「考えなければ、何とかなるよ。」
19歳の次男が私に言った言葉です。
別件で色々あり、へとへとになって帰宅したら、大学の春休みでバイトと
友達と遊ぶ、在宅している時はゲーム三昧、汚部屋の住人の次男が
リビングとダイニングまで散らかし放題にしていたんです。
「部屋をきれいにすること。教習所に通うこと。」
を約束していたのに。
で、疲れていた私は大声で「いい加減にして!何なのこれは!」
と、やってしまいました。怒鳴ることはないんです。
(勿論、次男も悪いけど)
慌てて、リビングにやってきた次男。
お互い、ごめんを言い合いながら、一緒に片付けました。
「ごめん、完全に八つ当たりだった。怒鳴ることなかった。」
「いや、散らかした俺が悪いよ。」
少し私の気持ちも落ち着いたので、気になっていたことを聞いてみました。
「お父さんと色々あって、お母さんは今やっぱり余裕がないの。
君は大丈夫かな?辛い思いしてるよね。」
「いや、大丈夫。考えなければ何とかなるよ。」
そう言ってました。
私は、その言葉を聞いて、
自分の感情だけで何てことを(別居を決めたこと)してしまったんだろう。
子供達を傷つけてしまった。どれだけの衝撃だったんだろう。
優しい彼らに甘えていたんだ。
(娘にはまだ伝えていないので)
長男にも、数日前に聞いたんです。
彼も「俺は大丈夫。お母さんの方が大変でしょ?」
そう言っていました。
親として、どう行動すべきだったのか。
これから、どう行動するべきなのか。
もっと慎重に考えないといけない。
被害者意識は捨てないといけませんね。