プレビューも、(当然)演鑑公演もみられなかったし
博品館にきてからもなかなか足を運ぶこと叶わず
昨日ようやく観てきました和彦先生ご出演の「タップジゴロ」再演。
あ、今回も、対象は観られない人限定で
思い切りネタバレですから。
これから初めて観劇される方は決して読まないで下さいね。
あらすじは、2010年3月29日のブログに
私なりにまとめたものが書いてあるので
観に行かれない方は、ご覧下さい。
今回、脚本の加筆修正が、かなり良かったと思います。
私がどうしても納得いかなかった、支配人の過去が
より分かりやすくなり、
外務省の役人、木下淳子との過去の関係も、初演では
(この二人の間には過去にそういう関係があったんだよね?ちがう?)
みたいな曖昧な感じでしたが、今回ははっきりと
「私、本気だったのよ」みたいなことを木下女史が宣っていたので
男女関係にあったのでしょう。
(まあ、そこは曖昧なのも良かった気がしますが)
竹中総次郎支配人に関して初演時のブログにはハッキリ書きませんでしたが
実は心の中で、だいぶモヤモヤしていました。
早川雪舟の執事の息子として、華やかなブロードウェイで過ごした幼少時と
銀座のキャバレーの支配人のギャップを埋めるものがわからなかったからです。
そして、和彦先生の演技は、
キャバレーペンギンが繁盛している物語の序盤から終始一貫して、
洒脱な中にも哀愁の漂いまくった総次郎でした。
店が繁盛しなくなり、支配人も落ちぶれてゆく後半はいざ知らず
前半の華やかなショーのMCでは、もっと明るさが欲しいなと
影ばかりでなく、光の部分がみたいな、と思ってました。
ところが今回、支配人は支配人になる前、「黒ドスの総次郎」と二つ名のある
ヤクザだったという設定が明らかに!
でも考えてみれば、
銀座のキャバレーの支配人がカタギであるはずもなく、
説明などなくても支配人の過去にある
影の部分を感じとるべきだったのかもしれませんが
あの当時の私には、その想像力が欠けてました。
和彦さんにも「前半の支配人が暗い」などと生意気なことを言ってしまい
さんざん後悔したものです。
和彦先生には、あれはああいう人物だから、と言われましたが
それでもどこか納得していない自分がいました。
だって、当時の日本人が到底知り得ない
ハリウッドの一流芸人をすぐそばで見知ってきた人なんだから!
と、そればかりに拘ってしまって。
けれど今回の加筆により
華やかなハリウッドの丘の大豪邸で、
本場の芸を目の当たりにしてきた過去と、
現在の間にある、「黒ドスの総次郎」の存在が、
笑顔でいても常に影のある、底抜けに明るくなれない支配人の
人物像をより明らかにしてくれました。
和彦さんには、説明などなくてもそれがわかっていらしたから
ああいう演技になっていたのでしょう。
ラストの終わり方も、なんとなく少し希望が見える終わり方に
なっていた気がします。
初演では、酒に溺れて身も心もボロボロになったジョニーが鞠子に、
後から(自分もアメリカに)追いかけて行くよ、と言っても
到底本当に行くとは思えなかったんですが
今回は、もしかしたら本当に行くかも?とも思える
少しだけ明るい余韻がありました。
しかし、本当にHIDEBOHさんのタップの音色は凄いです。
タップ音で感情表現ができてしまうのだから。
もうテクニックが凄いとか、そういう領域を越えている・・・。
歌でさえ、直接的な言葉でさえ、感情を表現することは難しいのに
HIDEBOHさんのタップ音を聴いていると
魂の叫び声が聴こえてくるようです。
楽しい時は、蝶の羽のように軽やかに
口に出せない寂しさや後悔、焦りは、
重く激しく、慟哭のように
言葉よりもずっしりと心に響いてくるのです。
それはもう、痛いと感じるほどに。
決して誇張ではなく、どうしてあんなことができるのだろうと
今回も再認識しました。
支配人に戻りますが(笑)
店がうまくいかなくなり、自分が落ちぶれていく中で、
鞠子からアメリカに渡って頑張る、もう日本には帰らないと
聞かされるシーンが、すごく好きです。
支配人の、自分のことはさておき、
若い才能ある歌い手のこれからを思う心からの笑顔に
支配人の優しさや、和彦先生のおおらかさ、暖かさが
溢れだしてくるから。
そして今回、自分がライブなどをやっている立場からの視点で
初演時にはなかった、得るものがあったので
薄れないうちに書き留めておこうと思います。(次のブログで)
Android携帯からの投稿
博品館にきてからもなかなか足を運ぶこと叶わず
昨日ようやく観てきました和彦先生ご出演の「タップジゴロ」再演。
あ、今回も、対象は観られない人限定で
思い切りネタバレですから。
これから初めて観劇される方は決して読まないで下さいね。
あらすじは、2010年3月29日のブログに
私なりにまとめたものが書いてあるので
観に行かれない方は、ご覧下さい。
今回、脚本の加筆修正が、かなり良かったと思います。
私がどうしても納得いかなかった、支配人の過去が
より分かりやすくなり、
外務省の役人、木下淳子との過去の関係も、初演では
(この二人の間には過去にそういう関係があったんだよね?ちがう?)
