このブログ記事のタイトルを

「帰省すれど~」にしようとしたのですが、

ふと「帰省」の意味を調べると、ふさわしくない

と思い直して

「帰郷」にしました。

 

コトバンクより、デジタル大辞泉の解説。

「帰省」とは、

郷里に帰ること。また、郷里に帰って父母を見舞うこと。帰郷。

 

「帰郷」とは、

故郷に帰ること。帰省(きせい)。 

 

同じじゃないか、と突っ込まれそうですが

いやいやこの場合違うんです。

旦那の生まれ故郷に帰る時は、「帰郷」を使うのが正しいと

今回調べて分かりました。

なぜなら、旦那の両親は他界したから。

 

んで、12月に旦那の母親の一周忌法要の為

青森に行くのですが、これからしばらくは

実家はあれど、実家に泊まれません。

 

実家には、今年の春まで

義母の看護の為に、旦那の弟が転勤までしてくれて

夫婦で住んでいました。

実家から、義母の入居していた施設へと足を運んで、

世話をしてくれてたのです。

去年12月16日に、突然容態が急変し、義母は他界しました。

 

葬儀をとり行い、相続手続きやら何やかや、バタバタし

季節も変わって

義弟夫婦はもう実家にとどまる理由はなくなり、

また職場に異動を申し出て

春から転勤が決まりました。

実家(土地)を相続したのは、長男である旦那ですし。

そして、空き家になりました。

旦那の仕事も、定年までまだだいぶ先ですから、

主なき家となってしまいました。

 

実家は、台所や風呂場、トイレをリフォームしたとはいえ、

旦那が小学生の頃から建ってるので相当古く、

冬の降雪時期には

除雪、屋根の雪下ろしをしなければならず、

空き家のまま何年もおいとく訳にはいかない状態でした。

 

痛みも激しく、管理も十分できないので、

いっそのこと解体しようか、と考えていた矢先のことです。

 

5月の連休後、旦那が一人で

実家の様子を見に行くと・ ・ ・

 

そこで偶然、実家を借りたい、という人が現れたのです。

 

ことの成り行きは省略しますが、

話は進んで

実家を貸すことに決まりました。

条件は他にも色々ありますが、

旦那が定年退職し、実家へ戻るまでの期間、

借用人さんご家族が住んでくれることになったのです。

 

夏の終わりには引越しをすまし、

もう住んでおられます。

あんなボロ家でも(わたしが住んでたわけではないですが)

需要があり、当面解体は免れました。

 

なので、

これからは

法事や墓参りで青森に行く時は

実家へは泊まれない。

ホテルに泊まることになります。
 
これまでは、実家に帰省してた時は
ドライブ好きなので、実家を拠点に
青森県内をあちこち旅して巡っていたのですが
もうそれも当分できそうにないかな。
いや、ホテルに泊まればいいんだけど
わざわざホテルに泊まってまで観光するほど
金銭的にも、時間にも余裕はないだろうなあ・・・

 

定年退職したら、

わたしも今の仕事を辞めて

実家を立て替えて

青森で永住予定です。