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梅雨明けは近いかな
これからが夏本番なんて恐ろしい・・・
風待ちのひと 伊吹有喜著 ポプラ文庫 (再読、図書館)
心の風邪で休職し、母を亡くしたこともあって海沿い岬の家の片付けも兼ねて
滞在している哲司。家族を失った傷を抱え 夏になるとヒッチハイクで海辺の町に
帰ってくる喜美子。
39歳の二人は偶然出会い、喜美子は哲司の母の遺品整理を手伝うことに・・・
疲れ果て眠れない日々の哲司は、喜美子や町の人の優しさ温かさで心が癒されてい
きます。そして喜美子もまた哲司の母が残したクラッシクやオペラのCDなどに傷
ついていた心が癒されていきます
二人の距離が縮まって心惹かれあうようになりますが、哲司には東京に妻と娘が…
住む世界が違うからと悩んだり・・・大人の妙な計算をして追う事をせず逃げたり
今まで 知らん顔だったのに誰かに盗られそうになるとあわててみたり…
あ~、大人って せつない。。。
大人だって 優しく包まれたい
誰だって 人は 愛されたいんだ!
心が風邪をひいたからって それで人生終わったわけではなく
「風待ち中、いい風が吹くまで港で待機しているだけ」
いつか必ず風は吹く
その風が吹いたら 風を感じたら、勇気だして 飛び乗ればいい
のんびり焦らずボチボチと![]()
「四十九日のレシピ」が有名ですが、伊吹有喜さんのデビュー作
第三回ポプラ社小説大賞特別賞受賞
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実はこの本、2014年に読んでたんです
表紙をみても、あらすじを読んでもピンとこなくて
読み始めたら思い出すかとも思ったけど・・・
私の脳みそ大丈夫かしら・・・友達は忙しい時に読んだんじゃないのって
言ってくれるけど我ながら心配![]()
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お付き合いいただきありがとうございました
今日も笑顔でご機嫌さんに(^^♪
