2023年 1月号 かな課題

 

後拾遺集・雑 清少納言

「夜をこめて とりのそら音は はかるとも よに逢坂のせきはゆるさじ」

(夜をこ免て 東利の所ら年八 者可るとも  よ二阿ふさ可能せ支八ゆるさし)

 

今月のかなは「散らし書き」

 

本来、散らし書きは

その書式には 決まりが無く、

行頭行尾を揃えずに書かれたもの、

全てを散らし書きと解釈されています

 

でも、自由、適当に書いてよいかと言うと、

決してそうではなく そこに

「散らし書き特有の美しさ」が求められます

 

語群の作り方、集団の大きさ、粗密、墨量の変化・・

一つひとつが大切で 一つひとつが勉強です

 

今日、昨年から取りかかっている書道展作品の釈文が

正確にわかりました

 

現在、書道展へ出品するために書いている50文字の「詩」

 

WEBで探しても、全く見つからず

また、いろんな方に 尋ねてみましたが

解らない文字が数文字・・・

 

釈文に不安を抱えたまま

書道展に出品することが嫌だったので

今日 漸く スッキリチョキ