平洋司令官とお会いしたばかりですけど、
そして実は間もなくこちらにやって来られるんです。
総理や稲田防衛大臣にも、自衛隊、海自出身の河野統合幕僚長、
ハリスさんとも親しいです、ハリスさんも海軍ですから。
それと膝を接して(会談する)。
北はそれも知ってます。
ハリス司令官の値打ちも知ってるわけです。
第7艦隊も、アメリカ海兵隊全体の主力も日本の岩国と沖縄にいて、
そしてアメリカ空軍もアジア最強の戦力として
三沢、司令部が横田、そして沖縄の嘉手納にいるわけです。
それも全部、言わばハリス司令官の指揮下にあって、
在韓米軍も全部ハリスさんの司令下ですよね。
で担当エリアの中に中国もがっつり入ってるわけですよね。

居島氏:
その中国が(ハリスさんを)更迭要求という・・・

青山氏:
そう、ハリスさんは半分日本人だからクビにしろ、と言ってるわけですけど。
それが日本にお見えになるというから、
北から、或いは中国から見たら、乗りこんで来るわけです。この時期に。
(5月16日、表敬訪問)

そして表敬訪問の形を取るかもしれないけど
明らかに具体的に安全保障に詳しい安倍総理、担当の稲田防衛大臣、
そして現場指揮官の河野統合幕僚長。
その訪問の前日か前々日にこれ(北のミサイル発射)やるわけですよね。
だからある意味、結果的に最後どうなるかというのは僕も全部言えませんけど
昨日5月14日が、運命の分かれ道だったというふうになるんじゃないかな
と思ってて、

更に5つ目
連休は4月29日からだが、多くの人はこの日から(外遊、海外出張に)行けなかった。
なぜか?
4月29日、弾道ミサイルを発射下が失敗。

居島氏:
アメリカがサイバー攻撃をしたんじゃないかと言われた時ですよね。

青山氏:
そうです。僕も言ったと思います。
米軍がサイバーアタックをかけてるのは事実です。
それから成功したことがあるのも事実です。
アメリカ軍も、これは自らのサイバー攻撃で成功したのか、
それとも北が単に失敗したのか、
わざと失敗したのか、なかなか判断がつかないんですよ。

で、この4月29日はあまりにも無残な失敗ではあったんです。
飛ぶ距離が異常に短い。
従って、サイバー攻撃が成功したかな、という話は、
現に米軍の現場の中でも聞こえたわけです。

20170515 『虎ノ門ニュース』 北のミサイル 03

ところがこの5月14日、昨日の発射でやっと謎が解けた。
なぜわざわざ内陸から撃ったのか。

北朝鮮は失敗の可能性も考えるんで。
隣の中国は人口が公表した数字だけで13億。実際は15億に迫っていると
リタイアされた国連の担当者も言っていた位です。
文化大革命で何人死んだかわからない。3千万人説もあれば、少なくみても2千万。
はっきり言って命の重みが軽いわけです。
だから天安門事件の時にあの現実的な政治家の鄧小平さんが、
少々死んだって変わらない、みたいな事言ったわけです。

ところが北朝鮮は元々北朝鮮が公表した人口でも最大2千300万人しかいない。
飢え死にで少なくとも200万人前後、300万人説もありますけど、
ファンジャンヨプ(黄長燁)さんていう有力な脱北者は200万と言ってました。

居島氏:
チュチェ思想の指導者だった人ですね。

青山氏:
その通りです。暗殺は何とか逃れて命を全うされたわけですけれども。
という事は、飢え死に者200万位としても、人口はもう2千万人位に落ちてて、
平均寿命も少なくとも40代まで落ちてるんじゃないかと。
日本が80歳を超える時代に。半分位しか生きられなくて。
て事は、意外に人口の重みというのはあって、
北朝鮮の商売というのは核とミサイル以外は安い労働力しかないんです。
その労働力というのは、必ず若い労働力。しかも、実は女子中心なんです。
従って、住民に被害が出てもいい、というわけではないんです。
敢えて長く話しましたけど、そうやって考えていったら、
評論家の話は聞かなくとも、自分でどんどん考えられますよね。

