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京都に行った際に、建仁寺を訪れました。
皆さんは、金澤翔子さんをご存知ですか?
彼女の書です。ダウン症の書道家さんです。
彼女について少しお話しします。
翔子さんが20歳の時、個展が開かれました。
予想をはるかに上回る数多くの人が見に来られました。
そして、彼女の書の前で涙を流す人が続出。
その前で泣くなんてことが普通あるでしょうか?
その書にそれだけの力があったのだと思うのです。
その個展を見に来ていたあるお寺の住職さんから、うちの寺で個展を開かないか、というお誘いを受けます。
それを機に方々のお寺から書の依頼が来るようになり、風神雷神図の書を書くことになったそうです。
屏風に書かれたそれは、まるで本当に俵屋宗達の筆による風神雷神図を見ているようでした。
だから建仁寺の方から是非にと頼まれて本物の風神雷神図の横に飾られたりしたのです。
圧巻とはまさにこのこと。
テレビで見たのですが
翔子さんは、この書を書く前に風神雷神図を
1度も観ていないそうです。
お母さん曰く
俵屋宗達が彼女に降りてきた。
彼女には、そんな力があるようです。
皆さんも是非機会があれば観て下さい!