みたいな曖昧な感じでしたが、今回ははっきりと
「私、本気だったのよ」みたいなことを木下女史が宣っていたので
男女関係にあったのでしょう。
(まあ、そこは曖昧なのも良かった気がしますが)
竹中総次郎支配人に関して初演時のブログにはハッキリ書きませんでしたが
実は心の中で、だいぶモヤモヤしていました。
早川雪舟の執事の息子として、華やかなブロードウェイで過ごした幼少時と
銀座のキャバレーの支配人のギャップを埋めるものがわからなかったからです。
そして、和彦先生の演技は、
キャバレーペンギンが繁盛している物語の序盤から終始一貫して、
洒脱な中にも哀愁の漂いまくった総次郎でした。
店が繁盛しなくなり、支配人も落ちぶれてゆく後半はいざ知らず
前半の華やかなショーのMCでは、もっと明るさが欲しいなと
影ばかりでなく、光の部分がみたいな、と思ってました。
ところが今回、支配人は支配人になる前、「黒ドスの総次郎」と二つ名のある
ヤクザだったという設定が明らかに!
でも考えてみれば、
銀座のキャバレーの支配人がカタギであるはずもなく、
説明などなくても支配人の過去にある
影の部分を感じとるべきだったのかもしれませんが
あの当時の私には、その想像力が欠けてました。
和彦さんにも「前半の支配人が暗い」などと生意気なことを言ってしまい
さんざん後悔したものです。
和彦先生には、あれはああいう人物だから、と言われましたが
それでもどこか納得していない自分がいました。
だって、当時の日本人が到底知り得ない
ハリウッドの一流芸人をすぐそばで見知ってきた人なんだから!
と、そればかりに拘ってしまって。
けれど今回の加筆により
華やかなハリウッドの丘の大豪邸で、
本場の芸を目の当たりにしてきた過去と、
現在の間にある、「黒ドスの総次郎」の存在が、
笑顔でいても常に影のある、底抜けに明るくなれない支配人の
人物像をより明らかにしてくれました。
和彦さんには、説明などなくてもそれがわかっていらしたから
ああいう演技になっていたのでしょう。
ラストの終わり方も、なんとなく少し希望が見える終わり方に
なっていた気がします。
初演では、酒に溺れて身も心もボロボロになったジョニーが鞠子に、
後から(自分もアメリカに)追いかけて行くよ、と言っても
到底本当に行くとは思えなかったんですが
今回は、もしかしたら本当に行くかも?とも思える
少しだけ明るい余韻がありました。
しかし、本当にHIDEBOHさんのタップの音色は凄いです。
タップ音で感情表現ができてしまうのだから。
もうテクニックが凄いとか、そういう領域を越えている・・・。
歌でさえ、直接的な言葉でさえ、感情を表現することは難しいのに
HIDEBOHさんのタップ音を聴いていると
魂の叫び声が聴こえてくるようです。
楽しい時は、蝶の羽のように軽やかに
口に出せない寂しさや後悔、焦りは、
重く激しく、慟哭のように
言葉よりもずっしりと心に響いてくるのです。
それはもう、痛いと感じるほどに。
決して誇張ではなく、どうしてあんなことができるのだろうと
今回も再認識しました。
支配人に戻りますが(笑)
店がうまくいかなくなり、自分が落ちぶれていく中で、
鞠子からアメリカに渡って頑張る、もう日本には帰らないと
聞かされるシーンが、すごく好きです。
支配人の、自分のことはさておき、
若い才能ある歌い手のこれからを思う心からの笑顔に
支配人の優しさや、和彦先生のおおらかさ、暖かさが
溢れだしてくるから。
そして今回、自分がライブなどをやっている立場からの視点で
初演時にはなかった、得るものがあったので
薄れないうちに書き留めておこうと思います。(次のブログで)
Android携帯からの投稿
なんかもう、悔しくて、
昨日も今日も、和彦先生の至近距離に存在しながら
会えなかった、と、それだけのことなんだけど。
昨日は先生はみなとみらいホールで
ネオロマのライブでした。
私は山下公園でリレー・フォー・ライフから
みなとみらいのポケセン、ジャンプショップコース。
そして今日、先生は中野でWeb ラジオの収録
私はお隣の高円寺で、朗読コンテストのお手伝いを
してました。
・・・空しい。
Android携帯からの投稿
昨日も今日も、和彦先生の至近距離に存在しながら
会えなかった、と、それだけのことなんだけど。
昨日は先生はみなとみらいホールで
ネオロマのライブでした。
私は山下公園でリレー・フォー・ライフから
みなとみらいのポケセン、ジャンプショップコース。
そして今日、先生は中野でWeb ラジオの収録
私はお隣の高円寺で、朗読コンテストのお手伝いを
してました。
・・・空しい。
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