銀河連合より
シリウスBの医療従事者マイラ(タシュケル種族・元ナヤン星出身)
彼女は、私が子どもの時にグレイに誘拐された際に、救助してくれたチームのひとりでした。
彼女は、数十年、銀河連合内のメディカル・チームとして、色々なプログラムで働いていました。
ソーハンが当時キャプテンをしていた、銀河連合の軍艦XL6の中で働いていました。
私の誘拐体験については、2020年に最初に出版した『110の宇宙種族と未知なる銀河コミュニティへの招待』に書いています。
ソーハンとは今世、ここで初めて対面し、その時にマイラとも初めて会いました。
また、軍船のパイロットだったヴァルネックとセラディオンにも会いました。
マイラはその後、銀河連合の4つの人工衛星ステーションの内のひとつで仕事をしています。
彼女の専門は、バイオ・テクノロジーの研究で、特にニューロン・インプラントの専門家です。
私は、何度も彼女のいる宇宙ステーションを訪問し、彼女と仲良くなっていきました。
次に出版した本『この惑星をいつも見守る心優しき地球外生命体たち』に、銀河連合の地球の軌道にある、宇宙ステーションを訪問した時のことを書きました。
そこでは、マイラの夫であるジェイカーにも会いました。
彼は地球外の生物学者であり、微細胞の中の微生物のエンジニアです。
私が行った時、彼らがちょうど、救出されたハイブリッドの子どもたちを宇宙ステーションからケンタウルス座アルファ星系(セロ)に送り出す所で、ゲートに立っていました。
この子どもたちは孤児であり、新しい家族を探すために、セロ星に行ったのです。
マイラは、彼らが地球のアライアンスによって、どうやって救出されたかなども、私に教えてくれました。
また、この子どもたちをどうやって身体的、またメンタル面においても、癒してきたかを教えてくれました。
マイラ自身も、ひとりの子どもを養子として迎えています。
素晴らしい女の子に成長したガイアで、彼女のオーラは輝いていました。
話すことはなく、全てはテレパシーでのコミュニケーションで、口は食べる時だけに使います。
彼女は私を見た瞬間に、すぐに私の本質を見抜き、私自身以上に私のことを知っていました。
彼女はだいぶ背も伸び、とても細身ですが元気にしており、今はナヤン星で母親のアシスタントとして、メディカル・センターで働いています。
マイラ
ナヤン星の首都の中のウシュリという地区にあるメディカル・センターで、バイオ・テクノロジーの研究員として働いているマイラです。
私は、救助された子どもたちに長いこと従事しています。
あなたたちがグレイと呼ぶ種族を、私たちはドウ、或いはドウ・フーと呼びますが、彼らはゲノムがダブルであるというのが特徴です。
ハイブリッドの子どもたちには、3タイプあります。
最初のタイプは、銀河の長い歴史の中で、自然と発生した混血です。
地球人と他の星人たちとのハイブリッド、それから他の銀河から来た種族との間でも起こりました。
2番目のタイプは、ネブ(ネガティブなグレイ系6種族からなる)の計画によって、生まれたハイブリッドです。
地球人は被害者となり、子どもだけでなく、大人も色々な生き物も被害に遭いました。
グレイの女王が解体された際に、勇敢な地球のアライアンスが命をかけて、彼らを救出してくれました。
救出の際に、命を落とした地球のアライアンスのメンバーもいました。
非常に大きな計画があり、大量にハイブリッドが生産されてしまいました。
この生産は、地下で行われていて、闇の地球の政府が契約し、許可させていたのです。
恐ろしい酷いことが地下で行われていて、あらゆるハイブリッドの研究がされていました。
数年前に救助した話、そして私な娘となったガイアの話も紹介しました。
今、ほとんどのハイブリッドたちは救助されました。
3番目のタイプは、救助できなかったハイブリッドたちです。
彼らは地球の地下施設にいないかったので、見つけることができませんでした。
オリオン座のどこかに、行方不明になっている子どもたちがいることだけは分かっていますが、その場所が分かりません。
おそらく、どこかの異なる次元に連れて行かれたのだと思います。
