BS『にっぽん縦断こころ旅』で新潟県胎内市のすごい山道みたいな所を、火野正平さんたち自転車の皆さんが通ってたけど、秋田だったらクマクマが出ちゃうかも~。県内の割と市街地でもクマクマの目撃証言、死亡事故発生。ちょっとした脇道も怖くて行けないiモード
6/16 19:20

さて、続きです。
無事大学生になった息子。あ、今回は「無事」という言葉を多用してるなあ

大学からの無償の奨学金があれば
日本学生機構の奨学金も、こんなに要らない、と、勝手に判断して
自分から2年で止めちゃいました。
いやいや、もし大学の奨学金が、3年から不合格になるかもしれないんだぞ、
という親の心配もよそにとっとと手続きしてしまいました。


そんなこんなで時は過ぎ、
去年、大学4年生ともなると、最大の心配事。
後は就活ですよね。

言葉がうまく出せないのは相変わらずだったけど、
親には特に相談もせず黙々とあちこち面接を受けて
時代もよかったのかもしれないけど、無事に就職口も見つかりました。


そして今年の春です。
卒業です。引っ越しです。就職です。



それもすべて一人でやってのけました。

当たり前のことかもしれないけど、
わたしの職場で、
同じくこの春大学卒業して就職するお子さんを持つ方とも
雑談程度をしたりもしたんですが、
卒業式やら、就職先近くのアパート探しやら、引っ越しやら、
どこかに親御さんの手が入ってて、大変だ~なんていうぼやきを
聞いていたから
なんにも連絡よこさない息子がかえって心配になったほどです。


そして、一段落した5月の連休に、息子は帰省しました。

新しい生活は慣れたか、聞こうと思ってたら
息子の方から切り出して、いろいろ布バッグも取り出して言うには、

卒業旅行に行ってきたから、そのおみやげだ、と、
布バッグの中身を色々出してきました。

絵葉書とか、小さな飾り物とか、大きなものは入ってないんだけど、
どこに行ってきたかに
またまた驚かされました。



これも今だから無事でよかった、と言えるけど


海外へ、





イギリスへ、


主にロンドン

しかも、
たった一人で
ツアーにも参加せず
もちろん旅行業者を通してだけど、
チケットとホテルを自分で決めて
行ってきたそうです。




ええ~~~~??

イギリス土産 02
画像は布バッグと、ハリー・ポッターの羽ペンと、ガイドマップです。

えと、パスポートは確かに持ってるんです。
高校の時、修学旅行は韓国だったから。
でも期間は5年間だから切れてて、
そういえば去年、無事就職が決まったすぐ後位に
きちんとパスポートを更新しておきたい、と息子から言っていたのは確か。
ただし、我が家の本籍は旦那の実家の青森だから、
期限の切れた更新手続きは青森にしなきゃいけないし、
郵送申請するにしても、いろいろと書類を揃えて面倒なのに、
いつの間にかきちんと手続きを済ませたらしいんです。

そして、
今年2月の末に
これも自分で買った一眼レフカメラをぶら下げて約1週間。
イギリスの旅を満喫したそうです。


そこで撮ったたくさんの写真データを見せてもらいました。
画像はSDカードとか記録媒体にコピーしてなく、
息子のパソコンにカメラをつないで見せてもらったので、
今その画像データはないんですが、とてもきれいによく撮れてました。

イギリス土産 01
画像右下は、地下鉄(チューブ)のいわゆるSuicaみたいなカードだそうで。

ビッグ・ベンやタワーブリッジの夜景のなんと美しいこと。

地下鉄に(当然)一人で乗って、電車も乗って、
ケンブリッジにも行ってケンブリッジ大学も見てきたとか。

イギリス土産 03
画像上がロンドンバスのミニカー。絵葉書色々。息子の撮った夜景の方がきれいだった。

ついこの間テロ事件があったロンドン橋も、
大英博物館も。

で、息子はそういったメインの観光地以外にも行きたい場所があったらしく
大学で学んだ哲学者や物理学者、経済学者、例えば自由論のミルとか、
の生家や、ゆかりのある場所めぐりもしてきたようで。

主な目的はそっちみたいで、何人かの有名な学者の生地だとか
民家や墓地らしいところの写真を見せられたけど
わたしにはごめん、まだまだわからなかった。

我が息子はそんな勉強をしたのか~


ロンドンのみやげ話も驚きいっぱいだったけど、

頼むからどこでもいいから今度行く時は
親にひと言言ってくれ~

もし、
テロなんかに巻き込まれて、
身元不明の東洋人がいる、なんて言われても
あたしゃ力強く「うちの息子じゃありません」
と言いそうだから~






最後に、
今回さらに成長を感じたことを。


息子の方からこんな本を読んだ、と見せられたのがこれ
天才と発達障害 映像思考のガウディと相貌失認のルイス・キャロル (こころライブラリー) [ 岡南 ]
¥1,944
楽天
◎「天才と発達障害」 岡南著

