今回の総選挙の1票の格差、
さて4倍の格差は違憲か否か。
各小選挙区における有権者数に注目し1票の格差に問題があると言われることがある。
しかし私は地方の声を国政に反映させるため地方への議席配分を多くしても良いと考える。
それよりも今回の総選挙における1票の格差によって議席配分が極端に歪められていることのが
大きな問題であり、ぜひ心ある法律家が提訴すべきだと思うが如何だろうか。
どういう事か。
全国11ブロックの自民党の得票率を見れば以下の通り。
北海道 37%
東北  41%
東京  33%
北関東 37%
南関東 35%
北陸信越 42%
東海  37%
近畿  30%
中国  43%
四国  42%
九州  40%
全国   36%
全国で36%の人が自民に投票したが、
比例区のこの得票率こそ今回の選挙における有権者の意思表示であり
高市旋風による自民の支持率である。
小選挙区を含めれば自民は316議席を獲得したが
これは全465議席の68%になる。
非自民には64%の人が投票し獲得したのは149議席で32%を占めた。
自民は316/36,非自民は149/64,自民の8.8に対して非自民は
2.3なので1票の格差は何と約4倍に達している。
この選挙は人権を侵す憲法違反の制度である。
では比例制度こそ実際の支持を反映する理想の仕組みだろうか。
そうではない、このやり方は極めて問題が大きく、もし重複立候補ができなかったとしても
全く賛成できない。
当選者は有権者が決めるべきであり、そうであればこそ投票率も上がる。
現行は確かに党別当選者数は得票数で決めているかもしれないが
実際の当選者を決めているのは政党幹部、有権者は馬鹿にされている。
これほど主権を侵害する制度は改正し、候補者への投票に変更し、政党名での投票は
政党別の立候補者数で等分する。
小政党が1人しか立候補していなければ候補者名の票も政党名の票もその候補の得票。
2人なら半分、3人なら3分の一ずつ。
大政党が10人立てていれば10分の一。
その10人の中に集票力のある候補がいたとき、下位候補はドントなどという方式で
すくい上げられてしまっている。
当選者を決められないだけでなく、比例は大政党に有利な方法だ、死に票の数は
平等である、と言うことに騙されて死に票率は極端に差がある。
小選挙区と同様に単純に候補者別の得票数によって当落を決めればいいだけのことであり
それでこそ平等な仕組みだと言える。