とうとう雪が本格的に積もりました。雪
寒いです。

さて、秋田の風物詩、ハタハタ水揚げの時季がやってまいりまして
今年も例年通り店頭に大量にハタハタが並んでます。

そこで今年も「ハタハタ寿し」を仕込みました。
去年の記事はこちら、↓
ハタハタ仕込みました3
これ、今日チェックしたら意外にも検索かけて下さる方が
何人かいらっしゃったので、今年は自己流ですが、
もう少し詳しいレシピを載せたいと思います。


魚 ハタハタ寿し(自己流)の作り方 魚

ちなみに、使った容器はこちらです。
気になる☆気になる☆-20091215  ハタハタ寿し 仕込み 漬物容器 012
22×13×13位の、冷蔵庫にすっぽり、簡易漬物器


1日目
ハタハタ 1kg を軽く洗って軽く拭き、たっぷりの塩に漬ける
今回は安いオスのみにしましたが、好みでオスメス込みでも○
15匹くらい入ってました。
気になる☆気になる☆-20091212  ハタハタ寿し 001

どんどん並べて、塩ふりすぎかな?
気になる☆気になる☆-20091212  ハタハタ寿し 002
重石をして一晩寝かせます。


2日目
身がひきしまってきましたよ。
ハタハタをよく洗って塩とヌメリを落とし(頭のトゲに気をつけて)、
頭と内臓、白子(残して焼いたりしてね)、尾を取って2つか3つに切る。
洗って水分をふき取り、今度はたっぷりの酢に漬ける

気になる☆気になる☆-20091213  ハタハタ寿し 酢漬け 003
また重石をして二晩寝かせます。二晩は寝かせた方がいいみたい


4日目 いよいよ本格的に仕込みます。

ハタハタの可食部分を量ったら500gくらいでした。

以下の材料を準備します。(分量は目安です)

・ ごはん茶碗2杯位 (お湯でおかゆ状にゆるくしておく)

・ こうじ200g (同量位のポットのお湯につけ、2時間くらい
保温しておく。この作業はなくてもいいかもしれませんが、
発酵させるとよりおいしくなるかな~と期待して)

・ 砂糖50gくらい (ざらめがいいらしい。ないのできび砂糖使用)

・ にんじん小1本 (5,6cm長さで薄く千切り)

・ きざみ昆布 (水で戻して食べやすい長さに切る)

・ ふのり (使用部分はあまり膨らんでないものがいいみたい)

・ ゆずの皮1個分 (千切りしておく)

・ 昆布 (水で戻して拭いておく。
本来はクマ笹の葉を使用するらしいですが手に入らないので代用)


 ハタハタを軽く洗って酢を落とし、拭いておく。

 ごはんとこうじと砂糖を混ぜる。

 容器に昆布を敷きその上に の水分を軽く取ってから
  敷きつめ、ハタハタを並べる

気になる☆気になる☆-20091215  ハタハタ寿し 仕込み 004

 また を重ね、にんじん、きざみ昆布、ふのり、ゆずを
  ちらす

気になる☆気になる☆-20091215  ハタハタ寿し 仕込み 004

 その上にまたハタハタを敷き、以下 をくり返す。
ハタハタ乗せて
気になる☆気になる☆-20091215  ハタハタ寿し 仕込み 006
材料乗せて
気になる☆気になる☆-20091215  ハタハタ寿し 仕込み 007
またハタハタ乗せて
気になる☆気になる☆-20091215  ハタハタ寿し 仕込み 008
材料乗せる
気になる☆気になる☆-20091215  ハタハタ寿し 仕込み 009
最後はあまった材料みな乗せちゃいました。

 必要ないかもしれませんがくっつくのがイヤなので
  昆布を乗せて、重石をして終わり

気になる☆気になる☆-20091215  ハタハタ寿し 仕込み 漬物容器 011


冷蔵庫で約3週間、じっくりと寝てもらいます。
水分が出たら取った方がいいみたい。

ところで、1日目と2日目の塩とお酢ですが、
軽く洗っただけでほとんど抜いてません。
その方が味が残るでしょ。
レシピによってはそれぞれ抜いてから、最後の仕込みに
もう1度塩と酢を加える方法もあるようですが
めんどいので(^ ^;


作り方は地方やそれぞれの家庭でみな違い、
わたしもいろんなサイトを参考にしてなので
もっとおいしい方法があるかもしれません。

家庭の味を見つけてくださいね。


去年もできてからは少しずついただき、
とてもおいしかったです。音譜

今回は去年より1週間くらい遅かったので
お正月に間に合わないかもしれないけど
出来上がりが楽しみです。ニコニコ