ニュースにはしっぽがあると僕は言ってるんですが、
内陸で撃って失敗するという事は、破片がものすごく大きなものですから、
簡単に言うと、違うけれどもイメージとしては昔のジャンボジェット、
あれが空中でバラバラになって落ちて来たら下はどんな事になるか、と。
それから有害な燃料も短時間で落ちる。
まき散らされて、燃料だけでも多分死人が出ます。
で、全然わかりません、これは。
実は衛星である程度、特にアメリカは掴んでるけれけど、
とにかく犠牲が出た事はどうも間違いがない。

で、なんでわざわざそれ(4月29日の発射)をやったのか、と。
5月14日でその狙いがはっきりしたんです。これはショッキングなんです。
なぜわざわざ内陸側から撃ったと思いますか?
ここにちゃんと内陸部に落下と書いてあります。
20170515 『虎ノ門ニュース』 北のミサイル 03

沿岸部から撃ったら絶対海に落下するから一切回収できないですよね。
実際は北朝鮮の海軍力なんて全然弱いから、
北朝鮮は海外出て行って自分の回収したり出来ませんよね。
むしろ本当は米軍が発表しないだけで回収したり、自衛隊も本当は回収してます。
という事は、内陸に持ってくるという事は、破片を回収する為です。

つまり、失敗ではなく意図的に途中で爆発をさせて、
バラバラになった破片も全て回収して、
それ(破片)をもとにして、さっき言いましたロフテッド軌道で、
軌道の長いやつを撃つ為の準備をした。

4月29日からわずか2週間でその分析、修正もして見事、
見事と言わざるを得ない位、完璧な形で昨日14日は撃って成功してる
わけです。

これは非常に深刻な話であって、つまり、
北の技術というのは、意図的にわざと失敗させて破片を回収して、
そこから得たノウハウを短期間で組み込んで、
素材の改良までは今更できませんけど、そこはもう自信を持ってる。
恐らくロフテッドで撃った時に(軌道が)どういうふうになるか、
弾道を修正する為にやった、と思われますけど。

そうすると現実にサンフランシスコ、ロス、
もっと遠いワシントン、ニューヨークまではまだ脅威といえないけど、
グアムだけじゃなくハワイ。
これはえらい事で、
ハワイの場合はアメリカ軍の中枢の中枢の太平洋司令部、
そこに撃ち込む弾道ミサイルを初めて、全く初めて昨日成功させて
今日、金正恩委員長の立会いの下、という発表は、
事実上金正恩委員長からのメッセージとして
「我々はハワイを攻撃、破壊できる」と宣言したのと同じで、
単なる言葉の遊びでなく、
4月29日の発射は「やっぱりそうだったのか」と、
米軍自身に分析させることも含めて、
これで一連のアメリカにとって大事な第50番目のハワイ州を、
しかも観光客が多く、同時に司令部もあり、
真珠湾攻撃以来、アメリカの一つの象徴にもなってる所に撃ち込める
という事を言ったんですから、
これアメリカはね、判断早まる可能性があると思います。
北はもうこのままにしておけない、という判断。

で、実際はノルウェーで秘密交渉、秘密といいながら、中身は秘密だけど、
アメリカと北朝鮮が接触したという事はもう表に出ましたよね。
この間自民党の中のある良心的な議員さんから、率直に
「米朝の秘密交渉というのはノルウェーだけか、他にあるのか」と聞かれまして
僕は
「いや、他でやってます」と。
「むしろ他の動きをカムフラージュするためにノルウェーでやってます」と。
「そうするとメディアも各国の情報機関もそこに動くので、他でやってます」
と申しあげて。
つまり、北の目算は恐らくアメリカはやっぱり攻撃できないだろう、と。
しかも中国を使ってどうたらと言いながら、それはポーズであって、
本当は米朝の直接交渉をやろうとしている、と。

