こんにちは。
久しぶりに朝ドラにハマっています。
(前回観ていたのは「おかえりモネ」でした)
日本女性として、初の弁護士、裁判官、裁判所長となられた実在の三淵嘉子さんを
モデルとしたお話。
題材的にちょっと硬いかな?と思っていたら、素晴らしい脚本、主演の伊藤沙莉さん魅力で
明るくコメディタッチも程よく効いて、かなりてんこ盛りの内容を楽しく、わかりやすい
ドラマに仕上がっています。
昭和初期の日本は女性は結婚すると「無能力者」とされていたんだそう。衝撃です。
そんな女性の幸せは結婚にあるとされた時代に、違和感を覚え、法曹を目指して勉学に邁進する
ヒロインを描いています。
理不尽なことには「はて?」と疑問を呈し、行動していく。
辛い時には吐き出していいんだ。
道を切り開いていく強い女性ばかりではない。日々懸命に生きている闘わない普通の女性にも、
生きづらさを抱えた男性にも寄り添うような、セリフが効いていて、毎朝ホロリと涙してしまします。
米津玄師さんの主題歌も素晴らしいですね。「100年前も〜♪」というフレーズが出てきますが、
ほんの100年前の日本は、女性はこんなにも権利がなかったということに愕然とします。
偉大な先人達の営みがあって、今は恵まれているな。という面は多々ありますが、
100年経ってもまだこんなか。。。と感じる面もたくさんあります。
ドラマを観ていて、涙が出るということは、そういうことですよね。
誰しも、女性であるというだけで、悔しい思いをしたり、無意識に我慢をしているんだと思います。
まだ、始まって1ヶ月です。
「虎に翼」毎朝本当に楽しみだし、私はBSでの7:30〜を観ているのですが、
それまでに、家事と身支度を終わらせよう!というリズムができて、とても良いですね。
このドラマを機に、夫婦別姓問題をはじめとする、さまざまな問題が前に進む機運が高まればいいなあ。
と思ったりします。そんな影響力も持つんじゃないの?という可能性を感じるドラマです。
固いだけではなく、コメディタッチなシーンがとても楽しくて、その辺りの塩梅がとてもいいです。
今週は、石田ゆり子様がワンちゃんの着ぐるみを着て、熱演されてました
伊藤沙莉さんと、仲野太賀さんの演技(顔芸)も毎朝楽しい
朝ドラ、久しぶりにハマってますが、朝起きるのが楽しみになるって素晴らしいですよね