そして、彼らは未だに洗脳から外れておらず、地球人を騙すための間違った情報を送ることをしています。
例えば、地球人の女性を誘拐しそのお腹にグレイの種を仕込み、彼女たちは妊娠しグレイとのハイブリッドを出産しています。
出産する前に盗まれることもあり、やはり自分の子どもですから、母親としては自分の子どもを歓迎したい——だから「グレイを地球に歓迎しましょう」と、情報を流していました。
グレイとのハイブリッドの植民地を、地球上に作ろうとする動きがありました。
彼らは「自分たちが未来の地球人である」という典型的な嘘をつき「自分たちのDNAの修復のために、現在の地球人と交わる必要がある」と言ってきます。
ですから、我々が救助する際に最初に行う作業が、ネブの女王との接続を切ることでした。
グレイは、地球へ直接侵略することは銀河連合との戦争になるので、上手く宇宙の法則をすり抜け、地球人がグレイを歓迎するように計画したのでした。
銀河連合は、この問題を地球人に忠告しましたが、偽情報の広がりの方が大きく拡散されていきました。
これが、タイプ2とタイプ3の違いです。
同じ計画の中で生まれたハイブリッドたちですが、彼らの運命が異なるということです。
救出できるものなら、どんな事をしても救出していましたが、居場所を突き止めることが、どうしてもできませんでした。
兵士たちによって救助され、メディカル・センターに連れて来られた子どもたちは、地球人の女性の心理学者たちによってケアがされてきました。
彼らは地球人とのハイブリッドですから、やはり地球人の周波数が、彼らを安心させるために大事な要素でした。
女性であることで、母親的な存在として、子どもたちに安心感を与えることもできます。
心理学者たちからのケアを受けた後、彼らは栄養や細胞の修復をする液体の入ったポッドの中に入ります。
ネブの女王と接続されていた脳内のインプラントは、除去されました。
その後、彼らのゲノムをスキャンし、可能な限りネブのゲノムを排除していきました。
彼らの免疫力に支障を与えない限界まで排除しました。
次にもうひとつの異なるポッドに入り、そこでは内臓組織などに問題があった場合には、そこで修復し身体全体の免疫力のブーストを行いました。
ポッドの中には、1〜2日入ったままになります。
次にまた心理的なケアをしていきますが、ここはとても難しい部分でした。
その後、メディカル・ケアのメンバーたちと、とてもゆっくりと時間をかけた過程を経て、回復していきました。
ほとんどの子どもたちは、テレパシーでのコミュニケーション方法をとりますが、中には声を発生できる子もいます。
本当に大変な作業でしたが、とても価値の大きな、やり甲斐のある仕事でした。
この仕事で発見したことは、自分の感情を使った意図で、人を変えることができるということ——この体験は、私の人生を大きく変えました。
どんな生き物でも愛をもって接することで、彼らも愛を知り、愛を返してくるようになったのです。
私たちみんなを愛してくれるようになり、その愛はこの銀河よりも大きな愛でした。
地球ではまだ、里親を見つけるのは難しい状況だったので、ケンタウルス座アルファ星系の主星であるセロ星が一番良いであろうと考え、そちらで養子縁組をしていきました。
それ以外にも、地球で呼ばれる名前では、プレアデス星団の中の星や、エリダヌス座ε星、へびつかい座のバーナード星、くじら座タウ星などにも行きました。
彼らは、里親たちに非常に愛されて育ち、今とても幸せに暮らしています。
私が養子に迎えたガイアも、今は背の高い美しい大人になり、私のアシスタントとしていっしょに仕事をしています。
彼女は、宇宙の叡智と完全に繋がっています。
コミュニケーションはテレパシーのみですが、テレパシーを使わない種族と対話するためのネックレスをつけています。
このネックレスは、自分の意志を脳波に伝達し、それを言語化するというデバイスです。
自分で必要な時だけオンにすることができます。
私は、ガイアをとても誇りに思っていて、彼女は私の喜びでもあります。
私にとって、彼女は私の他の息子——ダラムとコーリージェンと同等に大事であり、息子たちも夫も、彼女をとても愛しています。
