3つのピンチに襲われた日 | アラフィフ・バツイチ女の備忘録

アラフィフ・バツイチ女の備忘録

バツイチ・ソロ生活満喫中です
2022年は乳がん(stage1)になるなどハプニングもありましたが、
フリーダムな日常を今日もまったり生きてます

リスボン終日観光した翌日

4/30にピンチ3連続は起こった。

 

その日の旅程は

7:40リスボン発マラガ着の✈️

マラガ空港から西に40分電車🚃に乗ってフエンヒローラに行き、

そこでスーツケースを預けてUberでミハスプエブロまで行く。

 

ミハス観光後またUberでフエンヒローラまで行って

荷物をとって東方向の電車に乗り、マラガ空港を越えてマラガ・マリア・ザンブラーノ駅(マラガ街中)

まで行って高速バスAlsaでグラナダ・バスターミナルに19:40到着。

バスターミナルからUberでホテルへ。

荷物を置いたら、グラナダ名物タダタパス

(ドリンク頼むと、タパスが一品無料サービス)を楽しみたいと思ってた。

 

行きたい街にすべて行き、かつできるだけ陸路でと思うと、

この旅程はかなり魅力的で、思いついたときにはやった!✨

と思ったんだけど、私にはハードル高くて😅

少しでも体調悪かったり、うまくいかければミハスを諦めてマラガからグラナダに直接行くのもアリだと考えてた。

 

この旅で、この日ともう1日、移動しながら観光する日があって、

やっぱりとても大変で、電車の時間を過度に気にしてしまって、予定よりも少し観光を早く切り上げるなど

心配性な私には向かなかった。よほどのことがなければ、観光と移動は別にしたい。

 

でもな・・・今回はしょうがない。行く予定がなかった場所を後からねじ込んだし、

結果無理してでも行ってよかったと思えるからヨシかな・・・。

 

 

 

ピンチ①

飛行機内に土産の入ったエコバッグを忘れる。

 

リスボンの空港でやっと買ってもいいかなと思える鍋敷きを見つけて買ったのと

ポルトガルやスペインにたくさんあるALE HOPというお店(フライングタイガーみたいな感じ)で

ポルトガル名産のコルクのポーチとお風呂のアヒルさんを買った。

それらをエコバッグに入れて、機内の前の座席下に別の荷物と一緒に置いた。

飛行中ちょっと寝たんでしょうね。すっかり荷物の存在を忘れて飛行機を降り、

スーツケースターンテーブルに向かいながら、この先の行動をシミュレーションしてみた。

まず、スーツケースに今買った土産を入れて、電車を探し…

え?今買った土産?土産?ないじゃん!絶対機内に置いてきたーーー!

 

ってことで、慌てて先程の出口へ行った。

乗ってきた飛行機✈️はこれからまたリスボンにとんぼ返りするようで、多数の乗客が搭乗を待ってた。

 

わたしはスタッフに事情伝えると、また別のスタッフに伝わり、機内を見てくれることに。

でも彼女すぐに手ぶらで戻ってきて、今ちょっと立て込んでるから後でね、と。

所在なくぶらぶらしてたら、別のスタッフから何してるのか聞かれ、また事情を話したら、

「もう遺失物習得の方に行っちゃったかもよ」と。

既に拾われて、いろんな人の手を渡って、うまくいけば数日後遺失物ボックスに入るのかも。

この後周遊だから取りにこられないし😭

悲しいーーー、けど旅にハプニングはつきもの。

このぐらいで済んで良かったと諦めようか・・・。

どうしたものか・・・と思ったら、私のエコバッグを持って先ほどのスタッフさんが戻ってきてくれました😭😭😭

感動しました。ポルガル航空さん、ありがとう😭スペインの印象も一気に上昇⤴️

鍋敷き大事にします😍

 

対策: イレギュラーのものを機内に持ち込む時はカラビナで通常荷物に連結させよう。

 

 

この旅のお土産たち。

左下の白に水色の模様があるのが、当該鍋敷き。

左上のがコルクのポーチ。真ん中ら辺にアヒルたち。

 

ピンチ②

予約して前払いしたコインロッカーが、運営してなかった。

radical storageというサービスがあって、簡単に言うと荷物版AirBnbって感じで、個人が預かってくれるサービス。

アプリで荷物預けたい場所を検索して、前払いして、その場所に荷物持って行くだけだし、

コインロッカーがない駅とかではとても助かる。

預かってくれるのは本当のロッカーのこともあれば、スーパー、雑貨屋などの空きスペースのこともある。

 

わたしは今回フエンヒローラの駅近で予約して、そこにたどり着いたら、スペイン語で拒絶され、

英語でもうサービスは終了したのか?と聞くと、「Si!」と全力で言われ・・。

いや、シーじゃなくてお金も払ったでしょ?というも、両手を広げてわたし知らないーという感じ。

今日だけお願い!と頼んでもノーで、どうも勝ち目はなさそう・・

仕方なく、このサイトにチャットで問い合わせた。

 

そしたら、一応丁寧なお返事が帰ってきて、「この事態を把握しておらず、ご迷惑おかけしててすみません。

今後このようなことがないようにします」って言ってはくれるんだけど、どーすんの!

