度重なる納期の遅延
それは、ベトナムならではのヒューマンエラーをリスクマネジメントに入れてなかったから。

寿司屋の経営の中でも、寿司屋の従業員はもちろん、取引業者まで、「やるやる詐欺」「できるできる詐欺」が日常的に横行していました。

それを当たり前とすることで、やるべきことが変わって来ます。

何をするにも時間がかかるのは、これらひとつひとつを疑ってかかり、用心深く確認をして、何かあった時にも対処できるような契約書を用意すること。

支払いもされない場合も多いので、全額前金か最悪でも半金は前金で受け取らないと仕事してはいけない。

よくよく分かっていたのですが…
何をするにも油断は大敵。
多くの人にご迷惑をお掛けした結果となってしまいました。

そして、全品使用不可。
容器は送り返されてしまうと言う、最悪な事態となってしまいました。

そこから、原料メーカーさんと化粧品工場とで、容器を新たに日本国内で手配をするべく動いてくださいました。

ようやくボトルが見つかりましたが、最小ロットは3,000本。もちろん、前金です。

経営再建中の我が社にとって、そう簡単に出せる金額ではありませんでしたが、それを発注しなければ始まらないので、なんとか工面して支払いをしました。

もう、2020年12月のことでした。

そこからの納期は??
なかなか正式な納期が開示されません。

工場も度重なるスケジュールの変更で、容器が確実に納品されてからでないと、スケジュールを調整しないということになっていました。


2021年2月
ようやくボトルの試作品が届きました。
これでOKであればスケジュールを確定しますと。

当初は12月中に発注すれば、3月には納品できると聞いていましたが、結果4月の納品になると。

話が違うじゃないか!と、なんとか少しでも早く納品して貰えないかと交渉してもらいましたが、これ以上は無理でした。

とにかくとにかく、ちゃんとエラスチンゲルを手にするまでは、ひとつも安心できません。

ゲルの中身、ボトル、箱。
全ての費用を前払いしており、これが納品されてから販売できるようにならないと、なかなか経営も大変な状況でしたが、とにかく待つしかない。

そして、いよいよまもなく納品!といったタイミングで、最後のトラブルが発生。

新たに日本で発注した箱でしたが、それに不具合があることが分かりました。
昨年末には既に納品していたのに、ギリギリのこのタイミングで検品ですか??
ってツッコミたくなりましたが、もうここも何を言っても納期が早くなるわけではなく、最後は日本の印刷会社さんと直接やりとりをしてもらって、不良分の印刷をしなおしてもらい、とにかく無事に納品されることを待つしかありませんでした。

せめて、中身が最高のものであって欲しい。
それぐらいしか祈ることができませんでした。

ようやく納期が確定して連絡が来ました。
納品は5月12日になります!

もう私も、納品されるまでは油断しませんよ。
とにかく届いて開けて確認するまでは、お客様にも言えない!
これまでだって、なんだかんだであっという間に1ヶ月経ったし、5月12日もあっという間に来る。

もう、無の境地でした。