文在寅韓国新大統領が北に行くぞと言ってるから、
アメリカはむしろそれを機先を制して、
トランプ大統領とは言わずとも大統領の特使が北に入るか、
或いは非常に重い立場の人が秘密交渉に応じるか。
で、交渉ベースに入った、と北は読んだ。
だから力を見せつけたんです。
北朝鮮も実際アメリカと直接闘って勝てるとは思ってないです。
これは僕敢えて断言します。

イラク戦争を思い出していただくと、
イラク共和国軍という、正規軍にはあっという間に勝ったわけですね。
でもそのあとテロリストには全然勝てなくてアメリカは苦しみぬいた。
相手が正規軍だったら、核だろうが弾道ミサイルだろうが潜水艦だろうが何だろうが、
アメリカが本性むき出しにすると、もう爆発的な力なわけです。
地球を破壊できるくらいになっちゃうわけですね。
相手が僕らの間に紛れ込んでるテロリストだったら、
どれがテロリストか分からないので苦しみ抜いたわけですけど。
今度はいよいよアメリカ軍お待ちかね、アメリカ経済お待ちかねの
正面型の戦争なんです。
その時の力というのは、相手が正規軍だったら
本当にそれこそ人が変わったみたいな、あまりにも圧倒的な力で、
昔から言うオーバーキル、殺し過ぎというアメリカの核兵器、
アメリカだけでないけど、人類を何十回と殺せるみたいな、ね。
その力をむき出しにした時に
北朝鮮がもつわけない、と北は分かってるわけですよ。

だから本当は常に北朝鮮は交渉を求めていて
だから中国が何言っても撥ねつけてきたわけですよ。
なぜかというと、中国を間に挟んだら、中国とアメリカの交渉になってしまって、
自分当事者なのに一歩引かなきゃいけないから。
だからずっと中国を避けていたら、
アメリカは当然北朝鮮と直接やろうとするようになる、と。
それが北の狙いですからね。

だから、そこに(その段階に)いってると思って
4月29日と5月14日のワンセットをやったわけです。
これ、(北朝鮮の)読み違いだと思う
これでアメリカが戦争に年内に踏み切る可能性は、何歩も前に進みました
まだ決まってませんよ。
誤解しないで下さいね。話を面白くしようと言ってるんでないので。
アメリカの決断はまだ出来てないし、準備もまだ出来てません。
基本的には、空母打撃軍も本当は2つより3つが基本ですから。
いや2つでやるかもしれないけど。

20170520 よるバズ 北の新型ミサイル 02
(画像は「よるバズ」からお借りしました。)

ただ、トランプさんが今内政でFBI長官を解任した事も含めて苦しみぬいてるので、
トランプ大統領のお尻を、戦争に向かって押した事は間違いないです。

だから、ひょっとしたら、あとから考えれば、昨日が運命の分かれ道、
北の読み誤り、あのしたたかな北が、はっきり言うと謙虚さ、
元々謙虚さはないけどあまりにも傲慢になって読み間違えた、と。

歴史上、当事者の読み間違えというのは、ほとんど戦争を誘発してるんです。
当事者間がみんな読み間違えなくそれぞれの立場で冷静に判断してると、
簡単に、特に近現代は戦争にならないんですよ。
昔だったらすぐに戦争ですよ、弓矢ですから。
でも今は国が無くなっちゃうから。
だから簡単に戦争にならないんだけれども、
逆に言うと読み間違えがギリギリの場面で起きると、
回復になる場合があるんですよ。
一つのニュースが、これだけ中身があるという事を理解していただきたい。