ミハスにはスーツケース預ける場所はないと事前に確認してたし、ここでなんとか探すしかない。

もうこのサービス使いたくないけど背に腹は変えられず、調べたら別のお店を発見!

チャットの方に、新しいところ予約するけど、必ず前の分は返金してください、と書き込みその別の店に行った。

そちらはウェルカムな雰囲気で預かってくれて(バス停からだいぶ遠かったし、この会社にはモヤモヤするけど)

せめてもの救いだった。

 

対策:今後Radical Storage使う時にはあらかじめPlan B、Plan Cを決めておいて、ダメならさっさと次へ行く。

 

その後Uber乗るつもりだったけど、身軽になったしバスがわかりやすかったので、バスで行っちゃえ🚌となり、交通費を浮かした。そしてミハスの念願の景色と

大好きな地中海を3時間ほど堪能。

 

 

 

ピンチ③

帰りも🚌でフエンヒローラまで戻り、スーツケースを受け取って電車🚃に乗った。

行き先はマラガ・マリアザンブラーノという街中の駅。

車内で、「我ながらほんといい旅程だなぁ」などと思っててふと、

うん?私さっき往復でチケット買わなかった?😱

 

マラガ空港とフエンヒローラの往復?ってことは、マラガ空港からマラガ街中までは無賃乗車?

まさかーーー🙈嘘だと言ってくれ!

どどどうしよう。マラガ空港で降りて、チケットを買って乗ったら街中からグラナダのバスに間に合わない。

その時間以降のバスに空きがあるか慌てて調べたら、2時間後に1席空席あり。

1席かあー💦でももうそれに賭けるしかない。もしかしたら胸中にグラナダ行けないかもしれない。わたしのバカーーー!

 

と思って、マラガ空港で降りようとしたんだけど、なぜか気が変わった。

無賃乗車の罰金はおそらく15〜100ユーロ(2600-17500円)ぐらい?

スペインの本当の事情は知らないのでもっと高額かもですが、

だいたいこんなもんかと。無駄になるバス代は2500円ぐらい。差額最大15000円。

今日はピンチの連続でさすがに疲れているから、グラナダに早く着きたい。

2時間後のバスに乗れたとして真っ暗だろうし、乗れなかったらどうする???

普段なら15000円ももったいなすぎて・・・だけど、おっちょこちょいはお金がかかるもの💸

と割り切って払おう!😭

 

そして、マラガ・マリアザンブラーノ駅に到着。

この路線には日本みたいに出口に改札がある。運命の瞬間。

もしかしたら、このチケットで抜けられるかも?という期待虚しく、ガシャーンと閉まった💦

万事休す!

 

改札にある小さい窓口のお兄さんに、

「閉まっちゃったんです」となぜか演技を始める私。我ながら人間性を疑います・・・

お兄さんは私のチケットをスキャンして「これ、ゾーンが違うよ?」

私「ゾーン?・・・あ、私間違っちゃったかも・・・」

お兄さん「ダメだよ、ちゃんと切符買わなきゃ」

私「いくら払えばいい?どこで?」

とやってたら、お兄さんのところに改札の向こう側にあった長蛇の列がさらに長くなって

お兄さん「ああ、もういいよ。もう一回通ってみて」

私「・・・」

いや、きっとそれは無理・・・と思いながら言われた通りもう一回通ってみたら

なんと開きました。開けごま〜〜〜が通じたかと思うほど、パッカリと。

 

どういうこと?と思いながら、ちょっと離れたところにいるお兄さんに

「グラシアス〜」と行って意気揚々と駅を後にする私。

 

こうして予約していた高速バスに乗れ、明るいうちにグラナダに着き、ただタパスを楽しめた🍷

結局Uberは一度も使わず、すべて市バスで賄えて結果オーライ✊

 

ほんとこの日はハラハラしっぱなしで消耗したなぁ〜

でもこういう思い出こそ、後で振り返ると面白いんだよね〜🤣

 

この夜のただタパスはこんな感じ、ミートボールとスナックみたいなもの。



こちらが翌日のタダタパス。

ワイン代3.5ユーロだけでこれが楽しめるなんて。

少食ならあと一軒行けばお腹いっぱいになりそう。