発達障害に関する本なんだよね。

息子はこれを読んで、
昔、国語が全くできなかったのはこれだったんだ、と

自分を知ることが出来たって見せてくれた。
他にも、いろいろ見せてくれたけれど
専門的すぎてちょっと難しかった。あせる


だからわたしも、
実は・・・・・
と、
息子に
同じことを思ってたんだと、言うことが出来ました。

そして、それを、
息子自身が、あなたが自分から
大切な学生時代にそれを、
己を発見することが出来て
とっても嬉しいよ、

学生時代にしかできないかもしれない
学生時代だからこその感性でつかめる
とても大事なことを発見したね。

わたしもわたし自身を、学生時代に見つけることができたから
同じ経験を、あなたも得ることが出来たんだね。

と話しました。


なあんだ、
こんな難しそうな本も読めるんじゃん

そういえばあんた、資本論も勉強してたっけね、
ちゃんとついていけてたんだ
すごいじゃん。

読解力ないなんて
真に読解力無かったらこんな本読めないじゃん、
理解できないじゃん


もう十分一人でやっていけるじゃん



息子は一人で今日もちゃんと会社行ったかな?



ああでも
昔、気づいた段階で医者に診てもらってたら
また違っただろうか。
それをズバッと診断してくれる医者が
この近辺にあっただろうか。

そんなことも思ったんだけど
これから様々な困難は待ち受けてるだろうけど
失敗もたくさんあるだろうけど
恐らくそれも一人で乗り越えられるくらい
何とか、息子は
普通の社会人として
やっていけるほど
成長したようです。



と、

最後は目が潤んで
文字打ちがままならない
親バカrunanでした。





関連過去記事:
今だから言える息子のこと その1

人生の節目

卒業作品

三者面談




遅ればせながら、この春(もう梅雨時)ようやく下の子、
息子が大学を卒業し、無事社会人になりました。

やっぱ親バカと言われるだろうけど
心配事が多かった息子だけにとりあえずホッとしてます。

この連休に息子が教えてくれた突拍子もない行動に驚いたり
また
一筋縄ではいかなかった成長を
ここで長々と振り返りたいと思います。


●吃音症と言葉が出ない

わたしも子どもの頃、いわゆる「どもり」だったから
人のことは言えない。
でも
ただ聞いただけなのに、自分からなかなか返事が出来ない。
ここは問い詰めてはいけない、
こちらから先回りして答えを出さないよう、
辛抱強く自分から話してくれるのを待つんだけど
なかなかしゃべりだしてくれない。
話し始めても、小声で聞き取りにくいから聞き返すと
それだけでまた貝のように話せなくなる。

小さい時、一人で遊んでる時、
何かをブツブツしゃべってる。
何しゃべってるのかよくよく聞いてみると、
絵本をそのまままるごとしゃべりながら遊んでた。
大好きな「きかんしゃトーマス」のイギリスの原本を
そのまま日本語訳にしたもののシリーズを
毎晩のように同じ話を読んで聞かせてたら
それをそのまま、文字も読めないのに、絵本も見ずに
しゃべりながら遊んでるんだよね。

他に、大好きなポケモンも、始めは151種だっけ、
それにデジモンだって、進化形にあわせて順番に
すらすら、絵を見てこれはヒトカゲ、ピカチュウとか
みんなすらすら言えるのに。

進路のことを聞く時も、これには苦労した。
意見を聞きたいだけなのに、面と向かうと緊張するみたい。
問い詰められてると思うのか、
なかなか話してくれませんでした。

親としても、じっくりと向き合うのがなかなかしんどかったです。


●学習障害?

