4月のヘスちゃんに続き、
お雛様のお内裏様を勤めてくれた太陽君です

笑顔が最高の太陽くん

マダムのお宅には
こんな形で、お内裏様を勤めた
ミニミニたー君と一緒にお届けましました。

ちなみに、この鯉「のぼり壁紙」の裏は、春~新緑バージョンでした。

食わず女房
むかしむかし、あるところに、とてもケチな男が住んでいて、いつもこう言っていました。
「ああ、仕事は良くするが、ごはんを食べない嫁さんが欲しいなあ」
そんな人がいるはずないのですが、ある時、一人の女が男の家を尋ねて来て、
「わたしはごはんを食べずに、仕事ばかりする女です。
「ああ、仕事は良くするが、ごはんを食べない嫁さんが欲しいなあ」
そんな人がいるはずないのですが、ある時、一人の女が男の家を尋ねて来て、
「わたしはごはんを食べずに、仕事ばかりする女です。
どうか、嫁にしてくださいな」
と、言うではありませんか。
それを聞いた男は大喜びで、女を嫁にしました。
と、言うではありませんか。
それを聞いた男は大喜びで、女を嫁にしました。
男の嫁になった女は、とても良く働きます。
そしてご飯を、まったく食べようとしません。
「ご飯は食べないし、良く仕事をするし、本当にいい嫁じゃ」
そしてご飯を、まったく食べようとしません。
「ご飯は食べないし、良く仕事をするし、本当にいい嫁じゃ」
ところがある日、男は家の米俵(こめだわら)が少なくなっているのに気がつきました。
「おや? おかしいな。嫁はご飯んを食べないはずだし」
とりあえず、男は嫁に聞いてみましたが、
「いいえ。わたしは知りませんよ」
と、言うのです。
あんまり変なので、次の朝、男は仕事に行くふりをして、家の天井に隠れて見張っていました。
すると嫁は倉(くら)から米を一俵かついで来て、
「おや? おかしいな。嫁はご飯んを食べないはずだし」
とりあえず、男は嫁に聞いてみましたが、
「いいえ。わたしは知りませんよ」
と、言うのです。
あんまり変なので、次の朝、男は仕事に行くふりをして、家の天井に隠れて見張っていました。
すると嫁は倉(くら)から米を一俵かついで来て、
どこからか持って来た大きなカマで一度にご飯を炊きあげました。
そして塩を一升(1.8リットル)用意すると、おにぎりを次々と作って山の様に積み上げたのです。
そして塩を一升(1.8リットル)用意すると、おにぎりを次々と作って山の様に積み上げたのです。
(何じゃ? お祭りじゃあるまいし、あんなにたくさんのおにぎりを作って、どうするつもりだ?)
男が不思議そうに見ていると、嫁は頭の髪の毛をほぐし始め、
頭のてっぺんの髪の毛をかきわけました。
すると頭のてっぺんがザックリと割れて、大きな口が開いたのです。
嫁はその口へ、おにぎりをポイポイ、ポイポイと投げ込んで、
すると頭のてっぺんがザックリと割れて、大きな口が開いたのです。
嫁はその口へ、おにぎりをポイポイ、ポイポイと投げ込んで、
米一俵分のおにぎりを全部食べてしまいました。
(あわわわわ。おらの嫁は、化物だ!)
怖くなった男はブルブルと震えましたが、
嫁に気づかれない様に天井から降りると、
仕事から帰った様な顔をして家の戸を叩きました。
「おい。今、帰ったぞ」
すると嫁は、急いで髪の毛をたばねて頭の口を隠すと、
「あら、おかえりなさい」
と、笑顔で男を出迎えました。
「・・・・・・」
男はしばらく無言でしたが、やがて決心して言いました。
「嫁よ、実は今日、山に行ったら山の神さまからお告げがあってな、
『お前の嫁はええ嫁だが、家に置いておくととんでもない事になる。はやく家から追い出せ!』
と、言うんじゃ。だからすまないけど、出て行ってくれんか?」
それを聞いた嫁は、あっさりと言いました。
「はい。出て行けと言うのなら、出て行きます。
「はい。出て行けと言うのなら、出て行きます。
でもおみやげに、風呂おけとなわをもらいたいのです」
「おお、そんな物でいいのなら、すぐに用意しよう」
男が言われた物を用意すると、嫁さんが言いました。
「すみませんが、この風呂おけの底に穴が開いていないか、見てもらえませんか?」
「よしよし、見てやろう」
男が風呂おけの中に入ると、嫁は風呂おけになわをかけて、男を入れたままかつぎ上げました。
ビックリした男が嫁の顔を見てみると、嫁は何と、鬼婆に変わっていたのです。
鬼婆は男を風呂おけごとかついだまま、ウマよりもはやくかけ出して山へと入って行きました。
(こ、このままじゃあ、殺される! じゃが、どうしたらいい?)
男はどうやって逃げようかと考えていると、鬼婆が木によりかかってひと休みしたのです。
(今じゃ!)
男はその木の枝につかまって、何とか逃げ出す事が出来ました。
さて、そうとは知らない鬼婆はまたすぐにかけ出して、鬼たちが住む村へ到着しました。
そして大きな声で、仲間を集めます。
そして大きな声で、仲間を集めます。
「みんな来ーい! うまそうな人間を持って来たぞー!」
仲間の鬼が大勢集まって来ましたが、風呂おけの中をのぞいて見ると中は空っぽです。
「さては、途中で逃げよったな!」
怒った鬼婆は山道を引き返し、すぐに男を見つけました。
怒った鬼婆は山道を引き返し、すぐに男を見つけました。
「こら待てー!」
「いやじゃ! 助けてくれー!」
鬼婆の手が男の首にかかる寸前、男は草むらへ飛び込みました。
すると鬼婆は男の飛び込んだ草むらが怖いらしくて、草むらの中に入ってこようとはしません。
男はブルブル震えながら、一生懸命に念仏をとなえます。
「いやじゃ! 助けてくれー!」
鬼婆の手が男の首にかかる寸前、男は草むらへ飛び込みました。
すると鬼婆は男の飛び込んだ草むらが怖いらしくて、草むらの中に入ってこようとはしません。
男はブルブル震えながら、一生懸命に念仏をとなえます。
「なまんだぶー、なまんだぶー」
鬼婆は草むらのまわりをウロウロしていましたが、やがてあきらめて帰って行きました。
鬼婆は草むらのまわりをウロウロしていましたが、やがてあきらめて帰って行きました。
「た、助かった。・・・しかし、何で助かったのじゃろう?」
実は男の飛び込んだ草むらには、菖蒲がいっぱい生えていたのです。
鬼婆は菖蒲の葉が刀に見えて、入ってこれなかったのです。
鬼婆は菖蒲の葉が刀に見えて、入ってこれなかったのです。
男は殺されずにすんだのです。
その日は旧暦の五月五日でした。
その後、男は心を入れかえ妻を迎えて幸せに暮らしたそうです。
その後五月五日には世の男性の健康と幸せを祈り
その後五月五日には世の男性の健康と幸せを祈り
ショウブ湯に入ったり家の隅々にフツ(よもぎ)を挿したりして
災いにあわないようするのだそうです。