私の起業STORY〜その36からの続き
私が起業したきっかけ、
会社になった経緯、
それは、本当にひょんな事だったけど、
それまで、その時々に、思い描く夢、目標がありました。
昨年、
という記事を書いていました。
あれをしたい、これをしたい、
そんな夢ももちろんあるけれど、
それよりも、もっと、
事業を大きく成功させた後に
叶えたい目標があるし、
その目標を達成するためには、
まずは事業の成功が絶対条件だと思っています。
師匠に読んでごらん!と勧められた、
林業の父、「金原明善の一生」に、次のような言葉がありました。
人を救ひ、世を利するには必ず財を要するを知り、経国済民を論ぜずして、先ず財を蓄え産を殖することを勤めたり。
まさしく、
これが私の思うところでした。
ひょんな事で一歩踏み出した後に、それをやらなきゃいけない理由が見つかる。
世の中のたくさんの問題が、私を奮い立たせる。
私が世界一になりたい!
と、思うのは、
世の中を良くしたい!!
と、思うから。
ただそれだけ。
そのためだったら、諦めずに頑張れる。
人は、自分のためにはそこまで頑張れない。
でも、人のためなら頑張れる。
言い換えれば、
世の中を良くしていくことを
諦められない。
私が自分自身の夢がなくなって、
ポッカリと目標を見失った時にでも、
上手くいかなくて、たくさんの壁が立ちはだかったとしても、
すぐに立ち上がって前に進むことができるのは、この諦められないものがあるから…
そして、「この本を読んでごらん」と、勧められたこの本や、毎日目にするニュースや、人との会話の中で、それを思い出させるヒントに出会うからです。
そんなこんなで、
次なる目標を掲げることになる、
その時の出来事に戻りますね。
そんな事よりも、前回のお話にあった、
藤田社長がメールで繋いでくださった、
ママ事業部の部長さんに会いに、
東京に行きました。
結果…
私たち、まだ役に立てるところがない。
WEBとリアルの融合は、この頃から言われるようになりましたが、まだ接点を見つけることができませんでした。
せっかくの社長直々のチャンスを
掴むことができなかった私。
ここから先の
チャンスを掴むための準備ができていなかったことを痛感するとともに、師匠の周りに現れては消えていく、経営者の人たちを思い出しました。
人は、自分がチャンスを掴めなかった時、
自分が利益を得られなかったことを、相手のせいにして、「あいつは使えない」的な文句を、なぜか上から目線で言うことがあるけれど、この時私が経験して感じたことは、
このステージで戦える武器を持っていなかった
ただそれだけなんです。
その武器はビジネスモデルであったり、商品やサービスの価値であったり、その人自身であったり。
この時私は痛感しました。
今までのビジネスモデルでは、さらなる上のステージでは、まったく役に立たない!
ビジネスのヒエラルキー
上位5%と、その他95%の境界線は、
すぐそこで目に見えているのに、果てしなく遠い大きな海峡があって、そこへの道は、今までのようには進めない。
せっかく出会えたご縁を繋ぐのには、
その道になるビジネスを見つけなくちゃいけない!!
その日、
一緒に東京へ行ったスタッフに、今までの仕事をすべて託し、私は新たなる自分の仕事を、探すという物語を歩き始めることになりました。
続く