これも病院に行って診断がついたわけでないので断定できないけど
勉強のうち、ある項目だけがどうしてもできませんでした。

◎文章の読解能力。

苦手な人は多いと思いますが、息子は国語も英文も
とにかく文章を読み解いて答えを出すことがまるで出来ませんでした。
国語は文章問題があればいつも赤点。
息子に聞くと何が書いてあるか、文字は読める。
でも、中身がまるで分らないんだって。

実は学校で推薦してたから漢字検定も英語検定も受けてて、
どちらも二級合格してる。
漢字も英単語も何の問題もなく読めるし、書ける。

だけど、文章になると何が書いてあるのか分からないんだって。

他の教科はほとんど問題ない。
数学は計算なんか常識だろうって感じで
歴史は大好きだし、理科も、公民のような分野も興味があるらしく、
そこそこみんな好成績が取れる。

テレビでクイズ番組なんかやってるのを見ると
こんなものも芸能人は分からないなんて、とか、
答えを引っ張ってCMの後に放送するやり口も気に入らないらしく
わたしがクイズ番組で考えながら声を出して答えてると
バカにしたような眼を向ける。

だけど、文章が理解できない。
わたしが子どもの頃、夏休みの宿題は読書感想文が必須だったけど
息子の代になると任意提出で本当によかったと思うほどです。

そりゃ、人様の文章なんて、解釈の仕方は人それぞれだから
自分が思うように、どう読んだって構わないじゃないか。
と、そういえるのは社会人であって
受験生はそうはいかない。
文章を読み解くのだって難題なのに、さらに
模範解答に達する答えを導き出さなきゃいけない。

他は何ともないのにこの読解だけに難儀してしまうのは
あまりもおかしい、と思い
色々ネットで調べたら
そういう発達障害があるということにようやく行きつきました。

もしかしたら発達障害のうちの学習障害、さらに細かくいえば読解障害、
これかもしれない、と、行きついた時は
同じような子がたくさんいるんだ、と、医学的にも研究されてるんだ、と
親としてはちょっとだけ安堵したり。


それと加えて、先に書いた
友だちとのコミュニケーションも普通にしゃべれてるみたいなのに、
親、大人が聞くとしゃべれないこともある。


でも、
本人にはそんなこと言えず。
あなたには障害があるかもしれない、なんて。

あ、進学塾にはいきませんでした。
通信教育の教材を取り寄せてたんだけど
正直、ほとんどしてないのは分かってた。
でも、本当にまじめに勉強に取り組んでくれてたから
強くは言いませんでした。


で、ここで
致命傷なのは、マークシートを埋めてくれないこと。

模擬試験でもセンター試験見据えてるから
みんなマークシート方式なのに
分からないから、と、その部分はいつも未記入で出すんだって。

もう、分からなくてもいいからせめて、まぐれ当たり狙いで
どっかの数字は必ず埋めてくれ!
と心から祈ったけど
息子は正直者か、応用力がないのか、
それこそそういったことに気をまわすことすらできない
何らかの障害があったのか、
とにかくマークシートを埋めれないんだそうですよ。

こりゃ、正直
国公立大学進学は難しいだろうなと感じてましたよ。

センター試験は国語と英語は必須なのに、そこは極端に低いんだから。
いや、そこ以外もめちゃくちゃ高いわけではありませんが。


家計の金銭面からも国公立に行って欲しかったけど、
叶わず、他にも息子の意思で受験してた関東の私立大学へ無事入学しました。



でも、今だから言える
その選択も息子にとってはよかったようです。

学費の工面と、寮がないのでアパートでの一人暮らし。
さして地価も物価も高くなく、
こちら秋田から息子のいるアパートへ向かうのは不便でも、
大学にも駅にも近く、それなりに都心へ行くのもさほど不自由しなかったようで。

なにより、
大学から、息子が入学した年に新設された、奨学生制度への
申込の推薦が届いたときは驚きました。
大体1学年15人程度、1人年額60万円もの奨学金を支給する制度が出来たから、
我が息子はそれに応募するにふさわしい学業レベルだから推薦する、応募しなさい、
と、大学側から届いたんです。

嘘でしょ?

と、最初は疑いましたよ。

日本学生支援機構の、奨学金という名ばかりの学生ローンも
もちろん申し込んでたし、息子に支払われるよう手続きしてました。

それとはまったく別に、
大学独自に、しかも返済義務の全くない奨学生に、
息子を推薦?

目を疑ったけど、我が旦那と喜んで、早速応募させ、
無事息子は大学推薦の奨学生になれました。

これは本当に大きかった。仕送りの面で助かったなあ。

定期的にレポート提出とか、成績チェックは行われたけど、
4年間奨学生であり続けられたので
金銭面では大いに助けられました。


こんなこと言うとあれだけど、
もし、国公立の大学になんとか受かってて入学して、
息子のセンター試験の成績は、国語が無くても国公立ギリギリレベルだったから、
そこでも成績が正直落第ギリギリレベルで必死に食らいついているよりは
もしかして
返ってのびのびできてよかったんじゃね?

なんて。

それに、授業サボって遊びにバイトに明け暮れたりせず、
根が真面目なんできちんと勉強してたみたいだし。


その2へ続く


関連過去記事:

人生の節目

卒業作品

三者面談