私たちの家族は、このようなハイブリッドの子どもたちを迎えた家族の典型的な例です。
彼らが、また普通の生活に溶け込み、愛し愛されるチャンスを与えることです。
私は、銀河に生きる全ての子どもたちに、このようなチャンスが与えられることを望んでいます。
彼らは、未来を築いていく存在であり、無限の可能性を秘めています。
グレースを体験するチャンスを与えたいです。
特使エレナより
生きとし生けるものの、全ての心の中には「愛」が存在します。
マイラから3つのタイプの説明をしてもらいましたが、銀河連合は、この問題に何十年も対応してきました。
この銀河では、完全にひとつのオリジナルの種族だけが暮らしている星も幾つかありますが、大半はみんな混血(ハイブリッド)であり、星間・銀河間のミックスです。
地球では、とても美しいことが起こっています。
古代の文化で言われることは「木は根がたくさん生えるほど、木は強くなり美しくなる」です。
多様性は、進化の過程で自然と必要になっていきます。
タイプ1は、自然発生のハイブリッドで、タイプ2と3は、人工的に発生させたハイブリッドです。
ネブは若い女性を子どもの頃から誘拐し、種を仕込むような卑劣なことをしていました。
私は、運良く子どもを産む前に救助されたひとりであり、そのレスキュー・ミッションは、地球のアライアンスと銀河連合が共同でしていました。
そして、救助された子どもたちを宇宙ステーションで育て上げていく仕事は、私の親愛なる友人メラニー・シャレイ(ソーラー・ウォーデンの元キャプテン:ジャン・チャールズ・モヤーンの現在の奥様)も行っていました。
ネブは、自分たちの宇宙船に誘拐したり、地下の軍の基地内で、人工授精をさせるようなことをしていました。
これは、1955年から始まっていた計画ですが、2021年にネブを崩壊させた時点で、もう完全になくなっています。
2021年に、地球の歴史は大きく変わりました。
ネブという帝国は完全に崩壊し、このような計画が完全に終わったからです。
しかし、その間に生まれた何千万人というハイブリッドたちがいました。
ほとんどが、グレイの宇宙船内、或いは地球の地下基地に何十年と暮らしていたわけです。
地球の地下にいた子どもたちは、全員救出ができました。
地球のアライアンス、ソーラー・ウォーデンが、特に救助に当たりました。
そして、子どもたちは今、ヒーリングを受けて、肉体的にも精神的にも回復しています。
なぜ、地球には戻って来れないのかというと、まだDSがいるからです。
彼らは、また地球で誘拐され、酷い目に遭わされる可能性があるからです。
だから、他の星に行き、新しい家族と幸せに暮らしています。
消息不明になっている子どもを探す作業も、まだ続けられていますが、おそらく他の次元のバブルの中に送り込まれている可能性が高いので、非常に困難です。
しかし、1億分の1でも可能性があれば、絶対に諦めません。
ひとりの命でも救えるのなら、諦めずに探していきます。
まだグレイに洗脳されたまま、それを信じてしまっている女性たちがいます。
ですから「グレイを歓迎しましょう」とまだ言っていますが、それは信じないでください。
彼女たちも被害者ですが、もう洗脳されていないのに、それをまだ信じてしまっているので、どうすることもできません。
グレイの問題は、もう過去のことであり、彼らは我々の未来の存在ではありません。
私たちの未来は、銀河の仲間たち、色々な種族という多様性を受け入れて、皆が手を取り合って、仲良くしていく、素晴らしいものなのです。
ですから、今から自分と見た目が違う人たちを受け入れる、自分と違う考え方を持つ人を受け入れることを、練習していきましょう。
ただし、人に危害を加えるような人はだめです。
色々な考えを受け入れるのは、進化の過程で大事ですが、人に危害を加えることは、あってはなりません。
昔から、今もずっと、それはあってはならないことです。
私たちが望む世界を構築していくのです。
どんな世界に住みたいのか、それを考えて想像・創造していきましょう。
愛がガイドしてくれす。