どうぶつのお医者さん@yamauchiです。
飼っているのが
の場合、いろいろな予防が必要とされますが、
その中のひとつとして、フィラリアの予防があります。
毎年、五月頃(地域によって違いますが)予防を開始するときには、
まず、採血してフィラリアに感染していないことを確認します。
その時、採血した血液を使って、
健康チェックの為に血液検査をしてみませんか?
とお話します。
さて、この時ですが、
「うちの
はまだ若いから、検査はいいわ」「うちの
は、若い頃はやっていなかったけど、もうシニアだから、検査をします」
こんな会話がよくあります。
検査をして、正常値に当てはまった、当てはまらなかった
などの結果が出てきます。
の場合の「正常値」というものは、長年の蓄積によってある程度解っています。
さて、これがうちの
に当てはまるのでしょうか?実は、個体ごとの基準値というものがあり、
(例えば、いつも血液が濃い目の数値の
とか)この、個体ごとの基準値は、
一頭が若い頃からの定期的な検査でデータが
集まる事で出来上がっていくものなのです。
つまり、
いつも血液濃い目の
が、調子が悪いと来院され、血液検査になったとします。
この時も濃い目の数字が出ました。
データの蓄積があれば、
この
は、いつも濃い目だから、それほどの異常ではないと解るところ、
初めての血液検査だと、一般の正常値と比べて、
この
は脱水を起しています。という解釈になったりします。
ですと、あまり採血の機会自体がありませんが、個体の正常値という観点からすると、同じです。
特に調子が悪くないのに、
検査に連れて行くのには抵抗があるかもしれませんが、
後々の事を考えると、
やってみても良いのではないかと思うのです。

