共に過ごして8年のhonda freed hybridを事故で廃車。3ヶ月愛車なしで過ごした。
我が家はこれまで2台持ち。8年自分の愛車であり続けたfreedも、思い出いっぱい
詰まった愛車であったことは疑う余地がない。それでもの自分用のクルマがなくても
日常困ることはなかったが、もともと無類のクルマ好き。物足りないこと甚だしく、
どこかでチャンスがあればという野心は持ち続けていたところ、縁あって
alferomeo mitoを手に入れることになりました。人生初の輸入車です。
alferomeo といえばイタリア車。走りの大好きなメーカー。歴史あるブランドと
して認知されているが、その一方で日本車と比較して品質や、修理、維持費の問題
などを抱えていると思われる。そのようなネガティブ要素に囚われたら、おそらく
今後輸入車を持つ機会なんてないぞ、と、清水の舞台から飛び降りたわけである。
納車当日、窓が突然開くというトラブルに見舞われたが、挟み込み防止のセンサーが
過剰に働いたせいと判明。気にしないことにして妻と娘を誘い一番近くの海、幡豆ヘ
出かけることにする。T海岸に面した場所にピザハウスがある。腹を空かせた娘には
丁度よい。イタリアは半島の海洋国家。海が似合うだろう。そこでイタ飯の端くれ
ビザを食う。ピザはジェノベーゼソース。とてもイタリアンでいいじゃないか。店の
ちょっとしたとても日当たりのいい畑でバジルを育てていた。バジルは葉を食べるので花を咲かせちゃダメ。虫にも気をつけなきゃダメ、と注意点が多い。昔はバジルを
育てる農家などなく、日本初の本格的イタリアンレストラン「キャンティ」では
バジルを自家栽培していたと聞く。それもあってあの店の名物はバジルパスタ。
いい具合に育っている。
我が家で作ったときのバジルバスタは一度目はペースト状のジェノベーゼソースを
茹でパスタに絡めるだけ、という手法を採った。が、なんかそれじゃない感が甚だしく、その後茹でたパスタにソースを掛けながら、キノコ、細切れベーコンなどと
いっしょにオリーブ油でもう一度軽く炒める、という方法に変えた。すこし自分の
イメージに近づいた。
写真を載っけてしまったので、ここでついでに書いておこう。1枚めの写真の背後に
写っている丘は室町から戦国にかけて、三河湾の海上交易を支配した小笠原氏の
居城があった場所である。正確には写真が写っているもう少し左になるのだが、小高い場所も支配地域だったに相違ないだろう。イタリアもまた古代より地中海交易に
よって栄えたローマ帝国という国を自己の歴史に持っている。
日本の田舎の海岸にalferomeo mitoを置いてみた。懐かしいか?
これからキミとの暮らしがはじまる。よろしく頼む。


