今日は春の陽気になりました🌸
大阪市内に用事があり、その前後に
2つの神社に上がらせていただきま
した
2つとも初めての神社です
①「少彦名神社」
御祭神は「少彦名命」
(すくなひこなのみこと) と
「神農炎帝」(しんのうえんてい)
の2柱です
大阪市内の薬の町「道修町」
(どしょうまち)と言うところの
ビルの谷間に鎮座されています
古事記にも日本書紀にも登場する
神様で薬と医療を司る薬祖神として
崇敬を集めています。
少彦名命をお祀りする神社は全国に
いくつもあると思いますが、有名な
のはやはり日本屈指の薬の街の
道修町 にある「少彦名神社」かと
思います
武田、田辺、塩野義、小野、小林、
大鵬、扶養等、他にも沢山の製薬
会社が、江戸から明治にかけてこの
道修町からスタートしています
今こそ新薬開発が日進月歩で進歩
しており、その恩恵でこれだけ
日本人が長生きできているのも、
これらの歴史があってのことです
隣のビルには「くすりの道修町資料館」があり、私は館内にある紹介
ビデオ、歴史ビデオには釘付けに
なって全てしっかり見学してきま
した(ちなみに入館は無料です)
もう一柱の「神農炎帝」は、中国
医薬の祖神で、ここ道修町の地元
では「神農さん」と呼ばれている
そうです




②「難波八阪神社」(なんばやさか)
インスタ映えしてる神社です
私は今までこの神社にはあがらせて
もらおうとは一度も思ったことは
なかったのですが、今回帰りの駅の
途中に、少し寄り道をして話の種に?あがらせてもらいました
鳥居をくぐらせてもらって瞬時に
もう2度とここの神社には来ないな
と確信しました
まさにインスタ映えするだけの神社
でした。後悔しました。
参拝客?は多かったのですが、
9割程は訪日観光客で、あと1割が
この春卒業したような若い女性の
グループでした
訪日観光客はじめ、皆さんとにかく
拝殿やその向こうの神殿まで等
写真を撮るわ、撮るわ、撮るわ😱😠
鳥居の向こうは、神様が座して
いらっしゃる神域で、所謂神様の
住居です。家です。
そこをどこの誰か知らない人が
神様に許しをいただかず、バチバチ
気軽に写真を撮っていいわけがないし、またそこの神様の財産である
御神木(ごしんぼく)には、注連縄で
結界(けっかい)をしっかり張ってる
のに、そこを跨いでベタベタと
御神木を触るなど言語道断です
逆を考えると、自分の家に、会った
ことのない見知らぬ者が、挨拶も
無く急に家の中に上がってきて、
家の中の絵画や花瓶や置き物等に
触れまくって、さらに断りもなく
遠慮無しに家の中の写真を撮りま
くったらどう思うかと言うことと
同じです
そしてそういう事をしながら神様に
お願い事をしても、神様が聴くわけ
ありません。全く無視されていると
思います。むしろ早く帰って下さい
と思っていらっしゃると思います
当り前のことです
境内でタバコを吸う、ペットを連れてくるなども同じ行為です
ここの神社の御祭神は、これでは
神威が高まるわけありません
神社の形をした観光地同然です
本来我々と天上の世界にいる神様では、そもそも話にならない以上に
レベルが、格が、違います
その神様に無礼をするのでなく、
頭を垂れて、心から感謝することで
初めて神様も振り向いてくれるもの
だと思います
と言う事で、この神社はそういう
神社なんだと、私が理解すれば済む
話でした
今日は午後からはいささか嫌な思い、悲しい思いをしながら帰宅しました