次のニュースも関連なんですよね。


米が北朝鮮制裁呼び掛け「ロシア領土近くに落下」


これ笑っちゃいませんか?
いやしくもホワイトハウスが公式声明で「ロシアが喜んでるとは思えない」
なんだこれ?
ただしこれは意図があって、要するにロシアを巻き込むという事だけど、
巻き込み方がまさか共同軍事作戦をやって下さいという話ではないんです。
何なのか、というと、次のニュース


対北朝鮮で政治解決へ 中露首脳が米を牽制


中国の「一帯一路」構想でプーチンさんを招いたんですけど、
北朝鮮の話もしました、という事を中国が公式的に認めた、明らかにしてる。
どういう意味かというと
世界の深い大きな流れはどちらかというと、ポスト金、金一族
つまり金一族を排除してしまった後の北朝鮮をどうするのか、というせめぎ合いが、
もちろんまだ戦争になるとは決まってなく、
中国やロシアが、
アメリカが必ず北朝鮮を攻撃すると思ってるわけでは実際はないです。

まだアメリカは選択肢をいくつも見てると思ってるけど、
当然先へ先へと、残念ながら日本は少なくとも安倍政権出てくるまでは
それが全然できなかったけど、常に先へ先へ、
特に今のようにインターネットを中心にコミュニケーションが発達して
あっという間に伝わる、それから物の動き、人の動きもすごい早い世の中になると、
先へ行かないと、実際先へ先へ行ってても遅れる位なんです。

だから中国ロシアは既に金一族が排除された後に
アメリカの力をできるだけ排除した国際管理にしたい、と。
その時に中国だけだと戦えない、と。
戦いというのは戦争でなく外交的、政治的に。
なぜか。
アメリカは必ず日本と一体ですよ。
それから韓国は弱いから韓国は置いといて、
場合によってはドルより強い円を持ってる日本と、
つまり、北朝鮮の体制どうするか、というより
まず為替どうするかを、国際社会にとってそれが大きな問題になる
ので、
その時にドル、円の強力な体制に対抗するには、
中国は、せめてロシアを入れておくしかない。

それからロシアにとってはこれ首突っ込む、なんて良い機会か。
かつて金日成国家主席は本当はソ連が連れてきたのにやがて中国に乗っ取られた、
というのがロシアの感覚だから、こんなチャンスだから
習近平さんは「一帯一路、、一帯一路~、ロシア来てください」と言うんだから、
プーチン大統領は恩を売りながら、
同時に北朝鮮の懐にプチーんさんの頭を突っ込もうとしてる
というのがこのニュースなんですよ。

だから次のニュースも出てくる


CIAが対北朝鮮で新組織 情報収集・分析強化へ


CIAは中で色々な担当部局を作ったり廃止したり機動的にやってるので、
こんなのよくあるんです、本当は。
このニュースの意味は、作った事が意味あるのでなく、
発表した、CIAがわざわざ公表した事に意味がある
従って北朝鮮の核ミサイルに特化した情報を作るというのは
もちろん戦争準備ですよ。
CIAは情報機関だから戦争と違うと思う人いるかもしれないけど
元々は戦争から生まれてる情報組織網、
第2次世界大戦の中から生まれた側面もあるので、現在の体制が。
従って戦争準備であるんですけど、本当は一番は、さっき言った戦後です。
金一族を仮に倒した後、どうするのか、という、
国際管理の中でアメリカは中露の力をなるべく外に押し出したい。
でも完全に中国を断ち切ってしまうと中国は別な行動に出る恐れがあるから、
ロシアを撥ねながら中国をうまく入れてアメリカ製品も買うように貿易の話も含め、
その時に当然必要なのは軍事力でなく情報力になるからCIAはその準備を始めたと。
これメッセージなんです。
アメリカは絶対国際管理で中露の勝手な動きを許さない、と。
情報戦が始まってるという意味なんです。そういうニュースです。



その1 ここまで
その2 へ続く