10月15日の昭和大学医学部の入試不正問題のニュースを

旦那とみてた時のことです。

まずはニュース概要から

昭和大、医学部入試で不正認める 現役や卒業生の子優先

引用ここから↓====================

 昭和大(東京都)は15日に会見し、医学部入試で現役と1浪の受験生に加点をする不正が行われていたことを明らかにした。また、一部の試験で合格者を決める際、同窓生の親族を優先させていたという。今後、第三者委員会を設置して調査するとともに、不利益を受けた受験生への対応を検討するという。

(中略)

 会見をした昭和大の小出良平学長と小川良雄医学部長によると、不正は一般入試のうち、面接と小論文、高校からの調査書で判断する2次試験(80点満点)で行われ、現役受験生に10点、1浪の受験生に5点を加えていた。2013年度入試から行っていたといい、小川氏は「現役の方が伸びる。不正だと思っていなかった」と釈明し、医師国家試験の合格率などを挙げた。

 また、一般入試のⅡ期試験(定員20人)で合格者を決める時には、同窓生の親族を優先させており、今年度入試では4人、過去6年間では計19人が、合格点に達していなかったのに合格したという。こうした加点や優先は、募集要項には記していなかった。

 文科省が9月に公表した調査結果によると、昭和大は過去6年間の平均で男子の合格率が女子の合格率の1・54倍で、81大学の中で2番目に高かった。小川氏によると、男女で扱いは変えておらず、「試験の結果」という。(山下知子)

引用ここまで↑====================

 

昭和大学は男女の扱いは変えてなかったそうですが、

現役と一浪、二浪で点数調整し

さらに同窓生の親族優先して合格させてたことが明るみになりました。

このニュースをテレビで見た旦那が言うには、

加点操作もありかな、と。

なぜ?と聞くと、

浪人生は現役よりもたくさん勉強してるから

勉強量で既に現役より有利になっている。

だから、公平にするために現役に加点していいじゃないか。

と言うのです。

はあ?

さらに突っ込んで聞くと、

浪人生は現役より1年ないし2年も多く受験勉強できるんだ。

しかも学校行事にも振り回されることなく集中して。

試験も経験してるから傾向と対策も心得てる。

だから有利なんだから、操作されてもやむなし。

という、わたしには考え及ばない独自論。

 

ここで旦那に突っ込んでみた。

でもね、

浪人生は現役の時失敗してるんだよ。

同じ勉強量で臨めたはずの現役時に合格できなかったんだよ。

同じ土台の時、かたや合格、かたや不合格なんだよ。

これは、浪人生には現役時代の勉強法に

問題があった可能性があるかもしれないじゃない。

現役よりいっぱい勉強しても、合格できなかった。

勉強できる機会が多くても、それでも二浪しちゃったら

逆に勉強法を考えなきゃいけないわけで。

それより

現役で合格した人の頑張りを認めるべきじゃないの。

もちろん最初から加点無しの正当な努力を。

と。

 

こんな庶民のくだらない茶話なんかどうでもいいんだった。

 

 

それよりも根本に立ち返って、この問題は、

最初は7月の文科省局長が息子の裏口入学と引き換えに、

東京医科大学へ補助金を交付した受託収賄の汚職事件に

端を発してるんですよね。

この時、一緒に逮捕された会社役員が、実は

野党議員の政策顧問をしていて、実際にはこの野党議員が関与

していたのではないか、という疑惑が上がってたのですが。

時の流れか、野党議員だからか、

この話はほとんどマスコミで取り上げられることはなく、

入試の不正の話ばかり、芋づる式に出てきちゃいました。

 

書いてるうちに話が飛んじゃいましたが、

わたし自身の覚書ということで、気になる記事のリンクを貼って終わりにします。

 

【有本香の以毒制毒】東京医大の裏口入学「黒幕」は野党議員2人か 「政治家の疑惑」大好きな左派メディアが無関心なワケ

 

文科省W汚職!野党2議員、悪徳コンサルと交際認める “霞が関ブローカー”暗躍 識者「解体的出直しが必要」