昨日、Eテレ趣味の園芸で
北海道・上野ファームが放送されていました
その中で「気候が変わってきている」と話されていて
そうとは思っていたけれど
やはり北の大地もなんだと改めて思ったのでした
今日も暑くなりますね
水分補給を忘れずに無理しないで過ごしましょ
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ほどなく、お別れです 長月 天音著 小学館文庫
大学生の美空は、東京の葬儀社「坂東会館」でアルバイトをしています。
そこには僧侶の里見と組んで訳ありな葬儀を担当する漆原という男性スタッフが
いました。漆原は美空のある能力に気づき自分を手伝うように言います
そして、僧侶の里見と共に亡くなった人と遺族の思いを繋ぎ心を尽くして葬儀を
執り行います。
不動産業界への就活にことごとく失敗していた美空、
美空を守り寄り添ってくれていたのは…
3つの葬儀にそれぞれミステリーぽいところもあり先を読み進めたくなりました
死という悲しいテーマなのに、心温まるお話でした
私自身の葬儀は不要と思っていましたが「形だけの葬儀でなく、死者にとっても
遺族にとってもきちんと区切りとなる式をするのが俺の仕事だ」と漆原の言葉を
読み、葬儀の必要性を感じました。出来ることなら漆原と里見、美空に頼みたい
と思ってしまいました(^^;
作者がこの本を書いたきかっけは2016年にご主人を看取った経験からだそうです
漆原のセリフには、ご主人を看病しながら生と死を考え続けていたことが反映され
ているそうです。だからなのか、漆原の厳しい言葉に重みと温かさを感じました
涙腺弱い方は読む場所にご注意です(^^;
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お付き合いいただきありがとうございました
今日も笑顔でご機嫌さんに(^^♪